朝起きて仕事のことを考えると「会社に行きたくないな・・・」と思うことがよくあります。
普段は企画の仕事をしているのですが、営業に同行して提案を行う立場でもあるため売上目標がついています。そのため、既存の仕事を回しつつ、スポットで入った案件に時間を割き、そこに加えて新しい企画を練って提案していかなければいけません。
そうなると自分1人で仕事はできないので、社内の人ともクライアントとも話して気を遣う場面が多くなります。
つまり、必然的に仕事をしているだけで体力も精神力もかなり奪われるのです。納期に追われて残業が続くと疲れすぎて、帰宅してからごはんを作る元気はありません。ただ、シャワーを浴びてベッドインするだけです。
そんな生活を送っているためかアラームに叩き起こされて、起きると身体のだるさを感じない日がないくらいです。まだ土日は休めるので週の前半は体力が持つのですが、後半になると気力だけで保っています。
スポットで入ってくる案件も不定期なので、いつこの辛い状況が終わるのかもわかりません。
毎日しんどいと思いながら働いていて、しかも終わりが見えないとふとした時に「もうしんどいな」「会社休んで、ちゃんと疲れを取りたいな」と思ってしまいます。
他部署の人やクライアントとのトラブル
体力も精神力もギリギリの状態
会社に行きたくない時のきっかけは、他部署の人やクライアントとのトラブルです。
日常的に複数の案件と新規提案に追われているため、体力も精神力もギリギリの状態で仕事をしています。
そこに、トラブルが発生してしまうと改善案を出し、交渉し、その埋め合わせを自分でするというとても気を遣う作業をしなければいけなくなります。
ぐったりした状態で残業
トラブルが起きても人格否定されるようなことはないのでそこは助かっていますが、日頃のルーティンワークを置いておいて先に終わらせないといけないため、トラブルが起こるとぐったりした状態で残業してタスクを終わらせることになります。
上手く2~3日で終わればいいですが、長引いて1~2週間も続くとさすがに本当に辛いです。「会社に行きたくないな」と思うのは出勤前の朝ですが、家にいても仕事のことを思い出すだけで嫌な気分になります。
原因は仕事量、大量にあるタスクの山
もちろん原因は仕事量、大量にあるタスクの山です。もう少し人員がいて1人あたりの仕事寮が減れば、残業も少なくなるでしょうし顧客対応をもっと丁寧にすることもできるようになります。
わかってはいても、平社員の自分には人事権がないのでどうすることもできず、ただひたすら効率を求めて頭と手を使うしかありません。
上司に相談・報告して事業部長や人事に掛け合ってもらう
休日に家で仕事
原因が人手不足なので、そこは上司に相談・報告して事業部長や人事に掛け合ってもらっています。
ただ、条件として暗に提示されている売上目標を達成しなければ、人員追加は難しそうです。それまでは馬車馬のごとく新規提案を行って積み上げていくしかないことは重々承知しているつもりではあります。
ただ、それだと先に自分がつぶれてしまいます。そこで、休日に家で仕事をしています。そうすれば平日の負荷が減って早めに退社することができます。
その時間を使ってちゃんとご飯を作り、お風呂に入り、睡眠時間を確保して体力を回復させます。
体調が優れないためにできない
休日に予定が入っていたり、体調が優れないためにできない時もありますが、これをすることで少しは楽になりました。また、どうしても無理だと思ったときは病院に行くことにしています。
私の会社では原則5日前までに有給申請をしなければいけませんが、病院に行った診断書があれば当日でも取得が可能です。
鬱などの病気になったときに役に立つ
この診断書は提出するときにコピーを取って原本は自宅で保管しています。もし、鬱などの病気になったときに役に立つかもしれないからです。
上司も状況はわかってくれているので、納期に支障が出ない限りは容認してくれています。今の自分を守るためにも、将来の自分を守るためにも病院をこれからも上手く使っていこうと思っています。
会社に行きたくない時のまとめ
私のように上司に理解がある場合は、どうすれば自分を守ることができるのか相談してみると良いかと思います。
一緒に対応策を考えることで、「どうしても無理だ・・・。会社に行きたくない・・・。」という場合は休んで体力・気力ともに回復させることができます。
また、味方がいるという事実だけで案外支えられるものです。
私の場合は上司と一緒に考えた対応策が病院でした。
これは、病院なら当日でも有給休暇が取得できることと、診断書を出してもらえることが理由です。例えば、本当に会社に行けなくなったとき、つまり仕事を辞める時に傷病手当金を申請する際に診断書を使うことができます。
普通なら失業保険は3か月しかもらえませんが、傷病手当金は最長で1年6カ月支給されます。
これだけあれば、安心して休んで回復することができます。これを知っておくだけで、将来の不安が少しだけ解消されて「大丈夫だ」と思うことができるのです。
もし上司に理解が得られない場合は、人事や他部署の先輩に声をかけてみるのも手です。
なんとか社内で、それも無理なら家族や友人などでも味方を作って頼れる環境を作っておくこと、また休める制度があるならそれをフル活用するんだと心を決めておくと良いのではないでしょうか。