伊香保温泉街のグルメ日帰り旅行おすすめスポット




群馬県にある二大温泉地の一つとされている伊香保温泉は、群馬県の中心にある渋川市にある。

東京駅からも新幹線を使えば一時間半ほどで、渋川駅に着くことができるというアクセスの良さはとても魅力的だ。

日帰りでも十分満喫することができる。

伊香保温泉は十分魅力的だが、伊香保周辺にもせっかく来たならぜひ足を運んでほしい場所がたくさんある。

そのため、もちろん新幹線や電車で来るのもいいが、不足なく楽しみつくすには車が必須だと思う。東京からくる場合、車でも片道2時間弱で行くことができるし、もし電車できた場合でも、駅前にレンタカーを借りることが可能なため、バスなどの交通機関より、免許をお持ちならぜひ、ドライブも含め車での観光をお勧めしたい。

伊香保といえば、温泉。温泉街にはたくさんの旅館、宿があるが、日帰り温泉での利用も可能なところがほとんどだ。

それから温泉のほかにも、石段、伊香保神社や、日本三大うどんのひとつでもある水沢うどんなど、たくさんある。

伊香保は、老若男女問わず楽しめる観光スポットだ。友人同士で来ても、家族で来ても、恋人同士で来ても、それぞれ充実した時間を過ごせると思う。

その中でも、今回は都内からのアクセスもいいということで、都内からくる日帰り旅行のカップルにお勧めしたい場所やものを紹介していきたい。

旅館に宿泊しなくても格安で日帰り温泉を利用できる

お勧めなのが「景風流の宿 かのうや」という宿

伊香保温泉がおすすめの理由一つ目は、先ほども言ったように都内からのアクセスがよく、日帰りでも十分に楽しめるといくとこ。

伊香保温泉街はたくさんの旅館があるが、その多くは、そこの旅館に宿泊しなくても格安で日帰り温泉を利用できるということ。

その中でもお勧めなのが「景風流の宿 かのうや」という宿。

私自身、宿泊でも、日帰り温泉のみでも、何度か利用したことがある。ここは、大浴場のほかに、3つの貸し切り家族風呂というものがある。

そのため、家族ではもちろん、カップルでも一緒に温泉を楽しむことができる。ただし、日帰り温泉で家族風呂が利用可能なのは平日限定なので注意してほしい。

もし、冬に観光にきていたのなら、石段を登ってきた後、冷え切った体を温めに来るのをおススメしたい。

また、日帰り温泉に入るのは大変で面倒だという方には、石段の途中の数か所で自由に足湯を利用できる場所がある。足湯なら、時間もかからないのでお勧めだ。

「川鹿橋」というところでは、毎年秋なると紅葉が楽しめる名所

それから、季節によって違う楽しみかたができるのも、伊香保の大きな魅力だと思う。やはり、温泉街と聞くと冬のイメージが強くなりがちだが、私の一番のお勧めは秋である。

なぜなら、紅葉がとてもきれいだからだ。伊香保温泉の湯元付近にある、「川鹿橋」というところでは、毎年秋なると紅葉が楽しめる名所になっている。

夕方16時過ぎ頃からは、ライトアップが行われる

私たち地元民も、秋になるとここに紅葉を見に足を運ぶ。暗くなり始める夕方16時過ぎ頃からは、ライトアップが行われる。

真っ暗な夜に、真っ赤な橋と、オレンジ色、黄緑、赤の色とりどりの紅葉が浮かび上がる景色は何とも言えない美しさが味わえる。

同じ場所なのに昼間と夜で、雰囲気ががらっと変わるのも魅力的である。

カップルで紅葉をみながら散歩をするのも、普段とは違う雰囲気を楽しめるのではないか。

伊香保温泉街グルメスポット

定番だが外せない玉こんにゃく

伊香保の石段は、頂上の伊香保神社まで365段の石段が続いている。

これだけきくと、苦痛に感じるかもしれないが、石段の周りにはふもとから頂上まで、ずらっと数多くの店が並んでいる。

気になったお店にふらっと入ってみたり、食べ歩きをしたり、寄り道をしながら登っていくと意外とあっと言う間に頂上までついてしまう。

ここで、石段周辺のお勧めのお店を紹介したいと思う。

まず一つ目は、定番だが外せない玉こんにゃくだ。石段を少し上り始めると見えてくるお店だ。

しょうゆベースの出汁がこんにゃくによくしみ込んだ、熱々のこんにゃくが、冬の冷え切った体を一瞬で温めてくれる。

なんといっても、魅力的なのは1串100円という安さ。串にささっている為持ちやすく、食べ歩きにはぴったりで、大きすぎず小さすぎないサイズが、小腹を満たすにはちょうどいい。

