私が受けたのは暴力ではなく、言葉で罵られ続けたことです。
入社して間もない時は職場のみんながすごく優しい方だったので安心していましたが、一週間後にはだんだんとその様子が変わってきました。
まずは「なんでそんなことをするんだ」と怒られました。
でも、私は入ったときからずっと強迫性障害があって自分の仕事がちゃんとやれているのか不安で仕方なくなるので何度も確認してしまうことを周りの人たちに話していました。
なのでそれを言われた時にまた最初から事情を話しました。
そこからだんだんとエスカレートしていき、私が何をしていても「なんでそんなことしてんだ」「そんなことやって頭おかしいんじゃないのか」と強く怒鳴られるようになりました。
「早くしろよこの出来損ないが」とも言われました。
それを言われた時は生きた心地がしないぐらいにショックで、涙が出ました。謝ることしかできませんでした。
次第に休んだことを自分は謝りにもこない先輩に、自分のことは棚に上げていきなり大声で「なんで謝りに来ねえんだ!それが最初にやることだろうが!」と周りに聞こえるぐらいに罵られました。
私は何もミスしてないのに「頼むよ、お前になんかあったら俺たちまで怒られなきゃなんねえんだから」と言ってきました。
全て先輩達の保身のために言った言葉でした。
そうして怒鳴られていくうちに「おかしいよお前」とみんながいる前で怒鳴られるのが当たり前のようになっていき、次第に事情を知らない人たちからも変な目で見られ、監視されているかのような感じになっていきました。
休日も希望を出してそれが通っただけなのに「休みの理由は何?それは休まなきゃいけないことなの?」と執拗に追求されたりもしました。
一番酷かったのはわざわざ呼び出してまで、最初は親身になって相談に乗ってくれていたのに突然大声で「あなたがおかしいのは病気なんだよそれは、だからお前はおかしいんだよ!病院行けよ!おかしいんだからさ!お前は普通の人じゃない」と酷く怒鳴られ、罵られたことでした。
パワハラのきっかけは私の強迫性障害のためにやった確認行為
何回も怒鳴ってきた
最初は注意して、事情を話して、優しく受け入れてくれたから理解してくれたのだと思って安心していました。
でも、結局はうわべだけ話を聞いて、本当に理解してくれていなかったからこそ、私がやめられないでいることを何回も怒鳴ってきたように思えます。
一度、部長にも相談してみたのですが、様子を見ようの一点張りで助けてくれず、次第には他の部長まで怒鳴ってくるようになりました。
私の後を追いかけ回してまで怒鳴ってきました
自分たちと同じように動けない私が嫌だったのか、本当に私の後を追いかけ回してまで怒鳴ってきました。
障害があることを受け入れず差別し、自分たちの思い通りになってくれない私に腹を立てたのでしょう。
もしくは新人いじめやパワハラをしてくるような人物が集まる職場だったからかもしれません。私の後に入社した人も次々と辞めていきました。
職場環境が劣悪だったのも原因
自分たちの思い通りに働ける職場、いわばテリトリーに入ってきて調和を乱す新人がよほど嫌いなのでしょう、最初から挨拶を全然してくれない人たちばかりでした。
部長たちも様子見といって何も助けてくれないのも、その人達に怯えているのかもしれません。職場環境が劣悪だったのも原因だったかもしれません。
パワハラをしてくる上司に勇気を出して自分の意見を言っても無駄
まるで自分が被害者かのように吹聴してまわる
それをすればまた反抗してきたとみなして、まるで自分が被害者かのように吹聴してまわるのです。
なので、その上司よりもさらに上の方に相談することをお勧めします。様子見だとばかりなら意味がないですが、ちゃんと対処してくれる人であればきちんと話を聞いてくれて、何かしらの対処法を見つけ、解決に向けて味方になってくれるでしょう。
勇気を出して告発
また、その会社に匿名でできる相談窓口のような電話番号があればそこに勇気を出して告発するのもいいと思います。
ですが、どうしても本当に精神的に追い詰められている状態になってしまっているならば、退職か休職をするのが一番いいかもしれません。
一旦その場所から離れることが最善
職場に居続けるとそれだけ自分に負荷がかかり、さらに自分の心と体を壊していきます。そうなる前に誰かに助けを求めるか、一旦その場所から離れることが最善なのだと思います。
私もそうしてみたら随分と心が軽くなりました。
もう私はあの嫌な人たち、職場から解放されたのだと思うとだんだんと笑顔を取り戻せるぐらいに回復していきました。
悪化してうつ病になる前に、そういう方法をとってみた方がいいと私は思います。
パワハラ体験談のまとめ
パワハラの被害にあわないためにはひたすらにおとなしく仕事を全うし、そういう噂がある上司に嫌われない程度に近づかない方がいいと思います。
注意されたことは2度も失敗しないように必死に頑張り、とにかくその人の逆鱗に触れることがないように関わらない方が一番だと思います。
でも、私の場合はそんなことをしてくる上司達や職場だとは思っていなかったので、その被害にあいました。
パワハラの被害にあう人はみんな、そんな職場や上司がいるとは思ってなくてその会社に入社したのだと思います。
それならば事前にその会社について何かネットで口コミなど書かれているのであれば、それを参考にしてみるといいです。
意外にもそこには以前までそこに勤めていた社員の方の投稿もあるのでとても参考になります。あと求人広告によく載っている会社は避けた方がいいです。
それだけ人が出入りしているということは、よほど職場環境が劣悪で辞めていく人が多い証拠だと実感しました。
ブラック企業のランキングに載っている会社も要注意だと思います。
事前にその会社の評判がどうなのか、調べていくのも後に自分が入社した時にパワハラの被害にあわない対策になるのではないかと私は思います。