現実逃避したい、仕事に行きたくない原因と対処法




私自身の業務上、失敗することというのがよくあります。

前職、ある企業(建設業をクライアントとするIT系企業)に勤めていました。4年ほどの短い期間でしたが。

コールセンター部でお仕事をしていたのですが、仕事上、お客様からのクレームやお叱りを受けることが多々ありました。

さらには、職種上、覚えることが多いこと多いこと…。

覚えることが大の苦手な私でしたが、めげずに必死に食らいついてきたつもりではいます。

少し仕事を覚えてきて、先輩方と同じ業務を行えるようになったとき、最初はうまくいっていったんです。

ですが、件数をこなすごとに私自身には難しい内容というのが多くなり…。
それでも先輩方に教えてもらいながらこなしていきました。

前職での仕事内容というのが、自社で開発・販売をしているソフトウェアに対して、使用方法やその他の付随する業務でした。お客様は道路工事を手掛ける土建屋さん。

仕事内容から想像していただけると嬉しいのですが、実に覚えることが多い多い…。

常に頭から湯気が出る状況でした。

話がそれました。本題です。

仕事に行きたくないなと感じるときは、お客さんに怒られたときや研修で失敗をしてしまった時です。

お客さんに怒られることはそれはそれはたくさんあります。

1回2回ならまだ我慢できるのですが、それが積もりに積もっていくと、もう精神的に参ってしまうことが多くありました。
研修時の失敗でもそうですね。

物覚えが悪い私、要領の悪い私は常にそんな状態でした。
そんなこんなやっていくうちに、仕事を休むようになりました。ほとんど仮病です。

「具合が悪いので休ませてください。」
何回も使ってきた理由なので、もう仮病とかバレてるはずですが。

それで、仮病で休んだ私はその日1日ネットカフェにこもるわけです。現実逃避のためですね。

仕事に行きたくない原因は、研修での失敗とお客様にきつく怒られたこと

専門知識が多く盛り込まれており、覚えるのも大変

研修についてですが、前職での研修は実に多くありました。

扱っているソフトが50個くらいありましたが、それについて1つ1つ研修をしていくというのが、前職での方針でした。

もちろん、50個なんてきついので、一部のソフトには専任がおり、専任以外のオペレータが覚えなければならないソフトはもう少し減ります。

その1つ1つのソフトには、専門知識が多く盛り込まれており、覚えるのも大変です。

間違った回答をしてしまったら、そこで不合格

ただ覚えるだけでは終わりません。
覚えたことの確認作業として、「デビューチェック」を行います。

業務としては、お客さんに説明しなければならないため、実際のお客さんとの会話をしている体で、デビューチェックは行われます。

間違った回答をしてしまったら、そこで不合格。

とかく緊張しやすい私は、ミスを連発。他のオペレータが1回でできることが、私は2度3度とミスを繰り返してしまいます。

そのミスが重なり、やる気や元気がどんどん失われていくわけです。
そんなこんなで、「仕事に行きたくない」につながるわけです。

「他のオペレータに代われ」とよく言われていた

お客さんに怒られることに関しては、日々の業務上でのことですね。

こちらが言葉を変えながら説明したことに対して、理解してくださらない方も中にはいらっしゃいました。

その際、「他のオペレータに代われ」とよく言われていたものです。
当然へこみますよね。

それで、やはり「仕事に行きたくない」につながってしまいます。

対処法は 現実逃避!これにつきますね

一番初めに仕事をさぼった際は、1日ネットカフェ

常に仕事に行きたくなくなる私。

対処法はいろいろやっていました。大きくは1つでしたが…。

ズバリは、現実逃避!これにつきますね。

一番初めに仕事をさぼった際は、1日ネットカフェにいました。

一日中、個室でネットやって漫画読み漁って飲み食いして。そんなことを終業時間時間までやっていたんです。

ネットカフェにこもるってのが、一番実践していた方法ですかね。頭の中が切り替えられて、効果的な方法だと思っています。

次に多くやっていたのが、公園に行くことでした。

近くの公園や車で行ける範囲で探して、転々としていました

これは、近くの公園や車で行ける範囲で探して、転々としていましたね。

ただ、人が少ない場所だといいのですが、多い場所だと、周囲の話し声や物音を気にしてしまう私です。気分転換なんてできるはずもなかったのです。

ですが、一人を続けていると寂しくなるものですね。

ネット上に散らばっている掲示板でその日限りやずっと続けられるメル友を見つけて、その人とメールやラインで話したり電話したり。

大勢の人が居るところは嫌

近くに住んでいる人が居たら、その人と遊んだりお茶したりもしていました。

私のわがままに付き合ってくれていたのだから、心からありがとうですね!

やはり一人でいるより、人と話していたほうが気が落ち着きますね。大勢の人が居るところは嫌ですが…。

仕事に行きたくない時のまとめ

ちょっとしたことで、「仕事に行きたくない病」になる私です。

そんな私が、アドバイスなんておこがましい!って感じです。
ですが、共有をさせていただくわけですから、何か言わねばなりませんね。

「仕事に行きたくないなら、行かなくてもいいと思う。」

無責任なことを言っているだろうと、私自身も思います。

ですが、本当にその通りだとも思ってしまいます。

仕事を休み続けて思ったことは、自分1人居なかったところで、仕事が回らなくなることは絶対にないことです。

とかく人を大切にしていた前職ですが、それでも私が居なくても仕事は回っていました。

私が配属されていた部署が、居なくなる人が多いため人数が極端に少なかったのですが、それでも仕事は回っていました。

※他部署からのヘルプが多くありました。

それでも業務が止まることは絶対ないんだから、自分1人居なくても問題ない。むしろ、身を粉にして精神すり減らしてまで頑張る必要なんてないんです。

モノが動く仕事がほとんどですが、そのモノを生み出すのはヒトです。
ヒトがモノを生み出せなくなった時点で仕事は終わります。
ヒトが万全でなければ、仕事はできません。

まずは、自分自身を安定させなきゃと思い、私は前職を去ることになったのです。

私自身、前職ではヒトに救われることが多かったため、去ることを何度も考え直しましたが…。

それでも、自分の身をこれ以上犠牲にしたくない思いもありました。

アドバイスとさせていただくならば、仕事で自分を犠牲にするな!
ですかね…。

仕事で、自分の身を削ってしまうことは大いにあります。

それこそ、鬱などの病気になってしまう方もいる、最悪、自殺を選んでしまう方もいます。

そうならないためにも、自身に無理のない仕事をするべきだと思います。