近年、漫画やアニメの影響でキャンプを楽しむ方々が増えています。
キャンプ用品を取り扱う店もたくさんあり、手軽にキャンプ道具が揃えられるのも人気の秘訣なのかもしれません。
私がお勧めするキャンプシーズンは断然、「冬」です。
その理由は、人が少ない、虫がいない、食中毒のリスクが少ない、キャンプファイアーが楽しいなどなどたくさんあります。
私がキャンプを始めた十数年前には、冬場にキャンプ用品を売っているお店はほとんどなく、夏のうちに道具をそろえるか、ホームセンターで自作するくらいしか方法がありませんでした。
しかし、「ゆるキャン」や「冬キャンプ」などの言葉にも注目が集まり、最近では、夏だけではなく、冬にもキャンプ用品を取り扱っているお店が増えています。キャンプ好きにとっては素晴らしい時代になったものだと嬉しく思っています。
都会などの現実から離れ、自然に囲まれてゆっくり過ごす。
何度行ってもいいものです。
家族や友人とキャンプを楽しむのもとても素敵です。しかし、たまにはソロキャンプを試してみるのもいいと思います。
一人で何もかも準備するのは大変です。
だからこそ、改めて人とのつながりの大切さを実感できるかもしれません。
今日は、ソロキャンプのこだわりの楽しみ方や必要な道具を紹介したいと思います。
ソロキャンプのすすめ!
ソロキャンプの最低限の道具
まずは、今までにキャンプをしたことが無い方のために、キャンプに最低限必要な道具を紹介します。
・テント、ペグとハンマー
これがないと始まりません。ソロ用からファミリ用まで大きさは様々あり、ワンタッチで張れるものから、ちょっと複雑なものまであります。
ペグはテントを地面に固定するために使用します。強風でテントが崩れないためにハンマーでしっかり打ち付けましょう。
・寝袋(シュラフ)
寝袋には適応気温があり、シーズンによって使い分けます。私は真冬に夏用の寝袋を持って行ってひどい目にあった経験があるので、適応気温はしっかり確認しましょう。
・マット
寝袋の下に敷くマットです。キャンプ場によっては地面が硬く眠れないなんてことがあるので用意しましょう。銀マットやエアマットなど様々な種類があります。
・ランタン、ヘッドライト
キャンプ場の夜は暗いため用意しましょう。また、ヘッドライトは手元を照らすためや、夜間トイレに行くためにあったほうがいいです。
・水
飲むためにはもちろん、寝る前に焚火を消化するためにも必要なので多めに用意しましょう。
・箸、コップ、クッカー(食器)類
何を食べるかにもよって変わりますが、あるといいでしょう。
・軍手
薪や枯れ枝を運んだり、炭などを触ることもあるので用意しましょう。
・防寒着
昼は暖かいけど、夜冷え込むこともあります。
ソロキャンプで何をする?
ソロキャンプを目一杯楽しむために、まずは、キャンプ中に何をして過ごすか決めて、自分のこだわりを見つけましょう。
音楽を聴く、本を読む、おいしい料理を作る、ただただお酒を楽しむなどなど、キャンプ中に楽しむことはたくさんあります。
ファミリーキャンプなどと違い、あれやこれやをやるのも自分なら、あれもこれもやらないのも自分です。
例えば、「ゆっくりしたいから料理はカップ麺で良い。」という方がいるならば、ナイフなど必要なく、ガスストーヴとクッカーなどのお湯を沸かす道具さえあれば十分です。
「キャンプだからおいしいカレーを作る。」それならば、野菜や肉などを切るナイフ、米を炊く飯盒などなど準備が必要です。
このように、それぞれの楽しみ方によってキャンプ中に必要な道具が変わってくると思います。
キャンプは準備の段階からすでに始まっているんです!
ソロキャンプを楽しもう!
ソロキャンプ中のおすすめの楽しみ方
先ほど、「キャンプ中何をして過ごすか決めましょう」と言いましたが、決まりましたか?
もし、決まっていない方もいるかもしれないので、私のお勧めの楽しみ方をお話ししましょう。
ソロキャンプと言ったら焚火!
キャンプと言ったらキャンプファイヤーです。
何もしないで風に揺らめく炎を眺めているだけで数時間たっていたなんてことも。
しかし、場所によっては直火禁止のキャンプ場もありますし、一人で盛大なキャンプファイアーをするのも大変です。
そんなときに役に立つのが「焚火台」や「ネイチャーストーブ」です。
これらは、名前の通り、地面から離れたところに台を作り、その上で薪などを燃やします。
地面にかまどを作って焚火をするよりも空気の通り道がしっかり確保しているために効率よく薪を燃やすことができます。
また、様々なアウトドアブランドから発売されていて、サイズも大きい物から小さい物までありソロキャンパーにとってはとても使い勝手が良いです。
ソロキャンプ中はつまみを楽しむ!
正直、ソロキャンプ中にご飯をしっかり作るのは面倒です。
荷物も増えるし、洗い物も増えます。
そこでお勧めなのが、「つまみ」程度の食を楽しむことです。
先ほど紹介した「焚火台」や「ネイチャーストーブ」。実はこのつまみ作りに適しているんです。
オイル焼きや、焼き芋、ポップコーンなどなど、包丁を使わず、調味料もそれほど使わずに作れるところもお勧めの理由です。
ソロキャンプ中は本を読もう!
普段本を読む人もキャンプ中に焚火の前で読むといつも以上に楽しいかもしれません。
普段本を読まない人は、その日中に読み終わる程度の本を読んでみましょう。
せっかくの一人の時間です。何をして楽しむのも自由ですが、夜に騒ぐわけにもいきません、音楽を爆音で流すのもマナー的にNGです。
携帯でゲームをする。なんとなくもったいないです。。。
普段やらないことをやる、普段やっていることでも、もっと楽しむことができるのがソロキャンプです。
これらはあくまでも私のこだわりの道具やこだわりの楽しみ方です。
是非皆さんもこだわりの過ごし方を見つけてください。
ソロキャンプの道具やこだわり まとめ
いかがでしたでしょうか。
あまり参考にならない?
それは仕方ないことかもしれませんね。
なぜなら、結局ソロキャンプは、すべて用意するのも自分で、やることやらないことを決めるのも自分一人です。
まずは必要最低限の道具を鞄に入れて、あとは自分のこだわりを詰め込みましょう。
あえて道具を買わずに、ホームセンターなどで部品を用意して自作したり、ナイフ一本持って現地で調達した材料でブッシュクラフトをするのもいいと思います。
私は何度もキャンプに行きましたが、一番覚えているのは自作したネイチャーストーブを使ったり、ブッシュクラフトで作ったテーブルを使用したキャンプです。
あくまでも「参考」です。
あなたのこだわりや楽しみ方を見つけてください。
日常的にやっていることでも、非日常でやるとまた違った側面が見えてくるかもしれません。
先ほど言い忘れましたが、ソロキャンプの朝にはコーヒーを入れて啜ってみてください。
インスタントでも、ドリップでも缶コーヒーでも何でもいいです。
新しい一日と、特別な朝を迎えられると思います。
(あ、コーヒーダメな方はお茶でもいいと思います。。)
最後に最低限の道具をまとめておきますね。
・テント、ペグとハンマー
・寝袋(シュラフ)
・マット
・ランタン、ヘッドライ
・水
・箸、コップ、クッカー(食器)類
・軍手
・防寒着
・自分のこだわり