きちんと使えてる?UVクリームで効果的な紫外線対策




あっという間に6月。

梅雨入りしている所もチラホラある中、いよいよ紫外線が強くなってきましたね。

皆さんは、どんな紫外線対策をとっていますか?

帽子をかぶって、アームカバーや薄手のカーディガンを羽織ったりするという方もいらっしゃるでしょう。

あるいは、家を出る前にUVクリームや紫外線対策のメイク品を塗るという方も。

とにかく季節に関係なく、年間を通してUVクリームをつけているという徹底した方も中にはいらっしゃいます。

皆さん、本当に日焼けには気をつけているのが分かります。

では、UVクリームやメイク品を重ねて塗る時の順番や、その効果は?と聞くと、うーん…。

急に声が聞こえなくなる方が多いです。

気をつけてはいるものの、正しい方法を知らない、またご自分に合ったケアを知らないという方がほとんどです。

ただ塗ればいいのか、同じUVクリームでも塗り方によって効果が違うのではないか。

そんな疑問から、皆さんはどうされてるのかなぁと知りたくなりました。

それはUVクリームだけではなく、使っている化粧下地やファンデーションまで及ぶのかもしれません。

そこで、あらよあらよと調べてみたら色々なことが見えてきました。

そもそものUVクリームの塗り方

おさらいしよう

恐らく、顔の中の5カ所、額、左右の頬、鼻、アゴにクリームを少しずつ置き、それを顔全体に伸ばすという方法の方が多いかもしれません。

これも間違いではないです。

ですが、顔にのせる前にクリームを一度両手の平で温めながら伸ばし、そして顔全体に薄く伸ばす方がムラがなく、塗り残しもなくなるでしょう。

その時、顔だけでなく首、耳の後ろにも塗るのをわすれないでくださいね。

そして、鼻や頬骨などの高い部分は重ね塗りしてあげると効果がより増します。

重ね塗りの順番

基本的には無色でSPFが高いものが一番下にして、下地など補正する色味があるものなどは次に塗るようにした方がいいでしょう。

かといって、何がなんでもこの順番というものではありません。

ご自分の肌に合ったやり方で塗るのがしっくりしますよね。

NGな塗り方

基本的には去年買って余ってるからと、今年も使おうというのはお止めになった方がいいです。

時間が経っていることで、クリームの成分が劣化し効果も期待できません。

勿体無いと感じるかもしれませんが、劣化したクリームをつけるとお肌を傷めてしまいます。

毎年、新しいものを買い、それをなるべく使い切るというのが望ましいです。

気をつけること

ケチらない

UVクリームだけでなく、化粧下地などの重ね塗りをするからといって、ほんの少量だけ塗るというのは効果が半減してしまいます。

仮に化粧下地にUV効果があるものでも、やはり一番下に塗るUVクリームは気持ち多めに塗る方がいいです。

目安としては手の平に500円玉くらいの量になるくらいがいいようです。

パーツごとに

UVクリームを塗る際、顔のどこか一カ所だけにつけてから伸ばす方もいらっしゃるようですが、塗り忘れの箇所があるかもしれません。

できるだけ顔のパーツごとに一度クリームを置き、それを満遍なく顔全体に伸ばしていきましょう。

塗り直しが大事

外出前にUVクリームをつけたきり、塗り直しをしないという方も多くいらっしゃるようですが、できれば3〜4時間おきに塗り直しをするのが理想です。

「どうせ屋内にいるだけだから」という方も、ご自宅でもオフィス内でも窓からの日射しが入るので、そこは気を抜かずにUV対策の必要があります。

たとえ屋内にいても真夏は汗ばむこともありますし、何気なく顔に触れていたり、髪の毛や衣類で擦れていることもあります。

化粧直しの際にでも、UVカット効果のあるファンデーションなどを重ね塗りすると、より効果があります。

顔だけじゃない

UV対策というと真っ先に思いつくのが、やはり顔に対して。

ですが、人間の体は顔だけではありません。

忘れてならないのが髪の毛。

髪って、お風呂上がりや外出前にドライヤーをかけたり、整髪剤で整えたりはしますが、UV対策まできちんとできてる方は少ないのではないでしょうか。

髪の毛も紫外線にあたるので、何もせずにいるとパサパサしてきたり変色したりする場合があります。

ぜひ、UVスプレーなどで紫外線対策をしてあげてください。

さらに意外と盲点なのが、手です。

特に運転する方はハンドル操作をしている間、フロントガラスから紫外線にあたってしまい、気がついたら手だけ日焼けしていたなんてことも。

やはりこれも外出前にはUVクリームを手から腕に塗り、運転中は手袋をつけるのがオススメです。

UVクリームだけでなく手袋だけでもなく、できるだけ両方の対策を取る方が効果的です。

また、今年は感染症などの心配もあり少ないかもしれませんが、もし海水浴など海や川へ行くという機会がある方は足下にも気をつけてあげてください。

ビーチサンダルなど、紐の痕のまま日焼けしますよね。

あれ、意外と残ります。

綺麗な素足で過ごせるよう、気をつけたいものですね。

UV対策といっても、その意識の持ち様も方法も人それぞれ。

火傷や皮膚の病気など重症なことにならないよう個々に合った対策をとりながら、今年も日射しの強いこれからの時期を楽しんでいきましょう。