私は地方出身で首都圏に住んでいますが、毎朝漠然と「仕事に行きたくない」と思ってしまいます。
毎朝起きると「今日も仕事か。今日はこれとあれをこなして・・・」と仕事の事ばかりで頭がいっぱいになりながら朝食を食べ、歯を磨き、身だしなみを整えスーツに着替えます。
そしてカバンを持って駅へ向かうごとに「仕事に行きたくない」気持ちが増していき、自分と同じような格好をした人間で満杯の満員電車に乗ると、その気持ちがピークに達します。
会議の日や繁忙期など、その日一日が忙しかったり神経を使うと分かりきっている日の朝は、その症状が非常に顕著に表れます。
そんな時は、満員電車を途中で降りてしまい会社へ体調不良と連絡し、休んでしまうこともありました。
そしてその日は朝のうちに出勤とは反対方向の電車に乗ると席はガラガラ。終点まで乗ってしまい、出勤していく人間を尻目にカフェで一杯のコーヒーを頼み、席についてゆっくり飲むと、非常に清々しい気分になります。
「仕事に行きたくない」と沈んでいた自分が嘘かのように晴れやかで落ち着いた気持ちになれます。
それだけ、「仕事に行きたくない」気持ちというのは人を落ち込ませるのだなと改めて感じました。
仕事を教えて頂く先輩社員が非常に厳しい方
会社独自の仕組みが全く分からない
私が仕事に行きたくない原因は以下の3つです。
1、仕事が難しく、覚えられない
2、満員電車に乗るのがつらい
3、教育係の先輩が厳しく、一緒に居たくない
1については、新卒が多い今の会社において私は中途で入っているので、会社独自の仕組みが全く分かりません。
その中で皆は当たり前のように専門用語を使って会話や仕事を進めるため、それについていけないことが多々あります。
仕事に向かうことが嫌になる
それが重なると、ついていけないことが分かっていて仕事に向かうことが嫌になってきてしまいます。
2については、私は地方出身のため、満員電車に全く慣れていません。
毎日毎日おしくらまんじゅうのように電車に詰め込まれ、特に夏などは隣り合った人間の汗などが自分にくっついたりすると、ひどい不快感に襲われます。
仕事に向かうこと自体が億劫に
それが毎日と考えると、仕事に向かうこと自体が億劫に感じてしまいます。
3については、仕事を教えて頂く先輩社員が非常に厳しい方で、分からない事を聞くたびに「こんなことも分からないのか」と一言は文句を言われます。
それが続くと、「毎日何かを聞くたびに怒られる→怒られたくない→仕事をしたくない」というロジックに陥り、結果として「仕事へ行きたくない」という感情に繋がってしまいます。
仕事以外に目を向けることが大切
社会人サークルへ参加したり、街コンに参加
私は仕事に行きたくない時の対処法として、終業後や週末に楽しみを作ることにしました。
地方から出てきて間もないという事もあり、友達を作りたいという思いから社会人サークルへ参加したり、街コンに参加するようになってから、不思議と仕事へ向かう足が以前より軽くなりました。
友人や恋人ができると毎日が充実
社会人サークルも街コンも、基本的には同じ社会人が運営する者であるため、夜や週末など時間的に参加しやすいこともあり、それらを通じて友人や恋人ができると毎日が充実します。
交友関係が広まればなおさらで、毎日誰かしらと連絡をとったり会ったりしていれば、「今日の仕事をこなせば○○と会って飲みに行ける!」「今週の仕事をこなせば週末はデートに行ける!」と思うことで仕事を頑張れるようになった気がします。
自分の中のストレスが軽減されている状態
少なくとも私の場合、「仕事へ行きたくない」というのは、仕事によってたまったストレスが発散しきっていないためにそう感じていました。
上記に挙げたような楽しみを作ってそれを経ることで、仕事のストレスがうまく発散され、次の日に仕事へ向かうときには自分の中のストレスが軽減されている状態になっているのだろうと思います。
つまるところ、仕事以外に目を向けることが大切だと感じました。
仕事に行きたくない時のまとめ
上記にもありますが、仕事「以外」に目を向けることが、仕事に行きたくない気持ちを和らげるカギだと思います。
仕事を変えることももちろん大事ですが、それは頻繁に変えることができるものではないため、現実的なのは「仕事以外に楽しみを持つ」ことでしょう。
平日夜の飲み会、週末のデート、サークル活動、趣味など、何でも構いません。
とにかく、仕事を終えればこれが待っていると自分に思わせる材料が必要です。
そして、それらの材料は今の世の中に溢れています、SNSが発達しているので、都会在住でなくとも簡単に同じ趣味や好みを持った人間や団体とつながりを持つことが可能です。
ネットショッピングで、趣味のものを集めることも容易にできます。
交通網やナビ・ツアーが発達しているので、バスや電車、車で好きなところへ行くことができます。パソコン一つがあれば、自分で会社を起こしてしまうことすら可能です。
これだけ便利になっている今の世を生きているアドバンテージを、最大限活用しない手はありません。
そうすれば、いつの間にか「仕事へ行きたくない」という気持ちから、「○○をこなすために仕事を頑張ろう」という気持ちへ変わることは、間違いないでしょう。