うつ病がしんどくて会社に行きたくないとき




会社の人間関係でうつ病を発症してしまいました。

発症してすぐ、上司に相談。幸い理解のある上司だったために、すぐに退職する予定でしたが「無理のない範囲で」と退職を止めてくれたのです。

とくにうつ病がしんどかったときは、やっぱり会社に行きたくありません。

決まって、人間関係がこじれてしまった人たちと関わらなければいけないときでした。

朝目はパッチリと覚ますことができます。むしろ、ほとんど寝ていないといっても過言ではありません。

憂鬱な気持ちだとか、焦った気持ちではなく、むしろ興奮したような気持ちでしっかり眠ることはできませんでした。

目覚めても、身体を起こすことはできないのです。金縛りに遭ったよう感覚でした。

とにかく身体を這いずってベッドから出て準備をしていました。

満員電車を避けるために、いつも早めに出社していましたが、そのときはいつも始業ギリギリになりました。

会社に着くと、先に掃除などを済ませてくれている例の人たちに挨拶とお詫びをすると、冷たくあしらわれました。

なぜそのような態度をとられるようになったかというと、私に彼氏ができたことをすぐに報告したかったからだそうです。

まるで学生のように、プライベートを理由に態度を変えられ、とうとう会社に行きたくないとまで思うようになったのでした。

会社に行きたくなくなったのは、その同僚たちとの関係が壊れてしまったこと

その原因は、私に彼氏ができたこと

会社のなかでとくに仲のいい同僚がふたりいました。それでも会社のなかだけ。

プライベートで遊びに行くこともなく、プライベートなことで退社後に連絡をとることもありません。

会社に行きたくなくなったのは、その同僚たちとの関係が壊れてしまったこと。
その原因は、私に彼氏ができたことでした。

社風が厳しいため、仕事中はもちろん私語は厳禁

社風が厳しいため、仕事中はもちろん私語は厳禁でした。ゆっくり話せるとしたら、お昼休みくらい。

お昼休みは早番と遅番の交代制です。

仕事の関係で、仲のいい同僚たちとしばらく一緒にお昼休みを取れない日が続いていました。

ようやく同僚たちに報告できたときは、付き合って2ヶ月が過ぎた頃でした。

忙しい仕事を終え、せっかくゆっくりできるプライベートの時間、わざわざメールで報告するのも面倒に思っていたのです。

報告できたときは、付き合って2ヶ月が過ぎた頃でした。

わざわざメールで報告するのも面倒

忙しい仕事を終え、せっかくゆっくりできるプライベートの時間、わざわざメールで報告するのも面倒に思っていたのです。

すると、「なぜすぐに言ってくれなかったの?」とふちりは激怒。
「メールくれればよかったのに!」
「そもそもこっちが話題ふらないと、言わないつもりたったでしょ?」
「前の職場の子はそういうのはすぐに報告してくれたのに」
「こっちは友達だと思ってたのに」

ふたりから責め立てられ、それから挨拶は無視か目を見ず。
会社での会話も、メールも敬語になってしまいました。

落ち込んで落ち込んで自分を責め、とうとううつ病の診断がおりました

人間関係が壊れて仕事がしづらくなった

私のなかでは、人間関係が壊れて仕事がしづらくなったことよりも、うつ病を発症してしまったことのほうがよっぽどショックでした。

そのため、割り切ることもできました。

会社の人はすべて、友人でも知り合いでもなく会社の人。

そして、会社のドアを開けた瞬間から、私はただのOLであり、会社のなかだけの私を創ろうと考えたのです。

普段の私はすぼらでめんどくさがり。そんな私はプライベートだけ!

気遣いもできる完璧な人を演じました

会社では、きっちりしていて言葉遣いもよく、気遣いもできる完璧な人を演じました。そう、「演技」だと考えたのです。

そのため、同僚たちにも笑顔で挨拶し、業務連絡はこまめにしっかり。
笑顔でお礼を言うこともできました。ふたりの不思議そうでかつ焦った顔は忘れもしません。

本当にしんどいときは休ませてもらった

また、上司に早めに相談をしていたため、本当にしんどいときは休ませてもらったり、午後からの出勤にしてもらうこともできました。

上司に相談し、社長にも自分で説明したい旨を報告。
社長とも話すことができたため、うつ病でもしばらくは一緒の会社で働き続けることができたのだと思います。

ひとりでも理解をしてくれる人がいるだけで気持ちが楽でした。

会社に行きたくない時のまとめ

会社はかなりストレスがかかる場所です。

お給料が発生し、社会の一員となって働くのです。

また、会社にはいろんな人がいますよね。年代もさまざま。考え方もそれはさまざまな人たちが集まるのです。学校とは全然違ってきます。

日本人はとくに、仕事が生活のほとんどを占めています。

そのために、会社を簡単に退職できず、会社に行くぐらいなら自死の道を選んでしまうかたもいるのも事実です。

会社に行きたくないと思わない人のほうが少ないです。
会社に行きたくないけど行かないと。
つらい、しんどい。

そんな気持ちをまずは自分でしっかり認めて受け止めることが大切だと思うのです。

何日も続くようなら早めに病院を受診すること。何もないなら何もないでいいじゃないですか。

もし早めに気持ちの落ち込みが見つかったら、早く対処することができます。

会社に行きたくないもやもやした気持ちをずっと持ち続けていると、 自分を潰してしまいます。

自分を守れるのは自分です。
自分がいちばん自分を大事にすべきです。

有給も取りづらいですが、そんな周りの目も気にしな方いいと思うのです。

私もいろいろ言われましたが、私の人生で会社の人は脇役中の脇役。
それよりも、私は自分を想って行動を起こしました。