子どもと簡単に出来る暇つぶし




休みの日に、外出したいけど、雨だったり、ご自身が疲れて疲れていて、遊びに行くのが大変な時、「家で、子どもとどうやって過ごそうかなぁ…」と思う事はありませんか?

子どもが特に小学生くらいだと、子育て支援の広場なんかは遊びに行けないし、かと言って、勉強ばっかりさせるのも、可哀想だし、終われば暇になるし…。
暇になれば、テレビを見たり、ゲームばっかりやりたがる。
短時間ならそれでも良いですが、長時間はやっぱり避けたいところです。

でも、正直、それはそれで、困りますよね。

今回、そんな時に、子どもと一緒に出来る、暇つぶしの方法を紹介したいと思います。
私も、保育園児と小学低学年の男の子がいるので、まさしく、遊びに行くとなると、体力勝負!

しかし、毎回、外に出て一緒に遊ぶのも、正直、疲れてしまって、「休日くらいゆっくりと過ごしたい…」というのが本音です。

そこで、色んな暇つぶしを考えて、何とか体を休める方法はないかと日々思っているところです。

そんな中、比較的簡単で、暇が潰せることに成功したものを紹介します。
材料なんかも一緒に買ったり、集めたりするところから始めると結構、暇つぶしが出来ますよ。
それを念頭に置いて、この後の紹介を読んで頂けたらと思います★

長期休みの工作を先にやってしまおう!

夏休みの課題作り

これは、小学生になると、絶対にある宿題です。
でも、時間がないと出来ないもの。
暇な時に少しづつやっておけば、長期休みは、学童(児童クラブ)があったり、保育園もお盆休みがあるくらいで、お預かりしてくれるので、工作の課題を気にせず、しかも、「良いもの」が出来ます!

幼児には、特に提出義務はありませんが、提出すると、先生達が褒めてくれるので、一緒にやると良いですよ★

そして、何より、子どもが、夏休みを楽する為に、積極的に参加してくれます★

万が一、旅行を計画しているなら、それを話した上で、取り組むと、もっとヤル気を出してくれますし、お友達家族と一緒に遊べるかもしれないし、何か楽しい事があったら、思い切り遊べる!という事を言っておけば、積極的になってくれます。

勉強ではありますが、楽しい勉強なので、子どもも苦にならない様ですね。
親子で一緒に出来るのも、嬉しいようです。
ですから、夏休みの課題を済ませてしまいましょう★

工作だけではなく、理科実験などもあったりします。
それも、遊びながら、一緒にやると良いですよね。

何をやるか…というところから一緒に考えてみると、子どもも自分が選んだ物が出来るので、良いみたいです。

材料は日頃から取っておく

これですよね…。
場所を取る上に、苦労するのは…。
特に牛乳パック!
これは、日頃から集めていないと、買えないものです。
なるべく潰して、後で使える様に、「多め」に取っておく必要があります。

しかし、牛乳パックを使っての工作は、結構簡単で、楽しいものや後々、子どもが使えるものが多かったりします。
提出した後した後は持って帰って来ますから、後々、使えるものだと嬉しいですよね★

あとは、小さめのお菓子の箱とかですね…。
でも、小さめのお菓子の箱は、お値段も手頃で、どうせお菓子を食べるなら、その時に買えば良いので、特に集めておくものではないです。

大きいものから小さいものまで必要な場合があるので、中くらいのお菓子箱あたりから箱も取っておいた方が良いです。
特に中くらいの箱と言えば、人からお土産などで頂いた、お菓子の空き箱くらいの大きさです。そうなると、そんな頻繁にお土産を貰うとは限らないですので、特に、フタがあるお菓子箱を2つくらいは取っておくと良いかもしれません。

