子育てママが助かる関東の各自治体で行われているサービス




今回は子育てママが助かるサービスについて(関東)について
書いていこうと思います。

「困った」「どうしよう」「頼る人がいない」などなど。
子育てをしているとそういう場面に出くわす事多いですよね。
私も2人のママで2人とも大きいですがやっぱり相変わらず多いです。
もっと小さいお子さんをお持ちのママさんはもっと多いのではないかと
思います。

そういう時に解決するサービスがあったら嬉しいですよね。
2人が小さい頃にあったらよかったのになって思うサービスも
正直言えばあります。

なぜかというと両家の両親は共働きだったのと自宅から距離があったので
助けを求める事ができませんでした。
夫も休日は助けてくれますが平日は仕事が多忙で家に寝に帰ってきている
状態でした。
なので自分で何とかしないといけない状況でした。
今でいうワンオペ育児でした。

そんなワンオペ育児で頑張っているママさんを始め他のママさんに
こういうサービスがあるよっていうのを紹介したら自分で何とかしないと
って焦る事がないのではないかと思ってこの事について書こうと思いました。

ここ重要なのですが注意点として今から書こうと思っているサービスは地域限定だったり年齢制限があったりなどがあるので必ず確認してからサービスを利用して下さい。よろしくお願いします。

病児・病後保育

子供ってすぐ体調崩しますよね。
そんな時に仕事で休めなかったり自分自身も体調が悪かったり・・・。
息子の保育園のママ友とそういう話題になり聞いてみたら

「そういう時はうち病児保育使ってるけど事前登録とかそこに通院していないとダメな所もあるよ」と病児・病後保育の事を教えてもらいました。

探して近くに病児保育があり問い合わせをしたら「当院にかかった事あるのと事前登録が必要」という事がわかりました。
息子が風邪で熱を出したのでその病院にかかり病児保育の事前登録を済ませて帰宅しました。
後日仕事でどうしても休めない時がありその時に利用しました。
頼る人がいなかったのでとても助かりました。
息子は気管支が弱いので風邪をひくと長引いてしまうので今まではお休みを頂いていました。もっと早く知っていれば職場に迷惑かける事なかったなって思いました。

そこで病児・病後保育を行っている所を埼玉・茨城・東京の3ヵ所をご紹介します。他の地域の方は後でご紹介する一般法人全国病児保育のHPで探す事ができます。

病児・病後児保育室カオルキッズランド・ケアルーム(埼玉県桶川市)

対象は次のいずれにも該当している事。
保育園・幼稚園などに入っているかは問わない。
①市内に住所を有する生後6ヶ月~小学3年生
②集団生活が困難で保護者が就労、病気のなどのやむを得ない理由により
 家庭で保育できない事
③入院して治療をする必要はないが安静が必要な状態である事
④病状が安定しており病気などの急変のおそれがない事

保育時間:月~金 8時から18時まで(要予約)
        1日単位で連続7日まで(保護者が送迎)
料金:1日2000円(半日でも同じ)
   別途昼食代400円、ドリンク代100円かかります。
定員:4名
お問い合わせ先:048-767-7039

病児の保育 しろやぎさんのポシェット(茨城県那珂市)

対象:0(生後8週)~小学校3年生
保育時間:9時~18時(Web予約)
         時間外保育:月・火・水・金 9時~19時
(木曜・第1・3・5日曜:9時~13時 第1・3・5土曜:9時~17時半)
登録料:5000円/年(事前登録必要)
料金:那珂市・ひたちなか市 1日2200円 4時間未満1320円
   上記以外       1日3300円 4時間未満1980円
   おむつ代100円/1枚 時間外1000円/1時間
   昼食代500円(希望の方準備します。事前に予約して下さい)
Web予約:前日の21時まで(21時以降のキャンセルはキャンセル料が発生し
     ます)
     当日は8:45~電話予約
定員:12名
注意点:利用には事前登録が必要
    申し込み書は那珂キッズクリニック小児科受付にあるので
    必要事項を記入し登録料を添えて受付にて申し込みをして下さい 
    登録時に必要書類と利用に関する契約書を渡します
お問い合わせ:029-212-5630

病児保育施設プリムラ(東京都練馬区)

