4歳目前!娘とふたりでできるようになったことは?!




幼稚園に入学して早1年…。

早生まれの娘も、もうすぐあっというまに4歳です。

初めての妊娠。

初めての育児。

必死で幼稚園入園まで漕ぎ着けた気がします。

もう、正直離乳食の時期なんて覚えてない。

抱っこ紐に乗せてた時期も覚えてない。

2歳手前くらいからしかの記憶がない。

それくらい壮絶で、心配で、不安で、大変だったここまでの育児でした。

さて、娘はもう言うてる間に4歳です。

まだまだ娘は他の子よりおしゃべりが苦手なんです。

1歳半検診で早くも引っかかってしまって、そこから今まで療育を続けています。

幼稚園の同級生に比べると、まだまだ幼い印象があるうちの子です。

まだおむつも完全に取れていません。

家ではトイレでおしっこもできません。

もちろんうんちもできません。

お箸もまだ使えません。

会話のキャッチボールもまだほとんどできません。

歯磨きも自分でできません。

と、できないところをあげたらキリがありません。

他の子と比べると余計にできないところが目立ちます。

外で娘よりずいぶん小さい子が、娘より流暢に話している。

親と大人のように会話している。

そんな光景を見たら、やっぱりがっかりしてしょんぼりして…。

不安になって、心配になって…。

ほら、どんどんどんどん、ネガティブに満たされてっちゃいます。

じゃあ、せっかくなんでポジティブなところに目を向けましょうか!

4歳の娘は赤ちゃんの頃とはちがいます。

自分で好きな服を選べます。

好きな色は「ピンク!」とはっきり言います。

くくって欲しいヘアゴムも持ってこれます。

大人とほぼ一緒のものを食べられます。

自分で靴を靴箱から出して履けます。

名前と年齢も言えます。

歩くのが遅く、周りよりも長く抱っこ紐にいた娘。

でも、ほんとにできないことばっか…??

イヤイヤ、できることのほうが多いよ、それに母が気づいてあげないと!

幼稚園に言っているあいだ、私はこうして一人の時間を過ごしているわけです。

ずーっと24時間、365日一緒ってわけじゃなくなりました。

私の知らない大人と触れ合う時間ができて、私の知らないお友達の輪が娘にもできました。

発語が遅い4歳前の娘。

それでもこんなにふたりでできるようになったことがあります!

赤ちゃん、いや、一番大変だったイヤイヤ期に入った2歳前と比べると、ぜんっぜんちがう!!

それを今回は振り返ってみたいと思います!

手がかからなくなったからこそできる!

ふたりでランチに行けるようになった!

ふたりでランチって、なかなか私の中ではハードルが高かったんです。

それもフードコートではなく、ちゃんとレストランの中に入ること!

それがようやく叶いました〜!

もちろん、お子様ランチもちゃんとある、子どもちゃん大歓迎!みたいな雰囲気のレストランです。

騒ぐかな…。

泣き喚くかな…。

早く食べ終わらなきゃ!(いっつも私が食べるの遅くて、娘はパパと先に店を出るんです)

いろいろ考えていましたが、ちんと静かに座っている娘。

娘には特別に、ドリンクバーが付いていました。

それを取りに行くのも、「待てる?」と聞くと頷く娘。

急いで取りに行って戻ったら、ちゃんと静かに座って待ってる!!

ふたりで美味しくご飯を食べて、ちゃんと私が食べ終わるのもメニューを楽しそうに見ながら待っててくれました。

お会計の時も、ちゃんと私のそばで待っててくれました。

「私の側を離れないで待つ」ってこと。

2歳そこそこのときの我が子には難しかったことです。

私も自信が付いて、その足でアイス屋さんにも一緒に寄りました!(笑)

スーパーの買い出しも楽になった!

「私のそばを離れないで待つ」ことができると、じつにいろんなことが楽になってきます。

そのなかでもやっぱり毎日イライラがつのっていたことのひとつ…。

そう!スーパーに行くのでさえ!!