なぜフタ付きかと言うと、フタも使えるので、多く取っておく必要がなくなるからです。

ダンボール箱は、スーパーなどで比較的、簡単に貰えるので、特に取っておく必要はありません。

他に、あると良いかもしれないのは、「バラン」です。お弁当の食材を仕切るあのペラペラしたものです。

最近、可愛いのがたくさんあるので、なかなか、スタンダードな緑の「バラン」を買う人は少ないと思いますし、買ったら大量に入っているので、結局、いらないものに…。

これも、薄いものなので、洗って3枚くらい取っておくと、「草」を表現したい時に使えるので便利です。

あとは、大体、買えば手に入るものなので、この「箱」という材料だけは、集めておくと便利です。

材料を集めにいく

必要なものが決まったら、材料を集めに行く必要があります。
ご自身が元気のない時は、お買い物。
少し動ける時は、外で集めないといけないものなど、その日によって決めれば良いと思います。
作るものによっては、木の枝や貝がらが必要だったりします。
木の枝なんかも、買おうと思えば、既成の物を崩したりして、買えるものでもありますし、貝がらも最近では売ってますが、まぁ、暇つぶしにのんびり探しに行くのも良いかもしれません。
子どもの気分転換にもなりますし★

そして、お買い物は、子どもも実は好きですよね。
男の子、女の子に限らず、買い物は好きです。
そうして集めたものが、作品になると思うと真剣に選ぶので、結構、時間が掛かります。

親も、ちょっと楽しくなってくるかもしれません★
なるべく家にあるものは、それで済ませて、無いものや足りないものを買うようにしたらいいですよ★

材料は、大体100均で揃えられるものばかりです。
工作にそんなお金は、掛けて良いものでもないですから、あまり、お金は掛けずに済ませたいところです。

これだけでも、結構、楽しく時間潰しが出来ますよ★

簡単な工作として

ランプシェード

これは、作った中で、一番、人気がありました!
材料は、針金、風船、木工用ボンド、筆(もしくはハケ)、花紙(学校や保育園、幼稚園で、お祝い事の時に飾る花を作る薄い紙)か、もしくは、薄い和紙。100均の電池で光るソケット付きの電球。
そして、あると良いのが、タコ糸です。

作り方は、本当に簡単ですが時間が掛かるという、暇つぶしには、もってこいの工作です。

針金を上部、真ん中、下部に分けて3つ輪を作ります。
上部は、電球ソケットを最後に通すので、その分だけ、ソケットに合わせて、空けておいて下さい。
その3つを固定する様に縦にも2箇所くらい針金を通します。

そして、風船を、その針金の中で膨らまします。

花紙(他にも光を通すものなら大丈夫です。)を、手でランダムにちぎります。
本当に適当にちぎれば良いです。それが「味」になるので…。

ここまでで、下準備は終わりです。

あとは、ボンドを水で少し薄めて、針金と風船に隙間がない様に塗りながら、ちぎった紙を隙間なく適当に貼り付けていくだけです。
ひたすら貼って、最後に全体にまんべんなく薄めたボンドを真っ白になるくらい塗って、2日くらい乾かせば完成です。

風船は、2日くらい経つと乾いていれば、だんだん小さくなっているハズなので、そのまま引き抜けは良いです。

ソケット付きの電球を入れると、薄明かりが本当に綺麗です!

そして、あると良いのが、タコ糸と書きましたが、最後、全体にボンドを塗る前に、水で薄めたボンド液にタコ糸を浸して、全体に巻き付けると、オシャレに仕上がりますよ★

他にも、水風船を使って、タコ糸だけ風船に巻き付けて固めてから、クリスマスツリーに使う様LEDの電球にはめ込むだけで、コロコロとしたカラフルなライトが出来ます!
風船が取り出しにくい時は、割って出せば大丈夫です。
簡単な割に、見た目が可愛くて、難しそうなので、これは、高評価でした!ただ、時間は掛かります!

牛乳パック椅子

集めるのが大変ですが、これは有名ですよね!
牛乳パックを利用しての椅子です。机なんかも作れるみたいですが、持って行くのが大変過ぎるので、机は提出用というより、「椅子作ったから、机も作ってみようか!」と更なる暇つぶし用にすると良いです。

この牛乳パック椅子ですが、三角にするのか、四角のまま使うのかで、形が変わっていきますよね。

そして、何より重要なのが、牛乳パックで形を作った後です。
布にするのか、紙を貼り付けて行くのか…。
ここが、腕のみせどころだと思います!

