私は実は新卒就職してから次のステップに移るために「仕事を辞めたい」と思うことはあっても、今まで「仕事に行きたくない」と思ったことはありませんでしたがつい先日のことある罠にはまっていまい初めてそういう思いをしました。
それは所属している部署に比較的プライベートなグループラインがあってその中である業務についての犯人探しと公開処刑が行われたからです。
今思えば、それを行う人物というのは非常に感情的に物事を見るタイプで困っている従業員の感情に寄り添うことで支持を得ていて、それを優先するがあまりにみんなで決めたルールや一般のビジネスルールも無視してしまうようなタイプです。
また自分の支持率を上げるためにも自分に意見をするような人間や実力がある人間を陥れるタイプだったのでこのようなことをされても不思議ではないと思いました。
しかし当時は実力の部分で信頼していた同僚ではあったのでそれをされたとき、そのコミュニティの中では自分が罪を犯したことになっていて同じ目的をもったチームであるにも関わらず知らないうちに陰口をたたかれ敵の側に回っていたということにショックを覚えました。
それが原因で体調に変化がありました。常時腹痛とひどいときは頭痛、吐き気があり心療内科に通い仕事を数日休みました。
退職を余儀なくされた同僚たち
グループライン上で公開処刑
グループライン上で公開処刑されたとしても私は論破できたし、それにたいし誰も反論がなかったため自分の答えは間違っていなかったと理解しています。
また今回よくわかったのが仕掛けた本人が色んな人に対しそのストレスを解消させるためほぼ誰でも良い敵を作っていた、それが毎日のように常習化されていたことです。
自分がグループ内で敵にされた
なぜ今回自分がグループ内で敵にされたのか、思い当たる節はあります。それは相手が感情派であり自分が理論派であることです。
普段から仲は良かったはずでしたが、仕事のことで相手の感情的な意見が出たときに「それは違うよ」と理論で反対意見を出すのが20も年下の自分しかいませんでした。
それも気に入らなかったのだと今考えるとそう思います。
また同じようなことで退職を余儀なくされた同僚もどうやら数人いるそうです。
嫌悪感を感じ体調をいっきに崩しました
ちょっとしたプライドだけで自分のことを気に入らないだけの理由かもしれませんが実は仕事を辞めさせられるようにまで仕向けられていたこと、こういった人と長年一緒に仕事をしてきていて気づかなかった自分に嫌悪感を感じ体調をいっきに崩しました。
相手がやったことというよりはこの年齢になっても気づかず仕事をしていた自分が情けなくなってショックだったというのが一番の原因です。
「仕事に行きたくない」と思考では思っていなくても体調や精神が勝手に崩れていきます
どんなに治療してもアレルギーが改善しない
王道の腹痛や頭痛はもちろん頭がボーっとする、足が痛い、肩が痛い、睡眠できない、どんなに治療してもアレルギーが改善しないなどです。
体調が悪ければまず有給でも休みを取ることができます。
そして病院にいくことができます。症状には精神的なものが絡んでいることは分かったので心療内科に行きました。
睡眠導入薬は記憶力が衰えるなど副作用などがあります
そこでは生まれ育った環境などを聞かれ医師による問診などあり最後に薬を処方されます。その薬は体にでる症状を抑えるものです。
精神的なものに効果を出す睡眠導入薬は記憶力が衰えるなど副作用などがありますが、腹痛などの症状が治まると少し気分がポジティブになります。
感情的な部分が少し残りますがなんとか仕事に行くことができるようになります。夜はジャズを聞いたり好きなアーティストのコメントや作品を見たり、アロマオイルを炊いたりこころにゆとりを持てる行動をとることも気分的にも少しずつでもポジティブになれます。
時間と心の余裕がない
だいたいマイナスになっているときというのは現実がいかなる場合でも自分に時間と心の余裕がない場合が多いのです。
仕事に行きたくなくなるまで落ち込むというのはいっきに改善できるものではありません。
時間はかかりますが少しずつでも、現在も意識的に自分で上げています。
仕事に行きたくない時のまとめ
仕事に行きたくない理由は人や職業によってさまざまかもしれません。
今回の自分の場合は人間関係がきっかけになったことではありますが自分にショックを受けてしまってのこと。
ただし周りの人や環境はそう簡単に変えられるものではないので何のせいでこのようになってしまうかも状況や人、年齢や経験などそれぞれで違います。
私が今回経験したことで分かったのは、普段しっかり仕事をして信用を築き上げていれば仕事を休むことで周りが異変に気づいてくれ少し気を使ってくれること。
「この人は意外と優しい」という人間味の部分に触れられることです。
また仕事に行くまでには気持ちの改善が必要でそれは自分の努力というよりもゆったりとした時間が解決してくれたことだと思います。
「仕事に行きたくない」が気分的になのか体調的になのか、現れる部分は人それぞれですがもし体調に現れたらすぐに病院へ、そしてしっかりと休みましょう。
またいかなる場合でも「仕事に行きたくない」という自分の体調や気持ちにシグナルが出たら社外の人間に頼りましょう。
社内の人に頼れているのならとっくにその問題は解決しているはずですから。意外と同じ職場の人間関係はライバル同士、同僚が気を病もうともあまり気にしていませんし自分のことで精一杯なのです。
また自分という人間の仕事が誰に役に立っていて求められているかもしっかりと思い出すのもひとつの方法です。