白髪があると何だか実年齢より老けて見えたり、ヘアスタイルも思うように楽しめないなど、特に若い人の中には悩んでる人も多いようです。
顔立ちは若いのに白髪があると妙にアンバランスだったりもしますよね。
女の子なら可愛いヘアスタイルにして買い物に行きたい。
男の子ならカッコよく決めてモテたい!など、若い人なりの外見の問題もあるようです。
白髪というと、親からの遺伝ではないかという人も多いと思います。
が、この頃の若い人の、いわゆる若白髪の場合はそれだけではなく、若い人たち特有の生活習慣が大きく関わっているようです。
今どきの若い人たちの生活習慣て、一体どんなことを指しているのでしょうか。
そして、それは大人にはない生活習慣なのでしょうか。
ここでいう若い世代とは10代20代のことで、10代の中高校生、大学生あたりにも白髪があるなんて、もし私だったらと思うと、それは悩んでしまいますね。
世の中のお父さん、お母さんもお子さんに白髪が増えたりしてるのを見つけたら心配になりますよね。
では、なぜ若い人たちに白髪が増えているのでしょうか。
その原因と対策を調べてみました。
10代20代に多い白髪
なぜ白髪は生えてくる?
皆さんは白髪と聞くと、黒い髪が白く変化すると思っていませんか?
それが違うんです。
そもそも髪の毛は白いものなんです。
これは髪を生成する毛母細胞にあるメラノサイトという色素細胞によりメラニン色素がつけられて黒色の髪になるのです。
これが何らかの原因でメラニン色素を受け入れられず、白髪になっていると考えられます。
白髪には2種類ある
白髪といっても大抵、2種類に分けることができます。
1つは休止型白髪といって、メラニン生成を一時休止するというもの。
もう1つは欠失型白髪といって、メラニン生成が大部分、または完全に損なわれた状態のことをいいます。
若白髪は多くの場合が休止型白髪だと言われています。
ですので、白髪の原因と対策をきちんと知って改善していくことが大事です。
その他の白髪
若い方の中には稀に内臓疾患などの病気がある方、生まれつき甲状腺に異常がある方、貧血などで血のめぐりが悪い方など何らかの病気が原因となってる場合があります。
そういった場合は体の中から変えていく必要があるため、早めの医療機関での治療が必要になります。
白髪の原因と対策
若い世代の生活習慣
最初に言っておかなければならないのは白髪になる原因として生活習慣とは別に、やはり遺伝は大きく関わっています。
次にストレス。
若くて学生といっても、受験、学校内での人間関係、家庭内環境など、自分では気づかないところに意外とストレスになるものはあります。
そして過度なダイエットもあげられます。
特に10代の人たちは大人への成長期として栄養バランスは大切なもの。
栄養不足になるほどの過度なスケジュール、食事制限は控えた方がよいでしょう。
また何より、インターネットのためのパソコン、スマホやタブレット、またはゲーム機器の使いすぎです。
若い方の中には身に覚えがある人もいるのではないでしょうか。
対策方法
とにかく先ずは食事です。
栄養バランスを考え、大豆や乳製品、レバー、海藻など良質のタンパク質を意識してとるようにしましょう。
それと併行して頭皮マッサージもやるようにしましょう。
マッサージをすることで血のめぐりがよくなり、頭皮をほぐしてくれます。
何より控えるもの
これはスマホやゲームです。
今やネット社会なので手放せない物ですが、やり過ぎ、見過ぎは禁物です。
1日でやる時間を決めて、あとはアプリでロックする、またはご家庭内でルールを決めるなどの対策を打ちましょう。
若い人だけじゃない
今回は若い人たちに白髪が急増しているということについて調べてみました。
若い人たちの白髪の原因として睡眠不足、また睡眠の質が低下しているということも分かっています。
睡眠は成長ホルモンの分泌を促す働きがあり、頭の中をリセットしてくれる役割もあるので、出来れば最低でも寝る1時間前にはゲームやスマホをやめると良好な睡眠をとることができます。
私は、個人的にここまで見てきて思ったのは、若い人に限らず、大人だって生活習慣を見直さなければいけないなということです。いや、むしろ大人だからこそ見直すべきだと感じました。
生活習慣そのものは若い人たちとは若干異なりますが、若い人たち以上に食事やストレス、スマホの見過ぎなど指摘されてるところもあります。
特に仕事での人間関係、付き合いだなどと称して過度な飲酒であったり、ついやってしまってるということが日常の中に多くある方もいると思います。
若い世代に生活習慣を見直せと言う前に私たち大人も変わらなければなりません。
そう考えると白髪といっても、何かのサインなのかもしれまんね。
若い人も大人も白髪のサインを見落とさず、互いに生活習慣を改善していくのが望ましいのかもしれません。