40代、会社に行きたくない朝の理由と対策について

現在私は45歳ですが、40歳を過ぎた辺りから段々と会社に行きたくなくなってしまうことが増えて来ました。

20代や30代の時には毎日が楽しくて仕事にも情熱を傾けられておりましたので、土曜日や日曜日の朝から翌週の仕事の事を考えていたのですが、今ではそれが嘘の様に唯一気が紛れるのが金曜日の夜だけでして、週末は本来仕事の事を忘れて趣味に没頭していたのが、今では土日が嘘の様に早く感じる様になりましたし、だからと言って気分転換に外出するのも億劫になってしまいました。

ある時どうして自分はこの様になってしまったのだろうかと考えると、恐らく私が40代になってから部下を持つ様になって俗に言う中間管理職についたのでした。

本来であれば更に仕事に意欲を出して働き盛りの40代と呼ばれるに相応しい大人にならないといけないのですが、そうではなくて逆に私はどうやらウツに近い40代になってしまった様だったのです。

朝は電車に乗るのも辛いですし段々と有給休暇を取る様になり、だからと言って家に居るわけにも行きませんでしたので一日を喫茶店や公園でボーッとしながら過ごす様になってしまったのです。

一回休むと休み癖が付いてしまいますので悪循環にハマってしまったのでした。

家族を養って行く為にも会社人としては出世はしなければいけない

部下への教育方針に対して自信が無かった

ではどうして私が会社に行きたくないまでに悩んでしまったのかと言いますと、それは部下を持つ様になった事で部下への教育方針に対して自信が無かった事と、後は上司への報告内容に対する悩みが付きまとっていたからでした。

私は営業部でしたので数字が良い時はまだ良かったのですが成績が悪い月については上司から自分の部はどう言う状態なのかや来月は大丈夫なのか？

下と上の板挟みに合ってしまった錯覚に陥って

などプレッシャーを感じていましたのでそれにどの様に対応をしたら良いのかを日々考えている内に下と上の板挟みに合ってしまった錯覚に陥ってしまって人間関係に疲れてしまった事が原因だったのです。

しかし今後家族を養って行く為にも会社人としては出世はしなければいけませんし、その為の中間管理職も避けては通れない道だと言う事も分かってはいました。

原因は周りでは無くて自分にある

でも調べてみるとそんな状態の40代と言うのは実は少なくはないと言う事が分かりましたので、何とか乗り越える様にしないといけないと思いながらも中々この状態を解消する事は出来ずに、逆に考えれば考える程辛い自分に追い込まれていく感じがしてなりませんでした。

でも原因は周りでは無くて自分にあるのではないかと感じていましたので自分の気持ちを改め様と考えていました。

中間管理職の悩みをどの様に乗り越えて行ったら良いか

考える事も嫌になって

この様な状況を解消する為に本屋さんに行って中間管理職の悩みをどの様に乗り越えて行ったら良いかと言う事も読んだりしましたが、でも中々本の解決策の通りに実践する事は難しく、考える事も嫌になって来ましたので今となってはリスクのある解決策でしたが何事にもベストを尽くしながら、でも割り切る事にしたのです。

例えば部の成績が悪い時には『来月はいくつかのプランがありますので精一杯努力をしますが、でも目標を達成できないかも知れません』

目標を達成できない

ですとか部下に対しても『ここまでは教える事ができるけどここから先は自分も試した事がないから自分の思う様にやってみて』と言う風に出来ることや出来ない事を自分の中で明確にして上司と部下に対応する様にしてみたのです。

会社に行きたくないまでの気持ち

ぱっと見無責任に聞こえるかも知れませんが、でもこの様な自分に変わった事で上司からは悩んでいた時に比べると随分思いっきりが良くなったと褒められたり、また部下からは分からない部分に関してはカッコ付けずに部下にやらせてくれるしダメだった場合は責任を取ってくれるので付き合いやすい上司だと言われる様になったのでした。

この様に自分の個性を変えた事で随分と社内の人間関係が変わり、会社に行きたくないまでの気持ちは無くなったのでした。