射的や輪投げなどの、懐かしい遊びができる 「懐かしや」

他にも、この店ではもつ煮や甘酒が売られていて、店内で座って食べることもできる。二つ目は「懐かしや」という、名前の通り射的や輪投げなどの、懐かしい遊びができるお店だ。

普段できない昔懐かしい遊びをすれば、カップルで行っても、小さい子ずれ家族で行っても、盛り上がること間違えなし。

ダントツで一番おいしい温泉まんじゅうのお店 「勝月堂」

そして、最後に紹介するのは、私が一番行ってほしいお店「勝月堂」。

伊香保温泉街には、数多くの温泉まんじゅうのお店があるが、ダントツで一番おいしいと思うお店だ。

蒸かしたての熱々のおまんじゅうを頂くことができる。土日祝日の場合、30分以上並ぶことは珍しくない。

観光客にはもちろん、地元の人たちにも愛され続けているおまんじゅうだ。皮は薄く柔らかくて、そっと持たないとつぶしてしまいそうなくらい柔らかい。

モッチモチの饅頭の中には、こしあんがたっぷり入っていて、甘いけど甘すぎず、無限に食べていられる美味しさである。

だが注意点が一つあり、「勝月堂」の温泉まんじゅうには保存料が一切使われていないため、賞味期限は翌日までである。

そのためお土産には向いていないと言える。

こんなにも美味しい温泉まんじゅうをお土産で持って帰れないのは悲しいが、逆に言えば、伊香保の石段に足を運んだからこそ食べられるもので、そこに訪れた人だけが食べられるという特別感があると言える。

ぜひ、伊香保のに観光に来て、この他では味わえないモチモチの温泉まんじゅうを多くの人に食べてほしい。

まとめ

最初も言ったように、伊香保観光は車をお勧めする。

なぜなら、伊香保温泉街だけでなく、最寄りの渋川駅から温泉街までの道中にも魅力的なお店がたくさんあるからだ。

その上、温泉街付近の観光バスは割高で、本数も少ないというてんもあり、車をレンタルしてしまったほうが、安いし時間に縛られず行動できるので良いと思う。

また、先ほど紹介した石段途中にある絶品温泉まんじゅうだが、賞味期限が短いため、お土産には向かないという話をした。

そこで、私が温泉まんじゅうをお土産で買うのに一番お勧めしたいお店が、温泉街から渋川駅へと向かう道中にある。

だから、石段周辺を存分に楽しんだ後、帰り際に車でよるのがちょうどいいと思う。お店の名前は「清芳亭」。

この温泉まんじゅうも、皮が薄く中にたっぷりとこしあんが入っている。勝月堂とはまた違う美味しさである。

6個入りの小さい箱もあれば、60個入のものまである。必要な数に応じて購入できるのも魅力の一つだ。

最後に紹介したいのが、群馬、伊香保付近のご当地グルメである「水沢うどん」。

水沢うどんは、日本の三大うどんの一つとされている。清芳亭と同じく、伊香保温泉街から渋川駅に下る道中にいくつもの水沢うどんが食べられるお食事処がある。一日遊び疲れて、最後に食べて帰るのもいいと思う。数ある店の中でも私が好きなところは「大澤屋」。

こしのある麺と、出汁のきいたつゆの相性は抜群で、それとは別に甘みのあるごまだれもあり、また違う味を楽しむことができる。

また、サクサクでボリュームのある天ぷらも、うどんに負けずとても美味しい。群馬県産の舞茸の天ぷらを味わうことができ、プチ旅行の締めとしては最高だ。

ここで紹介したのはほんの一部で、まだまだ紹介しきれていない魅力、スポットがたくさんある。都内からのアクセスも良く、気軽に楽しめる群馬県の伊香保にぜひ足を運んでみてほしい。