福岡市の博多湾にはいくつもの島が浮かんでいますが、そのひとつに志賀島があります。
志賀島は国宝として有名な漢委奴国王の金印が出土した場所で歴史の教科書にも載っています。
そしてこの志賀島が福岡市の東の端のほうと陸続きで繋がっていて、ちょうど博多湾を抱く腕のような形になっています。
その腕の先にある手に当たる部分が志賀島です。
志賀島は釣りや海産物がおいしく食べられる地域としても有名なのですが、今回紹介したいのは志賀島に通じる腕の部分です。
腕の部分は博多湾に突き出したようになっているので両側を海に挟まれています。
そのため、この腕の部分を「海ノ中道」と呼びます。
海ノ中道には海ノ中道海浜公園という国営公園が設けられています。
肝心の園内の様子ですが、まず何といっても園内のあちこちで季節ごとに変わるフラワーガーデンが魅力です。
広大な芝生広場では子どもたちと駆け回って一日を過ごすのもいいのではないでしょうか。
見どころは花だけではなく、動物の森という動物たちが飼育されているゾーンもあります。
広い園内を徒歩で回るのは結構大変なので、有料のレンタサイクルもあります。
気持ち良い風を受けながらのサイクリングは最高です。
他にもアスレチック施設やながーいローラー滑り台、水辺のトリムなどのほか、子ども向けの遊具もかなり充実しています。
ちょっとした遊園地のような規模を誇る福岡市民の憩いのスポットです。
海ノ中道海浜公園をお勧めする最大の理由はコスパが非常に良いことです
国営公園なので入場料は大人が450円で中学生以下は無料
アミューズメントパークに行ったけど入場料が非常に高いのに施設や乗り物を利用するために何時間も待たされて、結局遠いところまで行って疲れただけで終わってしまったということも多いと思います。
海ノ中道海浜公園は国が経営する国営公園なので入場料は大人が450円で中学生以下は無料です。
入場料だけでかなりの施設を楽しむことが出来ます
国営の施設でなければこれほどの低価格は実現できないと思います。
更に園内が非常に充実していて、入場料だけでかなりの施設を楽しむことが出来ます。
フラワーガーデンに大芝生広場、動物の森、アスレチックなど恐らく1日中遊んでも遊びきれないと思います。
有料のレンタサイクルにしてもお財布を気にせず遊べます。
有料のレンタサイクルにしても大人が3時間で400円、1日だと700円と非常にお手頃で、お財布を気にせず遊べます。
楽しみ方が非常にたくさんあるのも魅力の一つだと思います。
フラワーガーデンを見ながら写真を撮ってインスタグラムなどに上げてみるのも楽しいでしょうし、大芝生広場でこどもたちと鬼ごっこやボール遊びなどなかなか人口密集地ではできないことも楽しめるでしょうし、ピクニック気分で出かけるのもいいでしょう。
コスパの良さと多くの楽しみ方が魅力だと言えると思います。
子どもたちは動物が好きでしょうから、動物の森がおすすめです
ファミリーにおすすめの楽しみ方
海ノ中道海浜公園は訪れる人によって楽しみ方も変わります。
まずファミリーにおすすめの楽しみ方です。
子どもたちは動物が好きでしょうから、動物の森がおすすめです。
動物園のように檻に入れられた動物もいますが、カピバラやカンガルーなどはロープで区切ってあるだけの場所にいるのを見ることが出来ます。
触れることは出来ない動物もいますが、多くの動物が至近距離で見られるのは魅力だと思います。
子どもから大人まで楽しめる
それからふわんポリンという巨大なエアートランポリンがあり、この上でこどもたちが飛び跳ねて遊ぶことが出来ます。
他にも有料ですが巨大迷路やゴーカートなどもあり、子どもから大人まで楽しめると思います。
カップルでも充分に楽しめます。
フラワーガーデンにはところどころにベンチがおいてあり、きれいな花を見ながらカップルで過ごすには非常に素敵な空間だと思います。
色んな人のニーズに応えられるような公園
フォトスポットも数多く設置してあり、二人のいい記念になると思います。
レンタサイクルで二人乗り自転車をレンタルするというのもいいかもしれません。
シニアの方でも楽しみ方があります。
フラワーガーデンには本格的なカメラを持って咲き乱れる花を撮影したり、一輪のバラに焦点を絞ってじっくり撮影したりしているシニアの方も数多くいます。
こうした色んな人のニーズに応えられるような公園なのです。
まとめ
福岡市の中心から少し離れたところにある海ノ中道公園ですが、様々な楽しみ方のあるレジャーランドです。
その他の有名アミューズメントパークのように入場料が高価だったり待ち時間が長かったりすることなく、安い入場料でたくさんの施設を一日中利用できます。
さらにそこから少しだけ料金を追加すれば、もっといろんな種類のことが出来るようになります。
絶景が見られるけれども景色を見て写真にとって食事をしたらあとはもう帰るしかない、というような施設ではなくかなりしっかり楽しめる施設がそろっています。
遊ぶだけではなく園内には飲食店もあり、フードコート形式でかなりの種類の中から料理を選ぶことが出来ます。
アクセスは博多港から船で行く方法か、福岡市の中心である天神からバスで行く方法か、博多駅からJRを乗り継いで行く方法になりますが、有料駐車場もかなり大きいので自家用車で行く人も多いです。
海ノ中道海浜公園の近くにはマリンワールドという水族館もあり、夜の水族館というイベントなどを行っておりおすすめです。
ただしマリンワールドと海ノ中道海浜公園は別の施設なのでマリンワールドには入場料が別にかかります。
是非一度、海ノ中道海浜公園に家族や友人などと足を運んでみて下さい。