対象:Aのいずれかに該当し、Bの全ての要件を満たす
   生後6ヶ月~10歳未満の児童
A.下記のいずれかに該当
①保育所等に通所する練馬区内在住の児童
②練馬区内の保育所等に通所する児童
③教育長が必要と認めた児童
B.下記の全てを満たす
①生後6ヶ月以上10歳未満の児童
②回復期で集団保育が困難である
③主治医が事業の利用を適当と認めている
④保護者が以下のいずれかに該当し他に児童を養育する者がいない
・勤務の都合で出勤せざるを得ない
・疾病や出産で入院
・家族の介護
・冠婚葬祭など社会的理由
対象疾病:発熱下痢など通常の保育所で集団生活が適さない病状の時
    (病状によりお断りする場合有。判断は当院で行う)
保育時間:月~金 8時半~18時
(前日に当院にて診療を受けているお子様に限り8時から利用可能ですが時間外保育料がかかります)
料金:練馬区補助対象児 1日2000円
   練馬区対象児以外 1時間1000円
   昼食・おやつ・その他雑費 600円
   紙おむつ 1枚50円 貸しタオル(忘れた場合)1枚50円
   キャンセル料:2000円
   時間外保育料:30分以内500円
利用方法:前日予約 03-3928-5032
    (10時~18時 月・連休明けは休日予約に電話)
     休日予約 090-1696-4097
    (18時~19時 留守電にメッセージを入れる)
     当日予約 03-3928-5032(8時~)
定員:8名
注意点:利用には必ず事前登録が必要
    登録料1人1000円(1回登録すれば小学4年生まで有効)
    登録時間:9時~10時 15時~16時半
    事前に電話予約をお願いします

    保育料は入室時にお支払いください
    練馬区対象児以外の方は退出時にお支払いください
    
    以下の場合利用をお断りさせていただく場合があります。
    ・対象年齢を過ぎてもBCG、麻疹等の予防接種を済ませてないお子様
    ・流行時にインフルエンザワクチン未接種のお子様
    ・過去に無断キャンセルを何度もされた方
    ・お迎え時間を守らない方
お問い合わせ:030-3928-2767

以上3ヵ所ご紹介しましたが他にも病児・病後保育をやっている所があります。
一般法人全国病児保育協会のHPに記載されています。

一般法人全国病児保育会HP
http://www.byoujihoiku.net/list/kanto.html

相談窓口

子育てをしていると色々悩みが出てきますよね。
育児書や育児雑誌を読んでも個人差がやっぱりあるので
その通りにいかない事多いですよね。
私は2人とも食が細く嫌いな物が多かったので
定期的に地区担当の保健師さんが来てくれていたのでその時に
相談にのってもらいました。

今で言えば2人とも思春期なのでどう接したらいいのか悩んでいます。
その後引っ越しをしたのでその保健師さんと途絶えてしまいました。
そういう時に悩みを聞いてくれる所があればいいなって思いました。

妊娠中から子育て、思春期、自分自身の事聞いてくれる窓口がある事を
この記事を書いていて知りました。
そこで3ヵ所の相談窓口をご紹介したいと思います

エンゼル110番

森永乳業株式会社の委託を受けて森永コミュニケーション株式会社が
運営しています。
今年の5月で開設45周年を迎えるエンゼル110番。

妊娠中のマタママさんから小学校入学前のお子さんのママさんの相談に
のる無料の育児相談窓口です。
体のことから食事、しつけなど幅広く相談にのってくれます。

受付日時:月~土 10時~14時(日曜祭日 年末年始除く)
受付電話番号:0800-5555-110
    (フリーダイヤルを利用できない方 046-259-8951)

公益社団法人日本助産師会 子育て・思春期・更年期・女性あらゆる相談室

公益社団法人日本助産師会が行っている相談窓口。
助産師さんが思春期の悩み、子育て、更年期症状などについて
相談にのってくれます。
ちょっと気になる事、不安な事、心配な事がありましたら
何でも相談してください。

利用時間:毎週火曜日(祝祭日及びお盆休み、年末年始除く)
電話番号:03-3866-3072

全国に相談窓口があります。
お住まいの相談窓口に相談してください。

公益社団法人日本助産師会 全国の相談窓口一覧
http://www.midwife.or.jp/general/supportcenter.html

のびのび子育て電話相談

有識者、小児科医、財界人などの連名で発足した
「日本児童家庭文化協会」が行っている電話相談。

子育てに関する悩みを看護師や保健師などそれぞれの専門家が
対応してくれます。

子育て全般の相談にのってくれます。

受付日時:月~金 10:45~15:00
受付電話番号:03-3428-0192(通話無料)

各自治体で行われているサービス

自治体自体で行っているサービスもあります。
若い夫婦や子育て世帯を呼び込むために色々な工夫が各自治体でされています。

ちなみに私が住んでいる所は、児童扶養手当を受給している家庭はJRの通勤定期乗車券を3割で購入できる「JR通勤定期乗車券割引制度」があります。
「こども医療費制度」も通院は中学3年生までですが入院は高校生まで使う事ができます。