例えば、私の息子は、1年生で、恐竜が大好きなのですが、恐竜の布を被せるのも1つの手段でしょう。
しかし、これを、紙で「恐竜椅子」として作ってみたらどうなるでしょうか★
六角形の椅子に顔としっぽと足を作ってみたら…。
ちょっと亀っぽくなりそうですが、それだけで、オリジナル性が出て来ますよね!
そして、その部分は、きっと本気を出して作っていくと思います。
提出用の椅子ですからね。
子どもの魅力の詰まったものに仕上げると、他とは違うものになります!
それこそ、「バラン」を貼り付けて草を表現しそうです。

女の子だと、フェルトを使えば、簡単にリボンを作る事が出来るのでそれを布に取り付けたりすると良いですよね★

最近では、「貼る布」が売っているので、子どもでも出来そうですし、良い柄がない時は、両面テープを使って布を貼っていく手段もありますね★

中学年、高学年になると、カバーを作ってみても良いかもしれません。
子どもの学年によって、「出来るもの」を作ってみると良いと思います★

貯金箱や箱庭

これも楽しいです!

貯金箱は、ペットボトルで作ったり、牛乳パックで作ったり…。
低学年のうちは、お金を入れるところのカットのみにして、そこは、親がやると良いですね。
先生も、そこは自分でやりなさい!とは言わないと思います。
そして、全体を紙粘土で覆って、あとは、粘土遊びです!
どんどん、色んなものを付け足していって、最後に絵の具で色を塗ると良いですね。

年齢を重ねるにつれて、取り出し口を作ったり、紙粘土を使わずにモールや目玉パーツを使って面白い作品にしてみても良いです。
場合によっては、フェルトなどで、キャップ部分に何か作って取り付けるのも良いですよね。
親子で楽しい時間になりそうです。

箱庭は、好きな様に箱を使って、思う存分理想のお庭を作ると良いですよね。
ペーパーの芯を利用して2階建てにも出来ますし、想像は止まりません。
毎週の様に、何か付け足したくなるかもしれませんよね★

フタ付きの箱が2つあれば、4階建てまで作れますし、作った箱庭にフタをして持って行く事も出来ます!
みんながフタを開けて「わぁ〜!」と思わず声を上げたくなる様な作品を是非、親子で楽しみながら作ってみて下さい★

親の理想は、ほどほどにして、あくまでも、子どもが作りたいものを一緒にどうすば良いかを考えて一緒に作りあげていく様にしましょう!

まとめ

どれもこれも、作り方は簡単ですが、夏休みの1日2日で終わるものではないです★
凝り出せばキリがないものばかり!

ランプシェードは、簡単ですが、紙をちぎるのにとても時間が掛かります!
これを、1日で貼り終わるところまで済ませようとすると、大人が3人くらい必要になります。
話をしながら、時には「疲れた〜!何でこんな事やってんだろ…」とか本音を言って笑いながら、楽しくやると良いです。
女の子でも男の子でも、この地味な作業中は、ホットケーキミックスを使って、簡単なお菓子を同時進行で作っていると、焼き終わるまでの間は、ひたすらちぎって、焼きあがったら、休憩タイム。

また、それも楽しい様です。

お菓子を作るのは、面倒ですが、何より、子どもにとっては、「料理」として考えるので、自分が作ったものが出来上がるのは、ワクワクするのです。

ですから、なるべくお菓子を作る工程を、子どもに、ほぼ任せるのが良いです。親も疲れないですし…。

今回紹介したものを、何回にも分けて、夏休みまでに仕上げる!これが、質も上がるうえに、何回も、暇を潰すコツです。

今回、挙げた以外で、特別、課題を済ませる訳でもなく、1日だけ暇つぶししたい時は、「ぬりえ」がオススメです。
一見、子どもじみてますが、これを「対決」にすると面白いです。
「どっちが、よりリアルに塗れるか!」の勝負です。
塗り絵は、子どもに選ばせて2冊用意します。

子どもの好きなキャラクターだと、大人は、実は、あまり色を知らないものなのです。
ですから、大概負けますが、これだと、集中して結構、時間掛かって塗ってくれます。
なんせ、「対決」ですから…。大人はちょっと、面白く仕上げると、子どもは喜びますよ★

物当てクイズも面白いです。
紙と色鉛筆だけあれば良いので、準備も楽です。
相手のヒントをもとに、絵を書いて、何の事を言ってるのか当てるというだけのゲーム。

特に長期休みの工作など意識しない人には、こんなゲーム感覚の遊びが良い暇つぶしになり、楽しめますよ。

今回挙げた「暇つぶし」が、親子にとって、どれも楽しく、有意義なコミュニケーションに繋がると良いなと思います。