萬葉植物園の藤開花状況とアクセスや見どころ




観光都市で有名な奈良県奈良市の奈良公園内、世界遺産の東大寺や春日大社がある一角に「萬葉植物園」があります。

春日野に地に昭和7年に開園され、全国で最も古い万葉集に書かれた植物を植栽し現在では3haの広さにまでなっています。

世界遺産が現存し、自然に囲まれた広大な奈良公園には野生の鹿が雄ゆうと歩いており、観光客とのスキンシップを楽しんでおります。

「藤の園」には春には20種類200本もの藤の花が植えられていて、多くの観光客が藤の園の中を歩いて見学していきます。

4月中旬から5月上旬が見ごろです。

園内は一年中拝観、見学でき、また、ゴールデンウィークには奈良公園内の各名所巡りのついでに同時に藤も観れるとして、人気が高まっています。

背後には若草山が広がっており、修学旅行生やファミリータイプの観光客が山の上から芝生の上を下のむかって滑り降りたり、大和平野を一望して景観を楽しんだりしてゆっくりと古都の情緒を味わうことができます。

公園内はバス停も何カ所もあり、歩いて散策することも出来、ゆっくると観光を楽しむことが出来ます。

すぐ近くに足を運ぶと世界遺産の「平城旧跡」がありこちらも広大な範囲に「朱雀門」、「大黒殿」がその当時の技巧で長い年月をかけて復元され、観光名所になっています。

世界遺産の中で唯一ど真ん中を「鉄道が走り電車の中から遺跡を見学できる」として今年世界的に一躍有名になりました。

歴史の観光都市の集中地内にある由緒ある植物園

新たに表面に出てきた観光地の穴場的存在

「萬葉植物園」は、日本最古の万葉集にも出てくる、お花がたくさん植えられて、ただの植物園ではない「歴史の観光都市の集中地内にある由緒ある植物園」といった事が受けております。

春日大社と東大寺、二月堂、正倉院、興福寺五重塔といった日本を代表する世界遺産や重要文化財に囲まれた位置にあり、観光客も年々増えて、国内外からも「新たに表面に出てきた観光地の穴場的存在」として脚光を浴びてきています。

歴史だけではなく、萬葉植物園に代表されるように「自然豊かなゆったりとした景観と、ゆったりとした時間」がもてます。

京都ほど華やかではありませんし、都会でもありませんが、一方、質素で簡素的な日本最古の京都に都が移転されるまえの歴史を見ることが出来ます。

古都でゆったりと混雑にも影響されずに時間を過ごせる

今回のスポット紹介の奈良公園以外にも県内のあちこちに世界遺産や、古代遺跡があるのも大きな特徴です。

お勧めは、このように「古都でゆったりと混雑にも影響されずに時間を過ごせる」といったところです。

横にある春日大社の藤も有名

植物園の藤は園内だけではなくその横にある春日大社の藤も有名ですので拝観のついでに是非ご覧になると良いでしょう。

また、植物園のある奈良公園周辺にも古き良き街並みや、こじんまりとした庵もあり、ハイキングも兼ねて巡ることも可能です。

「萬葉植物園」は正式名を「春日大社神苑」となっています

藤は古代万葉集にも必ず出てくる植物

園内の藤は同じ敷地内の春日大社のシンボルにもなっています。

藤は古代万葉集にも必ず出てくる植物で、その可憐な色鮮やかさは、後世の現在まで自然継承されてきています。

丁度、春の見ごろの時には「しざれ桜」も同時に見ることが出来る為、春先からゴールデンウィークにかけてがシーズンです。

春の見ごろの時には「しざれ桜」も同時に見ることが出来る

近くの神社仏閣では行事日により、日本古来から伝統継承されている「雅楽・管弦、舞楽」が披露されていて、歴史の重みと風格を感じることが出来ます。

「萬葉植物園」を観光で見学する時には必然と広大な面積を誇る奈良公園内を進むことになる為、このような日本の伝統文化や世界遺産、重要文化財、有名博物館とでくあわすことになり楽しみが倍増します。

「 浮見堂」も隠れた穴場の名所

その他、池に浮かぶように建てられている「浮見堂」も隠れた穴場の名所となっており、これらの史跡と同等の名所が植物園周辺にもたくさんあります。

その為、「自分だけの静かに楽しめる名所の穴場」も見つけることが出来ることでしょう。

「萬葉植物園」の所在地:奈良市春日野町160
TEL:0742-22-7788

拝観時間:3月〜11月9:00〜17:00
2月〜2月9:00〜16:30
(入園は閉園の30分前まで)

休園:1・2・12月の月曜日(祝日の場合は翌日)

拝観料:個人 大人・高校生以上 500円
       中学生・小学生 250円
団体割引 大人・高校生以上 400円
  中学生・小学生 200円

まとめ

当観光スポットの楽しみ方ですが、交通は電車では近鉄奈良駅下車が近いです。
JR奈良駅からですと、そこそこ歩かないと公園内にはいけません。

車からですと1日1000円や1回1000円、500円の有料駐車場があります。

料金は平日、休日では違う所もあるようです。

理想は近鉄奈良駅下車で奈良公園内に徒歩ですぐに行けますので、たどり着くと、興福寺五重塔と周辺の猿沢池見学、次に東大寺大仏殿とその周囲の重要文化財や古都の街並みを横手に見ながら、鹿と遊びます。

東大寺ミュージアムを見学して、その後、春日大社に向かって坂道を歩いていきます。

途中歩くのが疲れると、「人力車」がご用意されていますので利用すると良いでしょう。

春日大社に到着すると参拝をして、今回テーマの「萬葉植物園」を見学すると良いです。

それはもう華やかで端麗なお花や植物が咲いており、しかも自然の中の為、落ち着いて見ることが出来ます。

大自然の春日野の地となっている為、バードウォッチングも可能です。

園内を抜けると、少し歩くと浮見堂がありますので景観を見つめると心がなごみます。

その後は、お昼ごはんを食べて、奈良国立美術館でゆっくりと美術品や工芸品を見学すると良いでしょう。

奈良公園近辺には「ならまち」があり、旧街道の軒に昔ながらの由緒あるお店が立ち並んでいますので探索をしてみるのも良いかと思います。

そこでも伝統のある工芸品や漢方、習字関連の伝統用具のお店や、健康飲料のお店などがこじんまりと並んでいます。

京都のような鮮やかで目立つ様なお店とは少しイメージは違ってきますが、混雑を避けてゆっくり静かに自分だけの穴場探しをしたい人にはあうかと思います。