他の自治体で私がこれは良いって思った制度を3つご紹介したいと思います。

医療費制度が高校生まで使える

医療費制度ってお子さんを持っている家庭は
とても助かる制度ですよね。
でもほとんどの自治体が中学3年生で終了。

それが高校生まで使えるのってとても助かりますよね。
これから先そういう自治体が増えていくといいなって
思います。

入院のみっていう自治体もあるので注意が必要です。

〇通院・入院ともに使える自治体
東京都千代田区、日の出町
埼玉県桶川市、新座市、熊谷市など
千葉県香取市多古町、東庄町、銚子市など
茨城県古河市、美浦町、日立市など
栃木県さくら市、日光市など
群馬県上野村、南牧市、大泉町

〇入院のみ使える自治体
東京都北区
埼玉朝霞市、春日部市、志木市など
千葉県東金市
茨城県水戸市、つくば市、かすがうら市など
群馬県明和町、みなかみ町など

産前・産後のサポート

産前・産後はどうしてもホルモンのバランスの関係で
どうしても不安定になりがち。
気持ちが沈んでしまったり、イライラしたりとかして
2人目、3人目ママさんでも辛いですよね。

私自身も2人目出産後は気分が沈んでしまってやる気が
起きませんでした。

そんな不安定になりがちの時をサポートしてくれる
自治体があります。

●東京都文京区
ネウボラ相談
産前・産後の健康や子育ての相談に電話、メール、面接で助産師と保健師が
応じてくれます。
ネウボラの拠点となった助産院では区役所が閉庁している年末年始を含む土日、祝日でも助産師が相談に応じてくれます。
例えば「妊娠中の健康管理について」や「子育ての準備について」「家族やパートナー」などの相談に応じてくれます。必要に応じて関係機関や様々な子育て支援サービスを紹介してくれます。
ネウボラ相談を受けた方には育児パッケージ(肌着などの育児用品の詰め合わせ)をもらう事ができます。

●千葉県習志野市
産後に家族から援助が受けられず、心身の不調などで自宅での育児が難しいと思われる方に対して産後ケアを行っています。
医療機関でショートスティしながら授乳指導や育児相談が受ける事ができます。

対象の方(下記全てにあてはまるママさんと赤ちゃん)
①習志野市民で生後4ヶ月未満の産後のママさんとお子さん
②家族から援助が受けられない方
③育児の不安や心身の不調があり、支援が必要な方
(感染症にかかっている方、入院が必要な方は対象外)
④①~③に全てに該当しかつ市が必要と判断した方。

ケアの内容
〇ママさんのケア(休息・健康チェック・心身のケア)
〇赤ちゃんのケア(健康状態、体重、栄養チェック)
〇育児相談、授乳指導、沐浴指導など

利用料金
1泊2日 6000円(1日追加につき3000円)
(多胎児の場合は1日につき400円加算)
※住民税非課税世帯は1泊2日 3000円 生活保護世帯は無料。
※実施施設で行うオプションサービスは別途負担。

利用日数
7日以内

注意事項
①利用には面接と審査が必要。利用受付申請は産後になります。
②医療機関の空き状況によってはご希望どおりに利用できない場合があります。

利用方法
健康支援課母子保健係へ相談のうえ利用申請をしてください。

●栃木県宇都宮市
産後の健診費用の一部を助成するサービスがあります。
対象の方
①宇都宮市内に住んでいるおおむね産後2週間および1ヶ月の産婦。

妊娠届出のときに母子手帳と一緒にお渡しします。
受診票には「産婦健康診査問診票とエジンバラ産後うつ病質問票」も添付して
お渡しします。
宇都宮市内に転入された方ですでに他の市区町村の受診票をお持ちの方は宇都宮市内のものに取り換えないと使えないので他の市区町村の受診票をお持ちいただき子供家庭課もしくは保健と福祉の相談窓口(市役所1階A18番窓口)、平石、富屋、姿川、河内地区市民センターの窓口までお越しください。
転入前の他の市区町村で産婦健康診査を実施しておらず受診票をお持ちでない方には宇都宮市のものを発行します。

助成額(上限額)産婦2週間および1ヶ月 各5000円
※産婦健診診査受診票に記載された検査項目全て実施した場合のみ対象。
 健康項目:生活環境、授乳状況、育児不安、診察結果(悪露・乳房の状態・
 子宮復古状況等)、体重、血圧測定、尿検査、EPDS(エジンバラ産後うつ病
 質問票)
※公費上限額を超えた分は自己負担となります。

助成方法 健診1回につき受診票1枚利用できます。
     受診時に医療機関の窓口に母子健康手帳とともにお持ちの
     「産婦健康診査問診票・エジンバラ産後うつ質問票」を事前に記入し
     「産後健康診査受診票」とあわせて提出してください。
     また、受診時に受診票が利用できなかった場合(里帰り出産で県外の
     医療機関を受診した場合)は償還払いとなります。

