夫婦の会話が少ない時の解決方法




夫婦の会話ってとても大事な事ですよね。
今回はその会話が最近少ないなって感じてきているご夫婦に
私たち夫婦が実践した解決方法について書きたいと思います。

さて今、日本人夫婦の平均会話時間ってどのくらいかご存じですか?
なんと50ヵ国中ほぼ最下位の53分です。
私もこの時間を見て正直驚きました。
ちなみに1位はオランダの4時間24分です。
1位のオランダと凄い差ですよね。

私たち夫婦も会話が少ないなって感じていた時期がありました。
まだ結婚して間もない頃の事です。
結婚して間もない頃ってラブラブで沢山会話をするのが普通ですよね?
私たち夫婦は同棲期間も長かったのでお互いの事分かり合っているだろうなって主人も私も勝手に思っていて会話よりもお互い自分のスマホを見ている事が多かったです。そして私は休日友人達と遊んだりしていたので余計に拍車がかかった感じです。

そんなある日友人達に「最近会話が少ないんだよね。」と何気なく話したら
「それやばいよ。」「下手すると離婚秒読みだよ。」と予想もしなかった
友人達の一言。
「そんな事ないよ。」と思いましたが気になったのでネットで検索をかけて
みたら「離婚のシグナル?」などと書いてある記事を見つけ「どうしよう。」と真っ青になりました。もう私の頭の中がぐるぐると無限ループ状態。

そこでまずは会話が少なくなる原因を探っていきました。

会話が少なくなる原因

仕事や家事・育児で疲れている

共働きの場合、平日の夜しかゆっくり話せない事が多くなります。
夫は「仕事」、妻は「仕事」に加え「家事」「育児」に追われ、日々の生活を
送る事で手がいっぱいになってしまいその結果、会話をする気力、体力がなくなってしまい家族の事を思いやる心の余裕が持てなくなります。
気になっている事があっても話す時間を作る事さえ煩わしいと感じるように
なってしまいます。

話題の中心が違う

子供が産まれると夫婦それぞれの立場の違いが見えてくるようになります。
妻は、専業主婦や育休中の場合、話は子供の事が中心になるのに対して
夫は、仕事中心になるのでお互いの話題に食い違いが生じがちになります。

相手に不満があるのを封印する

夫婦喧嘩を沢山していく中で色々紆余曲折を経て喧嘩の回数が減っていきます。
それは良い意味であきらめがついてしまうからです。
何を言っても無駄だし言った所でまた喧嘩になるか言うだけ無駄になる。
そして自分の重い通りにはならないから仕方ないと思ってしまいます。
できるだけ夫もしくは妻に関わらない事によって自分を守るようになってしまうのです。

我が家が試してみた解決方法

報告だけの会話をしないようにする

会社の報告みたいな会話にならないようにしましょう。
楽しかった事、嬉しかった事、感動した事などなどを話し見てみましょう。
我が家の場合は私は作業所に通っているので通った日は「今日は〇〇したんだけど楽しかったよ。」「これは嫌だった。」とか旦那に話しました。
旦那は「この仕事面白かった。」「今日〇〇(担当のカウンセラー)に褒められた」とか。
あとは夕飯は私が料理あまり得意ではない事もあってだいたいクラシルという料理アプリを使って作っているのですが作ってみて「これおいしいね。また作ろうか。」っていう会話だったり。本当日常生活の事、ちょっとした事など何でも良いんです。

自分自身の昔の事を語ってみる

いつまでもお互いの事を新鮮に感じるためにも時分自身の過去の事柄を話してみましょう。
我が家の場合は私も旦那も学生時代や家族の話が多いです。
「こういう先生がいて面白かった(怖かった)。」「先生にこういうイタズラをクラスみんなで仕掛けてみた。」「おふくろが昔こうだった。」「うちの親はあんな風に見えるけど子供好きなんだよ。」とか。
我が家は同棲期間が長かったので意外と初めて聞く話が多くてお互いビックリしました。でもその話題で今でも話が盛り上がります。
なので長い間一緒にいるのに初めて聞いたような話を聞くと一緒に会話をする楽しみを思い出すかもしれません。

共通の趣味を見つけてみる

料理、ハンドメイド、旅行など人それぞれ色々な趣味があると思います。
共通の趣味を見つけるだけで会話のネタが沢山出て来るようになります。
会話だけではなく一緒に楽しむ時間も増えます。
2人で新しい事にチャレンジしてみるとかもっと簡単な方法は
「相手の趣味を聞いて一緒に楽しむ事」です。
スマホゲームや音楽など共通な趣味になり得るので見つけてみてください。
我が家の場合は2人とも音楽を聴く事が趣味なので「この曲いいよ。」
「昔このアーティストのLIVE行ってけっこう楽しかったから今度一緒に行こうよ。」とか。
旦那も料理するのが好きな方なのでクラシルで作りたい料理を見つけた時に「これおいしそうじゃない?一緒に作ろうよ。」と話を振ってみたり。
私が写真を撮るのが好きなので外出して良いのがあると撮るのですが旦那に「綺麗に撮れたでしょ?」って見せると「いや。もっとこうして撮った方がいいよ。」と撮り直して見せて「そうだね。そういう撮り方もありだね。」と話したりしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

この記事を読んですぐに実践してみて下さいとは全く思っていません。
何事も少しずつ少しずつ実践していった方が上手くいくと私は思っている
からです。
なのですぐに実践してみて下さいとは全く思っていないのです。

夫婦の会話が少なくなるのって正直さびしい事ですよね。
言葉のキャッチボールが少ないと何で一緒にいるのか分からなくなります
よね。
私も正直言えばそうでした。
「なんでこの人と一緒にいるんだろう?」って・・・。
しかも縁があってこの先ずっと一緒にいたいと思って結婚を決めたのに
何で言葉のキャッチボールが続かないんだろうって・・・。
この先のこの人と歩む人生どうなるんだろうとも思いました。

解決方法の例として我が家の解決方法を載せてみましたが
参考程度にして頂き、他にも探してみると色々あるので
ご夫婦に合った解決方法を見つけてみてください。
きっと合う解決方法があるはずです。
そして昔のように色々な事で言葉のキャッチボールで楽しんでください。

最初は上手くいかないかもしれません。
そうしたら上手くいかなかった点を生かして次はどうすればいいか
考えればいいんです。
まとめの前述にも書きましたが何事も少しずつ少しずつです。
時間はかかると思います。
我が家も今見たいに色々言葉のキャッチボールができるようになる
までに時間がかかりました。
早く言葉のキャッチボールがしたいという焦りが出るかもしれませんが
そこは禁物です。そこは堪えてください。

お互いこの先ずっと一緒に人生を歩んでいくと決めた人です。

会話が少なくなっているご夫婦が少しでも減っていく事を願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。