夫40代前半、妻(私)20代前半、子供3人…長女6歳、次女4歳、三女1歳…の5人家族の我が家。
長女は今年小学校入学。
次女…1歳の時に川崎病を発症。現在は年に1回の経過観察のみで元気に過ごし、保育園に入園してから二度目の進級で年少さん。
三女…生まれて約半年で今年保育園入園。
実は私達夫婦が結婚したのは昨年のことで、私は元々上二人を連れたシングルマザーでした。それだけではなく、持病がある私の収入は子供達が万年風邪っぴきで休みがちなこともあり、児童扶養手当を満額貰っていても月10万円前後。それはもう家計が火の車どころではありません。元夫からの養育費も離婚後一切振り込まれず、実の両親にも頼れない。現在の夫である彼にも金銭面では頼りたくない。
ギリギリの生活に精神的に疲れ、鬱を発症してしまった私はある日倒れ救急搬送されました。その時に三女の妊娠が発覚し、それを機に入籍したのです。恐らく少しでもタイミングがズレていたら、私も子供達も飢え死にしていたことでしょう…
身の上話が長くなってしまいましたが、そんな他とはちょっと違う我が家の子供3人でも上手くいく家計のやりくりの仕方をご紹介します。
子供3人の我が家の家計の収入
子供3人では少ない?夫整備士月収22万円
夫は某バイクディーラーの整備士をしています。元々整備士の資格は持っていたけど、昨年までは別の仕事で不定休で朝から晩まで働いて月収30万円を超えることも。
家計を支える夫に降り掛かる試練
・私の介助
・朝子供達を保育園に送っていく
・平日私の通院の送迎
これらのことをする為に
*朝は9時半出勤、夜は20時帰宅
*水曜日定休以外に2〜3回希望休が取れる
*GW、お盆、年末年始は連休
前の仕事よりは融通が利く、今の仕事に転職したんです。
その結果月収は22万円に下がってしまいましたが、それでも私や子供達との時間を優先してくれる夫には頭が上がりません。
さて、夫は毎月安定したお給料を持ってきてくれるのですが、私はというと…
2018年4月持病悪化→ドクターストップで休職=家計も悪化
4月は児童扶養手当の支給月で
子供2人×4ヶ月分=20万円程(満額)
を受け取れたので、なんとかやり過ごせましたが、今後仕事が出来るようになるかは分からないので今まで以上に家計が苦しくなるのは目に見えていました。
身体が思うように動かず、育児も家事も仕事もまともに出来ない自分にショックを受け、鬱を発症し倒れてしまいました。
そんなさなか、当時の彼である現在の夫との子を妊娠していることが分かり、持病がある私と子供達を彼に背負ってもらうことに。
めでたく(?)私は月収0円の専業主婦になりました。
【保存版】月収22万円で子供3人を育てるやりくり法
やりくり法①お給料が入ったら袋分け
家賃…4万円
(1LDK)
水道光熱費…1万円〜2万円
(夏はエアコン代、冬は灯油代含む)
ガソリン代…3万円
(H21年式7人乗りワンボックス2400cc)
保育園…2.2千円
(障害者世帯の為保護者会費のみ)
学校…4.4千円〜1万円
(上半期は教材費を含む)
食費…3万円
(外食費含む)
雑費…1.5万円
(次女、三女オムツ代含む)
車の任意保険…1.33万円
(車両保険付き)
通信費…3万円
(iPhone8×2台、HOMEWiFi含む)
医療費…2万円
(毎月の私の通院費含む)
お給料を降ろしたらまず、銀行で両替をしてもらいます。
百円ショップのジップロックのようなファスナー付きのビニール袋に各項目名を書いたマスキングテープを貼って、このように100円単位まで振り分けます。
マスキングテープというのがポイントで、仮に項目が変わっても貼り替えが可能。
やりくり法②その他はゆる〜く
細かく分けるけど、その間は割と自由に移動okにしてて、ガソリン代が余ったから食費にプラス〜と緩くやってます。
貯金に関しては、流石に毎月の月収の中から固定で貯めてくのは厳しいので、気が向いた時に500円玉貯金や小銭貯金をしている程度。
