栃木県は関東に属しますが、群馬、茨城と並んで北関東という位置付けになります。
その為東京を中心に考えると郊外よりは少し離れます。
都内中心地より県庁所在地宇都宮までは100kmほど距離があります。
東北自動車道を川口から北上していくと、栃木の前に一度群馬県館林市に入り、一瞬で抜けて栃木県に入ります。
国道4号でみても、埼玉から北上していくと、栃木の前に一瞬茨城の古河市を経由してから栃木県に入ります。
この辺りの主要道路上では地理的に埼玉県と隣接はしているようでしていない微妙な位置関係になります。
一都六県に広がる広大な関東平野ですが、それは上述の様な地理関係上、埼玉、茨城、栃木、群馬あたりを中心とした構造となっています。
また、この関東平野を流れる河川として渡良瀬川や鬼怒川、思川など情緒あふれる有名な川が流れます。
渡良瀬川は日本最大の遊水地としても有名です。
森高千里さんの歌にも登場しますね。
鬼怒川はその上流域に位置する鬼怒川温泉でも有名です。
日本有数の景勝地でもあるので、その広大な自然に囲まれてウォーキングをするのも良いですし鬼怒川ライン下りを体験するのも面白いです。
秋には紅葉狩りも素晴らしいですよ。
那須を巡ってみよう
那須ハイランドパーク
栃木県の観光スポットと言えば、那須や日光がメッカです。
その中でまずオススメが那須ハイランドパークです。
那須ハイランドパークは、10大コースターが名物ですが、その中でも人気なのは「リバーアドベンチャー」です。
秘境感たっぷりの何ともインパクトのある不思議そうな外観が目印です。
コースター系が苦手でなければ、これらのアトラクションはとにかくいっぱい乗ってもらいたいです。高い位置まで上がった際に那須高原を一望できるからです。
絶景ですよ！
那須サファリパーク
那須サファリパークでは、動物たちがほぼ放し飼いにされています。実際に車でそのエリアを走ってみるとキリンもシマウマもライオンもとっても近くで見る事が出来ます。
マイカーでマイペースに周るのも良いですが、ライオンバスに乗ってみるのが楽しいです。
ちょうど良い高さに窓があり大型動物が近づいてきた時は大接近・大興奮です！
また草食動物たちには餌やりも可能です。うさぎやモルモットなど小動物とのふれあいができる場所もあり、サファリで興奮したあとには、ほっこり出来る時間も作れますよ！
ハンターマウンテン塩原
ウインタースポーツがメインになりますがスノーボード用のパイプやレールが豊富に揃っており、特にボーダーからの人気が高い「ハンターマウンテン塩原」です。しかし、夏場は夏場でその地形を生かした「ゆりパーク」がオープンします。
スノーリフトも、この時期はゆりを見下ろすフラワーリフトに様変わりし、彩りのある空中散歩が楽しめます。
那須以外で巡ってみよう
足利フラワーパーク
ここはCNNが選出する『2014年にかなえたい夢の旅10選』に掲載されたことにより一気に知名度が上がりました。
またこちらはイルミネーションが壮大で5000本からなる「光のバラ」や「光の藤」、水辺に輝く2000輪の「光の睡蓮」がとってもとっても綺麗です。
あじさいやアメジストセージなど、季節を選ばず様々な花が見られるのも魅力の一つです。
道の駅思川
国道50号小山あたりを走ると見えてきます。
道の駅らしく農産物の販売がたくさんなされています。小山はトマトや梨など有名です。
品種にも依りますが、旬のトマトは糖度も高くみずみずしい美味しい味に仕上がりますのでシーズン中に食してみてほしいと思います。
またここには小山うどんと称する、つけ汁うどんを食べる事が出来ます。
豚肉やネギのダシがよくでた肉汁で食べるうどんが最高に美味しいです。
うどんの手打ちの様子を見学する事も出来ますよ。
餃子の街宇都宮
宇都宮は言わずとしれた栃木県の県庁所在地です。ここは駅を降りると餃子の像が立っているほど、餃子の聖地です。
毎年11月には餃子祭りが行われ、いろいろな宇都宮餃子が食べられます。
その他、東武宇都宮駅から５分ほど歩いてみると、ここは三角屋根が美しいオリオン通り商店街にたどり着きます。
グルメ、ショッピングが楽しめますよ！
魅力たっぷり栃木県
栃木県はその観光スポットやグルメがたくさんありますが、最後は日光で締めたいと思います。
なぜなら日光というだけで何箇所も見どころがあるからです。
・日光東照宮
何と言っても世界遺産の一つに数えられる名所です。見ざる・聞かざる・言わざるで有名な「三猿」や「眠り猫」など彫刻の数だけでも5000以上てす。
・華厳の滝
こちらも王道のスポットです。中禅寺湖の流出口となっていて、最大水量は30t近くになる事もあります。
観瀑台からの鑑賞で、そのダイナミックな光景を目の当たりにする事が出来ます。
・いろは坂
急カーブ続きです（笑）
こちらはドライブやサイクリングコースとして人気があり実際に走ってみると、猿や鹿と遭遇する事もあります。
・日光江戸村
まず入り口が関所になっていて、そこを潜ると江戸時代にタイムスリップします。
職業体験や食文化をはじめとして、現代では体感出来ない昔の生活感を堪能出来ます。
忍者や花魁もいますよ！
那須と日光とで観光スポットを分け合っている感のある栃木県ですが、那須・日光を含め、たくさんの見どころがあるという事が正確な表現かと思います。
まだまだ紹介しきれていませんが、例えばグルメでいうとイチゴ、佐野ラーメン、レモン牛乳など食文化も堪能して頂きたい地域です。
休日などには東北道は渋滞しがちですが、行ってみるべきエリア間違いないところなので、是非訪れてみてその魅力を堪能してください！