前は大仕事だったんです〜。

体力があるはずの午前中に行っても、たった30分で全部のヒットポイントがなくなってたくらいなんです〜。

だって、好きなとこに走りにいっちゃ、商品をツンツンするんですから…。

カートに乗せればいいって?

乗ってくれてたら乗せてますがな!

そのほうが楽に決まってますもん。

じゃあ、なんで子どもを好きにスーパーで走らせているのかって?

カートに乗ってくれないからじゃないですか!!!

全身全霊をかけて、ピーンとなったり暴れ回る子どもをカートにひとりで押し込めないからじゃないですか!

大人にとっての代わり映えのないスーパーも、子どもにとっちゃ魅力的なんですよね。

だっておままごとの本物の野菜たちが並んでるんですから…。

娘は逆に、「カートに乗りたい」って言うようになりました。

乗り物に乗ってるみたいで新鮮なんでしょう。

カートがなくても、「カゴを持ちたい」

カゴを持つならお母さんについてきてっていうと、勝手に走り回らなくなりました。

だって、カゴがないとお買い物ができないんですから…。

そんなことがちょっと理解できて、リアルなお買い物のおままごとができる…。

かなり買い物が楽になった気がします。

それでも手はかかるんですが…。

ずーっと行きたかったビュッフェに行けた!

これも赤ちゃんのときはとくに苦労しなかったんですが…。

2歳前後になってきたら、スーパーの包装されている商品でさえツンツンしちゃうわけですよ。

そんなのビュッフェになんて連れていくことなんでできん!

でも、ビュッフェって大人も楽しいんだから子どもだってとっても楽しいだろうし、

何より自分たちの好きなものを食べられるのがいいじゃないですか。

フードコートとはまた違って、

いろんなメニューをちょっとずつ食べて、スイーツまであるのがいいじゃないですか。

とうとう娘、ビュッフェデビューしてきました。

これには夫婦で計画を立てるときからなぜかド緊張…(笑)

娘が店内を走り回らないように。

自分で食事を取りに行くんじゃなくて、席まで店員さんが持ってきてくれるタイプのお店にしました。

メインでお鍋もあったんですが…。

娘、お鍋に触れることなくちゃんと座って食べてる!!

絶対に何回注意してもお鍋に触ろうとして、

「ほら!熱い言うたやないか!!」(関西弁ひど…笑)

ってなると思ってたんです。

それが始めに「これは熱いから絶対に触らないでね」って言っただけで、

鍋の中を興味津々に覗くことはあってもちゃんと約束を守っている!

えらい!偉すぎる!!

娘は大好きなうどん、白米の炭水化物のオンパレードに、ウインナーにコーン、そしてアイス!

好きなものを自分で選んでそればっかり食べられるってことに喜んでくれました。

いいんです、この日ばかりは野菜を食べなくっても。

好奇心旺盛だからこそできた!

工作体験に行けた!

たまにイベントでありますよね。

スノードームを作ったり、焼き物にお絵描きしたり…。

それが私好きなんですが、様子を見ているとみんなちゃんと座ってしっかり話を聞いて作っている…。

うーん、これはまだやっぱりハードルが高いか?!と思ってたんですが…。

ショッピングモールでたまたまハンドメイドのイベントがあって、

たまたま定員が空いていたんです。

しかも、まだ誰も来てない!

これなら周りに迷惑かけない!

娘も幼稚園での工作で慣れたのか、「したい!」と行ってくれたので、可愛い焼き物のキャラに

ペンで色を塗る体験をしました。

私、びっくりしたんですが…。

めちゃめちゃ集中して塗ってるんです。

どうなるかわかんなかったから、娘の分しか焼き物は購入しなかったんですが、

こんだけ集中してやってくれるなら私も一緒にできたな…って思うくらい。

知らないあいだに、ペンもしっかり持てるようになってました!

選挙の投票にも連れて行けた!