償還払い申請方法 必要な物
        ①産婦健康診査受診票 
        ②預金通帳(産婦本人または家族のもの)
        ③印鑑
        ④母子健康手帳(受診結果が記入されている欄「出産後の母体
        の経過」)のコピー
        ⑤領収書および診療明細書の原本またはコピー(原本は返却
        できません)
       なお外国語の領収書の場合は日本語の翻訳も提出してください。
       ※各コピーはご自身で用意してください。 
       ※申請書は各申請窓口にあります。
申請窓口 子ども家庭課(市役所2階)
     保健と福祉の窓口(市役所1階A18番窓口) 
     各地区市民センター 
     各出張所 
     ※郵送は行っておりません。
申請期限 受診した月の翌年同月末まで(4月に受診した場合は翌年4月末ま
     で)

※受診票は他人が利用する事はできません。
※受診票は再発行しません。大切に保管し利用してください。

その他のサービス

●東京都江戸川区
「ぴよナビえどがわ」という子育て支援アプリがあります。
主な機能
管理・記録
妊娠中の体調・体重(グラフ化)
胎児や子どもの成長記録(グラフ化)
予防接種:標準予防接種の自動表示、接種予定、実施管理
健診・情報:妊婦や子どもの健康診断データ記録
情報提供・アドバイス:出産、育児、沐浴、区からのお知らせ
周辺施設:病院、幼稚園、保育園、子育て施設など
育児日記:子どもの成長を写真と一緒に記録

●千葉県浦安市
「子どもショートスティ」
保護者の方が病気、看護、出産、出張、育児疲れなどで一時的にお子さんの
養育が困難になった時お子さんを預ける事ができます。
対象:浦安市に住民登録されている満1歳~18歳未満の児童
場所:社会福祉法人千葉ベタニヤホーム
利用内容:ショートスティ 原則として6泊7日以内
     トワイライトスティなど 夜間:平日18:00~22:00
                日帰り:8:00~18:00の間の6時間
注意点
①安心して施設を利用していただくために施設で面接を行うので早めにお申し込
 み下さい。
②施設への子どもの送迎は保護者が行ってください。
③子どもの疾病などにより集団養育に適さないと認められる時または施設の利用
 人数の制限により利用できない場合があります。

施設利用料
①ショートスティ 2歳未満
市民税非課税世帯 1100円
市民税課税世帯  5500円
利用単位 1人1日当たり(1泊2日)
②ショートスティ 2歳以上
市民税非課税世帯 1100円
市民税課税世帯  2850円
利用単位 1人1日当たり(1泊2日)
③トワイライトスティ(夜間養育)
市民税非課税世帯 350円
市民税課税世帯  800円
利用単位 1人1日当たり
④日帰り養護
市民税非課税世帯 350円
市民税課税世帯 1400円
利用単位 1人1回当たり

利用申し込み:利用希望日を決めたうえでこども課に連絡してください。
       連絡いただいた時点で施設に空き確認を行います。
※利用申し込みの際は預けるお子さんと一緒にお越しください。
※利用時の緊急連絡先をご準備のうえお越しください。

●茨城県常陸太田市
出生祝い品をプレゼント
出生届けを出された方を対象に出生祝い品をお贈りします。
※市内に住所を有する方に限る。
商品ラインナップ
ベビービョルンの抱っこ紐、HannaHulaのマザーズバッグ
ピジョンおしりふき、ミキハウス食器セットなど

まとめ

いかがでしたでしょうか?
少子化が進んでいる現在、自治体が少しでも出生率を上げようと
サービスに力をとても取り組んでいる事が伝わってきましたよね。

そして産前から産後まで手厚くサポートする自治体もあって
私がマタママだった時にあったらよかったのになって思いました。

お子さんのショートスティがある事にとても驚きました。
ワンオペ育児のママさんにはとても助かるサービスですよね。

あと一番驚いたのは茨城県常陸太田市の出生祝い品をプレゼントするという
取り組み。商品のラインナップを見たら全部有名なブランドの物ばかり
でしたよね。もし3人目が出来たら常陸太田市に引っ越したい気分です。
常陸太田市はあとおむつの購入の助成も行っています。
おむつ代って結構かかりますよね。特に新生児の頃って。
上限はありますがとても助かる取り組みですよね。

おむつ代もそうですが医療費ってだいたいの自治体は中学3年生で終了が
多いですが高校3年生まで通院・入院を助成してもらえるのってとても助かりますよね。まだまだ高校3年生まで通院・入院を助成する自治体は少ないですが
これからどんどん増えていくのではないかと思います。

相談窓口。専門家に相談にのってもらえる機会って少ないので
とても良いなって思います。そろそろ息子が反抗期にいつ入ってもおかしくないので利用しようかなって考えています。

この記事を踏まえてご自身の自治体はどんなサービスやサポートを
しているのか再確認するきっかけになるといいなって思っています。

長々となってしまいましたが読んでいただきありがとうございました。