皆さんは日ごろ、運動していますか?
「会社まで歩いてるよ」
「休みの日はジムでトレーニングしてるわ」
「運動って苦手。だから全くしてない」
いろいろな方がいらっしゃるでしょう。
実際、私はダイエットも兼ねて健康維持のため、運動不足解消のためジムへせっせと通っています。
運動を始めたきっかけというのも個々に違うと思います。
例えば、私と同じようにダイエットのためであったり、血圧が高く糖尿病予防のためとか、色々あると思います。
ジムでなくても、やろうと思えば運動をする場所や時間て意外とあるものですよね。
そして運動には大きく分けて2つ、有酸素運動と無酸素運動があるというのもご存知の方は多いだろうと思います。
大まかにいうと、有酸素運動は酸素を使って時間をかけて行う運動のことで、無酸素運動は酸素は使わず短い時間で行う運動、つまり筋トレのことです。
日ごろ運動しているという方でも、その目的によって運動の方法、内容が少し違ってくるようです。
ダイエット目的なのか、健康維持のためなのか、運動不足解消のためなのか。
目的に応じて、今やってる運動を見直してみませんか?
しっかりと知識をつけて、運動するとより効果が期待できるものになります。
それでは、有酸素運動と無酸素運動の違いからみていくことにしましょう。
有酸素運動とは
有酸素運動の種類
有酸素運動といえば、その代表格はランニングでしょう。
次にウォーキング、水泳、自転車などでしょうか。
王道のランニングは、お手持ちのTシャツにジャージのパンツなどで出来るので、お金もかからず手軽に始められる運動ですね。
有酸素運動の効果
有酸素運動は酸素を多く使い時間をかけて運動するため、心肺機能が鍛えられ全身に酸素を行き渡らせるので代謝がアップし、食べても太りにくくなるという効果が期待できます。
また、ランニングは効率よく脂肪を燃焼してくれるので、ダイエットだけでなくメンタル面にも効果があると言われています。
ヨガなどで知られている集中力や瞑想に近いもので、ランニング中はとにかく無心で集中できるので精神の安定やストレス解消に繋がると言われています。
週に2時間程度、効率よく
この有酸素運動、スピードが早ければ良いというものではなく、どちらかと言えばゆっくりなスローペースで行うのが、より効果的です。
スピードが早すぎてバテてしまい、続かなければ意味がありません。
ダイエットにもメンタルにも、また脳にも効果がある有酸素運動。
ただし、有酸素運動はゆっくりやっても体に負担をかけた分、いたわってやるのも必要です。
運動後にストレッチをして筋肉をほぐすのも忘れずにやってあげましょう。
無酸素運動とは
無酸素運動の種類
短距離競走、相撲、ダンベル、バーベルなどを使った筋力トレーニングのことをいいます。
短時間で体に負荷をかける運動を行い、有酸素運動と違って酸素を使わない運動を行いますが、これは呼吸をしないという意味ではありません。
こういった無酸素運動は体に高強度な負荷をかけるので、大抵1〜3分程度の運動が目安となり、それ以上やる場合は十分な酸素が必要となってきます。
有酸素運動とは違う効果
無酸素運動は短時間しか行うことはできませんが、大きな負荷と早い運動をすることができます。
筋肉や筋量は加齢とともに萎縮したり減退していくことがわかっていますが、無酸素運動を行うことで筋肉も筋量も維持でき、高めていくことができるので、有酸素運動とともに欠かせない運動です。
徐々に慣らしていく
「よし、ならばやろう!」と急に走ってみたり、ダンベルをしてみたりしても息切れしてしまいます。
特に高齢者や高血圧などの生活習慣病にかかっている人が急に体に負荷をかけると動悸や目まい、急に血圧が上がるなど、むしろ危険な場合があります。
最初は抵強度ものから始めて徐々に強度上げて、体を慣らしていくのがよいでしょう。
何事も無理は禁物ですね。
楽しく運動するのが一番
今回は有酸素運動と無酸素運動を取り上げてみました。
日ごろから運動している人も、今一度、運動の内容を見直してみて、果たして効果はどうなのか、あるいは新しい運動を取り入れてみようかなど、検討してみるといいかもしれません。
そして忘れてはならないのが運動の目的です。
私のようにダイエットしたいと思って運動するのか、それとも血圧を下げたいと思って運動するのか、それぞれの目的によっても運動の内容、タイミングなどが変わってきます。
どの運動が何に効果をもたらすのか、色々な運動を試してみることをお勧めします。
ダイエットのために有酸素運動ばかりでもいけない。筋力トレーニングのような無酸素運動を行うことによって、体の部分的な引き締め効果をねらったりする。
また、一度に有酸素運動もやって無酸素運動もやってと欲張らずに、今日は有酸素運動をやって明日は無酸素運動をしようとか、何回かに一回は体を休ませたり、体の調子に合わせて無理せず行うことが大事です。
もうすぐ季節が変わり春があっという間に過ぎ、暑い夏がやってきます。
最近は新型コロナウィルス対策で外出の自粛ムードがありますが、天気の良い日が多くなり動きやすい季節になります。
これを機会に是非、楽しく運動して気持ちよい汗をかきましょう!