あとは分けて余った分は急な出費(忘年会会費、学用品等)で使う為現金のままとっておきます。
その後振り分けたものを夫にそれぞれの引落口座開設に入れてもらうことで、残金や光熱費を意識してもらえます。
やりくり法③大きな収入は大きな出費に充てる〜ボーナス〜
毎月の月収以外に、夫は今年の夏初ボーナスが出ました。
毎月の給料を基本とし、初ボーナスは×0.6からスタート。
22万×0.6=13.2万円
そこから税金や保険料等引かれて約10万円。
ここから自動車税4.5万円を支払って、残りで夫婦共に美容室に行きました。
そして、先日出た冬のボーナスは×0.8。
22万×0.8=17.6万円
引かれて約15万円でした。
これは子供達の(サンタさんからの)クリスマスプレゼントに使用し、ついでに私達夫婦も(自分達で自分達に)服を購入。
夫に教えこまれた、安かろう悪かろうの精神で服はコットン等の素材でしっかりした生地の長く着れるものを実際に試着して選んでいます。
良いものを選ぶと、それが着られなくならないように意識するので、自然と体型管理にも繋がります。
そのお陰で夫の服は10年程前のものばかりで、40代には見られません。
インナー、下着、靴下は逆に半年から1年程で潔く交換出来るように、GUやしまむら等の数枚セットになってるものを愛用しています。
やりくり法③大きな収入は大きな出費に充てる〜児童手当〜
子供3人(3歳以上1万円×2人、3人目1.5万円)
3人目の子供は3歳以上になっても1.5万円のままなので助かりますね。
これが4ヶ月分まとめて2、6、10月に入るので
3.5万円×4ヶ月=14万円
これは基本子供達の各口座に貯金していますが、我が家は学資保険を契約していないので、進級時にはここから使いましたし、子供達の服もここから買っています。
長女の小学校入学の時には(曾祖母に買ってもらった)ランドセル代を除いて10万円程降ろしました。
ちなみに子供達の服は今は長女に良い物を買って、それをお下がりで下2人にも着てもらってます。
女の子なので、そのうちお洒落に興味が出てきたら、お下がりは嫌!と言われそうで恐ろしいです…
家計のやりくりは子供が何人いても大変
普段知り合いだけでなく身内ですら他所のお宅の家計なんて聞けないので、我が家が平均的、とは思っていませんが、子供3人いる家庭のイチやりくり法として参考になりましたでしょうか?
結局のところ子供がいる以上、何時でも何人でも家計のやりくりが大変なことに、変わりはないと思うんです。
我が家は貧乏なりに特別贅沢はせず、それなり〜に暮らしていますが、それぞれのお宅によって、
毎週末は外食!
月に一度は家族旅行!
子供に家を遺したいから出来る限りローンを繰り上げ返済!
というお宅もどこかにはあると思います。
それでも家計のやりくりにおいて一番大切なことは、無理はしないけど、身の丈にあったやり方で、これに限ります。
私の経験談ですが、元夫はある事故で自動車免許の取消を受け、急遽車で片道40分〜1時間の通勤手段がなくなってしまったことがあり、それをカバーする為に、会社の側にたまたまあった築40年以上の中古物件(6LDK)を35年ローンで購入しました。
同い年の割に稼いでいた元夫ですが、家の事や子供の事は無頓着で、まさに3人目の大きな子供状態。
結局最後は、私がスーパーに行ってる間元夫が子供を見ておくと言いながら、自分はクーラーの効いた部屋で寝て、泣きじゃくる次女をエアコンも窓も無い真夏の部屋に放置したことを機に離婚しました。
毎月養育費3万円を貰う約束もしましたが、一度も振り込まれたことはありませんし、二度と会いたくないので、独り者には広過ぎるあの家がどうなったのか、1人では何も出来ないあの人が 生きてるのかすら分かりません…約束の養育費があれば、少しはシングルマザーの時楽だったのになぁ。
…話が逸れてしまいましたね^^;
今後子供達の成長に合わせて、お金が必要なタイミングは変わってくると思うので、定期的にお金のやりくりの仕方を見直していけたらいいですね。