私が会社に行きたくないと思うときは、いつも朝です。
目が覚めて、布団の中で「ああ、会社に行きたくない」と思い、休む理由を考え始めます。
とりあえず起床だけはしてみようと思い体を起こすのですが、その後の結果は二通りあります。
①自分を励ましながらなんとか出勤できるとき、②嫌な気持ち、申し訳ない気持ちになりながらも休むとき。
①が常にできれば良いのですが、そもそも身体症状(頭痛、胃痛、吐き気、めまい等)が出ている状態、もしくは理由のわからない涙が出る状態になり、身支度すらまともに出来ないこともあります。
そういったときは②になるのですが、これは実は①より苦痛で、ただ身体がしんどいだけではなく、なぜ休んでしまったのか、出勤できたのではないか、迷惑がかかっているのではないか、陰口を言われているのではないか…と、延々と考え続けます。
私の場合は特に夕方~夜が元気が良いので、余計に自分を責める傾向にあります。①の場合は、その日の気分はそんなに悪くありません。
通勤中はほの暗い気分が続きますが、職場に着くと元気(空)が出て、おおよそ一日持続します。
そして夕方~夜には達成感もあり気分よく、そして次の日の朝には、その日よりもずっと憂鬱な朝になる、というサイクルです。
職場環境が良くない
評価する基準がはっきり決まっていない
原因は実ははっきりわかっていません。
職場に着くと一時的に気分が良くなるからです。
おそらくこうかな、と思うことは、①仕事にやりがいがない、②そもそも自分に合っていない、③職場環境が良くない、というところです。
①については、職場で人を評価する基準がはっきり決まっていないということろがあると思います。
上司が部下を褒めることがなく、また叱ったり励ましたりすることも殆どありません。あるのは当たり障りのない雑談が殆どを占めています。
どうしても疲労感が強く出てしまう
②は自業自得なところも多いのですが、元々人と話すと疲れやすい体質であるのですが、好きで接客業をしているため、得意分野で仕事をすることと比べても、どうしても疲労感が強く出てしまいます。
特に激しいお客様に出会った時のダメージは大きく、その一件だけで大きく疲れてしまいます。
寝ても中々回復せず、それどころか夢に出て落ち込んでしまうことまであります。
その場に居るのが嫌になる
③ですが、他人を褒めることが少ない=全体のモチベーションが低く、また女性の職場にありがちな、グループを作る文化も影響していて、仲の良い人のミスはフォローしますが、そうでない人のミスは大声で上司に言いつけていたり、本人の居ない所で陰口を言っていたりしています。
居心地が悪く、ついその場に居るのが嫌になります。
どの職場でもある程度嫌な部分というのはある
一日休んでしまった場合の損失分の日給
よく実行するのは三種類です。
①お金のことを考える、②修行の時だと思う、③自分のことをよく褒める。①は時給制なのでできることかもしれません。
一日休んでしまった場合の損失分の日給と、月収からそのマイナス分を引いた合計額を頭に浮かべます。
家族と暮らしていますが生計は自分が立てているので、特に自分以外の同居の家族のことを考えると、もう少し頑張ろうか、と思えます。
職場の人間関係に悩んでいるとき
②は気力があるときにします。この苦しさを乗り越えていけば、きっと将来は立派な人間になれるに違いないと感じるようにしています。
特に職場の人間関係に悩んでいるときは、どの職場でもある程度嫌な部分というのはあると思うので、そういった場面に今後当たった時にも、少しでも楽になるのではないかと思うと、若干動けるようになる時もあります。
努力家なことを褒め称える
③は疲労感が強いときの最終手段にしています(本当は毎日何度でも実践すべきことだとは思うのですが…)。
仕事に行きたくないと思うときは、当然自信がなくなっている時だと思うからです。
自分は本当に仕事ができていないのか?環境が悪いだけではないのか?を考えながら、それでも頑張って出勤をしていること、そして、今まさに仕事に行くべく悪戦苦闘している自分の努力家なことを褒め称えます。少し気が楽になります。
会社に行きたくない時のまとめ
色々と書かせていただきましたが、それでも一番大切なのは「休むこと」にあると考えます。
無理をして仕事を続けていると、精神的な病気になることが多いですし(経験談)、そうなると一日二日休んだどころでは回復しないような事態になってしまいます。
病気を抱えた最中や、完治後のブランクがある状態で再就職をするのも大変です(これも体験談)。
どうか日ごろから、自分がどう感じているのか、何が負担なのか、この仕事は今後も続けていくべきなのか等、色々なことを考えながら上手に休みを挟んでいっていただきたいと思います。
出勤の日の隙間時間に考えるよりも、ゆっくりと休息を取って考える方がまとまった考えが出やすいのでおすすめです。
それでも休めない、休みたくないというときは、迷わず病院や専門家の方を頼ってほしいと思います。
私も最初は病院なんて行きたくない、薬漬けは嫌だ。病気でもないし。
と思って人生の多くの時間を失ってしまったと感じておりまして、ただ実際に病院のお世話になってからは、薬のおかげが大半でしょうが、会社に行きたくないという苦しみを毎日毎日感じなくても良くなったのは本当のことだからです。
ストレス社会と言われる中、会社に行きたくないという悩みを抱える方は多いかと思いますが、私もそんな皆さんと一緒に頑張っていきたいと思っています。