「色彩検定」を聞いたことはありますか?
「色」の知識を問われる、文部科学省後援の公的資格です。
わたしたちの身の回りには様々な色で彩られていますよね。
洋服や家具のアクセサリーの色、花や空などの自然から生み出された色。
人の肌も1人ひとり、違いますよね。
何気なく見ている「色」ですが、分野によっては何かの法則があったり
より、良いとされる配色があったりするんです。
生活と関係することが多い「色」ですが、その法則や仕組みについて
誰かに教えてもらったり、勉強する機会はそんなに多くはないのでは
ないでしょうか。
わたしはもともと「色」にとても興味がある方だったので
今後の生活でなにかに活かせないか、と色彩検定を勉強することに
したんです。
好きなことだったからできた、ということもありますが、
勉強していくと「色」の分野の奥深さを感じ、もっと勉強したい!
生活や仕事に活かしてみたい!という気持ちが強くなりました。
「興味はあるけど、勉強が続けられるか不安」
今はそう思っていても大丈夫です。
興味があるなら、勉強が続けられそうな方法を探していきましょう。
今回は「色」に関心のある、あなたが
独学で3級にチャレンジしたくなるような情報を紹介したいと思います。
色彩検定3級の勉強内容とは?
「色」の仕組みを学ぶ
まず、色彩検定3級では「色彩の働き」や「色が私たち人間に見える仕組み」などを勉強することから始まります。そのため、色のことについての勉強に繋がるのですが、光や眼の仕組みについて勉強します。
早く色の専門的なことを知りたい人にとっては、少し退屈な分野かもしれませんが、これらの分野のどこかは、必ず試験で出題されるので、合格のためにはしっかり覚える必要があります。
配色を考える
色がみえる仕組みの分野が終わるとだんだん楽しい分野が増えてきます!
その一つが「配色」の勉強です。
「配色」とは簡単に言うと「色の組み合わせを考えること」を意味します。
組み合わせには、いくつかのパターンや法則があって、それを覚えていきます。
3級では、「配色」に使われる言葉から学べるので、基礎から勉強できる点は
はじめての人でも安心ですね。
ただ、覚えることが多い分野にはなるので、ここはより多くの問題を解くことをおすすめします。
インテリア、ファッションと色彩
ファッションとインテリアというワードから、「楽しそう!」と思いませんか?
わたしはこの分野の勉強がすごく好きでした♪
「配色」の基本を学んだら、服装や部屋での色が与えるイメージや
心理的影響などを学んでいきます。
この分野は生活にもっとも関係が深い分野であり、勉強することで
日常に活かしやすい分野でもあるので、楽しく学ぶことができます。
ファッションに関しては業界の仕組みも知ることができるので
流行がどのようにして広まっていくのか、なども理解することができます。
効率よく勉強する方法とは?
まずは試験の日程を調べる
ここからは「色彩検定3級」をどのようにして勉強していくかを紹介していきます。
まず、試験を受ける際に1番に知ってほしいのが、検定試験の実施される日程です。これを確認することによって、今年はどのくらい試験までの時間があるのか、仕事と日程が被っていないかなどを知ることができますよね。
色彩検定の試験の日程は「色彩検定協会」のホームページから確認できます。
スケジュールや受験申込の方法も細かく載っているのでチェックしてみてください。
自分に合った勉強方法を見つける
日程などのスケジュールが確認できたら、次は自分に合う勉強方法を探していきます。
公式の教材、非公式の教材、通信講座などいくつかの方法があります。
ここで、わたしがおすすめなのは通信講座での勉強です。
お金は少しかかりますが、3級だけでなく2級とセットになっていたり、
カラーコーディネーターとセットになっていたりしてお得だと思います。
また、問題を解いたら提出して添削してもらうことで、着実に力がつきます。
独学に慣れている人は公式の教材だけでもよいかもしれませんね。
必見!モチベーションの保ち方
独学で勉強するときは、どの教材を選んだとしても「勉強を続けるモチベーションを保つ」ということが特に大事になります。
これが試験直前まで保つことができれば、合格への道はぐんと近くなると思います。
では、なにを意識すればよいのか?
まずは「いつまでにここまで終わらせる」という
具体的なスケジュールを立てることです。
試験の日程から逆算してすべての分野をいつまでに1通り勉強できるか
まずはスケジュールを組んでみましょう。
余裕があったら、2週目の予定を立てたり、過去問を解く時間にするのも
いいですね。
そして「何のために資格をとりたいのか」を明確にしましょう。
仕事のスキルアップのため、自分のセンスを磨くためなど、
自分がどうして資格をとりたいのか明確にしておくとモチベーションを保ちやすいです。
まとめ
ここまで、色彩検定とはどんな資格か、色彩検定3級ではどんな勉強をするのか、独学で勉強するにはなにが大切なのかを紹介してきました。
以下に、簡単にまとめておきます。
<勉強内容について>
・色彩検定は色についての専門的な知識が得られる。
・色彩検定3級では基礎的な内容が多いので初心者でも安心。
・光や眼の仕組みも出題されるので手を抜かないようにする。
・配色の分野では覚えることが多いので、正確に確実に。
・ファッションやインテリアとの関係も学べる。
<勉強方法について>
・まずは公式ホームページで正確な日程を知る。
・日程から逆算して勉強のスケジュールを立てる。
・なんのために合格をめざすのか明確にして、モチベーションを保つ。
いかがだったでしょうか?何となく聞いたことがある検定の名前だったかも
しれませんが、この記事を読んでいただいたことで、色彩検定の内容や魅力に
ついて、なにか発見があったのではないかと思います。
また、独学は難しそうなイメージがありますが、ポイントをおさえれば
できそうな気がしませんか?
補足として、通信講座を利用する際は、その講座のテキストだけを反復し、
他の教材には手を出さないことをおすすめします。
そのほうが、情報がしっかり頭に入ってきて混乱せず、勉強できます。
ぜひ、まずは3級からチャレンジしてみてくださいね!