恥ずかしながら私、選挙に行き慣れてなくて…。

そんななか子どもを連れて…っていうのが、もう私のなかでハードルが高すぎたんです。

最後に行ったのは妊娠中。

出産してからは選挙に行くどころじゃなかったんですが…。

ついに散歩がてら、家族みんなで投票に行けましたー。

選挙って大人ばっかりだし、子どもにとったらちょっと異様な空間じゃないですか。

病院…とまではいかないけど、大人ばっかが集まって静かな空間でなにかわからないことをしてる…。

泣いたりするのかな?

って思ってましたが…。

投票箱が郵便ポストみたいだったんでしょうね。

面白そうに、上手に投票してくれました。

私も今さら初めて見たんですが…。

「選挙にちゃんと行きましたよー」みたいな証明のハンコのちっちゃな紙が希望ならもらえるんですね。

それまでちゃっかりもらってきていた娘です。

会場でも泣くことなくできました!

ふたりで電車でお出かけできた!

おぼつかないながら、一応車の運転ができるので…。

子どもが生まれてから一回も電車に乗ったことがありませんでした。

駅まで歩くのも歩ける気がしないし、

ベビーカーで電車乗り換えも大変そう。

それに車内で子どもが泣いたりしたらどうするよ!?

絶対にできない!!

だから残念なことに、電車を使っての友達とのお出かけはお断りしてたんですね。

小学生になったくらいに、電車でお出かけできたらいいなぁ…。

そんなことをずっと考えていたんですが…。

なんとできてしまいました!!!

自宅から実家まで、電車を3回乗り継いで、乗り換えて約1時間半!!

車内でおとなしく座ってる!!

ちゃんと順番を待って乗れるし、ちゃんと静かに座れてる!!

もう感激でしたね!

乗り換えも結構待ち時間があったんですが…。

通り過ぎる電車に歓声を上げるものの、それ以外は駅内を走り回ることなく、ちゃんと私と手を繋いで待っててくれてるじゃないですか!!

初めての電車は娘にとってもすっごく刺激的だったようで…。

「またのりたい!!でんしゃ!のる!!」

ずーっと言っています。

赤ちゃんや2歳時代とはちがった4歳目前!!

周りの同級生たちとどうしても比べてしまい、娘のできないところに目を向けがちだったんですが…。

娘もちゃーんと成長しているじゃないですか!!

周りに比べるとゆっくりではあるものの、確実にお姉さんになっている!!

そこをちゃんと親が見て、認めて、受け入れて、褒めてあげないでどうするよ!

確かに成長がゆっくりな分、心配なこと、不安なことがたくさんです。

そして人って、ネガティブなところをどーしても見てしまいがちなんですよね。

いやいや、ちょっと待ってみんさいな私。

歩けなかった赤ちゃんのときと比べてどう?!

一緒に工作体験なんてできる日が、こんなに早く来ると思ってた?!

いやいや、一緒に工作体験ができるなんて、想像すらできない日々だったはず。

2歳のイヤイヤ期が始まった頃と比べてどう?!

ふたりでランチなんてできると思ってた?!

せいぜい、フードコートで食べるくらいだったでしょ。

電車に静かに乗るなんて、絶対に想像できなかたでしょ?!

ほら、ゆっくりでもちゃーんと確実に、できることが増えている。

すごいすごい!!

できることに目を向けたら、もっと毎日が楽しいはず!!

すっごく大変で、必死で、一生懸命で、ときには逃げ出したくなる子育ても、

ちょっと楽しさがあるってわかるはず!!

そうやって自分の機嫌をとって、子どもを受け入れる心の余裕が必要ですよね。

4歳はネットで仕入れた情報によると(笑)

「天使の4歳児」って言われるみたいですね。

魔の2歳児、悪魔の3歳児からの、いきなりの天使ですよ!

それだけ賢くなって、周りが見えてきて、なおかつ自分を励まして自分をコントロールする力がつくと言われている4歳児。

もちろん個人差がめっちゃくちゃあると思うので、そこまで期待はすることはなく。

情報に踊らされるとこもなく。

毎日の「とってもちっちゃなできたこと」を大事に大事に育てていきたいですね。