始まったトイトレ!幼稚園でのトイトレはどんな感じ?




ついに幼稚園でのトイレトレーニングが始まりました!

入園してすぐは紙おむつを履いて通っていた我が子。

幼稚園に慣れてきたゴールデンウィーク明けから、とうとうトイレトレーニングのお知らせのプリントをもらってきました。

ついに、トレーニングパンツデビューのときがきた!

じつは、我が子はまだトレーニングパンツすら持っていません。

いや、おまるも持っていないし、トイレにさえいきません。

トイレに行こうと誘うけど「いや!」

家のトイレのドアを開けただけで「いやー!」と叫ぶ始末。

外出先でも、トイレにはついてきません。

誘っても夫と待っています。

おしっこが出ても、「出た」とも言いません。

うーん、これは…。

そしてなにより、私が積極的にトイレトレーニングをやる気がなかった。

ついつい避けてたんです。

絨毯をどけなきゃ。とか、

時間を決めてトイレに誘うとか、

すっごい垂れ流しになって拭いても拭いてもキリがないとか聞くと、

どうしても積極的になれなかった。

おまるを洗うのも面倒。

怒っちゃダメだって言うけど、もうイライラが止まらなくてすっごい怒鳴った。

そんなママさんたちの言葉もあって、避けてしまっちゃいました。

今でも毎日いっぱいいっぱいなのに、さらにトレーニングの時間と手間をかけるのか…。

私が精神的にも体力的にももつか?

私の母も、私と妹のおむつを外すのは苦労したそうです。

言葉が早かったのに、私と妹はトイレだけは言わず、カーテンに隠れてしてたそうで…。

そりゃえらい怒鳴ったようなんです。

パンツも洗っても洗ってもキリがない。

履き替えたらすぐに漏らす。

大変だったからすごい印象に残ってる。

あらまぁ、何ということでしょう。

ちなみに3歳の私と妹は、怒鳴られた記憶はまったくないんですが…。

入園時にオムツが取れている子はクラスの半分と少しくらいでした。

まだオムツの子もたくさんいると聞いて、安心してたフシもあります。

それに、子どものやる気がいちばん大事って聞いたからです。

さあ、でもせっかく機会を与えてくれたなら、とうとう始めるしかない!

我が子は発語が遅く、コミュニケーション力も少し遅れています。

そしてトイレにかなり恐怖心もあるようです。

新しいことを始めるのにも、結構抵抗があるようなんです。

大人でも、はじめてのことは心配も不安もあるので小さい子どもだと当然ですよね。

そりゃ生まれてからずっとオムツでトイレしてたんですもん。

いきなり穴の空いたとこに座ってしろって言われても、いやいや母さん、そんな無茶な…ってなりますよね。

なんだこの水がグルグルしてるのは。

落ちたらどうするんだ。

お尻なくてしっかり座れないよ、落ちちゃったらお尻濡れちゃうよ母さん。ってなりますよね。

どうしましょう。

今更ながら、おまるとトレーニングパンツを揃えるところから始めましょうか。

我が子がトレーニングを本格的に始めたのは、3歳と3ヶ月の頃です。

今回は、療育に通う我が子のトイトレデビューのお話です。

まずはトレパンを買うところからスタート!

トレパンは8枚用意!

早速トレパンを買いに西松屋へ!

ここで初めて知ったんですが、トレパンって種類があるんですね。

初めてのトレパンに6枚重ねのもの。

そして、トイレに慣れてきたら3枚重ね。

どんどん減っていくってわけですね。

トイレトレーニングを始める時期も、家庭によって様々です。

ここでうっかりしていました。

我が子、月齢の割に体がおっきいんです。

大体が80センチやないかい。

我が子はもうズボンは110センチを履いています。

なんとか100センチのトレパンを探し出しました。

幼稚園側から、幼稚園にも置いておくので多めに準備してくださいと言われました。

乾きやすい生地?とはいえ、思ったより乾きにくいとも聞いたことがあります。

毎日使うとなったら、結構いるよね。

よくよくわからないものの、夫となんやかんや言い合いながら8枚購入してきました。

知らないキャラとは言え、カラフルで可愛いトレパンを買えました。

着替え用のズボンと靴下もいる!

さてさて、いるものはパンツだけじゃないです。

「えー、言われてみればそうだね」って夫にも言われましたが…。

着替えのズボンと靴下もいりますよね。

ママ友さんから聞いた話だと、おむつと全く違ってトレパンだとすぐに撮れ流しになるみたいです。

もう、水溜りができるほどに漏れるんだそうです。

もちろん、ズボンも靴下も、タイミングによっちゃシャツや上履きもぐっしょりなんだとか…。

幼稚園に置いておく着替え。

持っていく着替え。

すぐに乾かないから何枚着替えいるの?

むしろ、上靴ももう1足いるの?

はじめてのことって全く予想できないですよね。

とりあえず、靴下3足とズボンも3着買ってきました。

お店で着替えのことまで気がついてよかった!

そして子どもが幼稚園に行っている間に買い物に来てよかった!

予想外に時間がかかったのですが、買い物に集中できました。

さあ、初めてのトレパンは履いてくれるのか?!

ついにトレパンを履いて登園…

水通しもしたし、名前も書いたし、我が子にも持ち上げてパンツを見せて試着もしてくれたし。

準備はバッチリだぜ!

そして嬉しいことに気温も高めで晴れが続く!

来い、大量の洗濯物たちよ!

朝、ご機嫌にパンツを渡してみると…。

「いや!」

「ふつうのパンツはく!」(ここで言う、我が子の普通のパンツは紙おむつのことです)

ムゥ…。

昨日はあんなにノリノリで履いてくれて、写真まで撮れと言われたのに。

ほら、昨日の写真見てよ。

かっこいいよ!

これ履いてお友達と先生に見せようよ。

今日はみんなパンツで来るよ。

「いや!!」

いいなぁ…。こんなにはっきり嫌なことは嫌って言えて。

とりあえず幼稚園に行って、先生が様子を見てお着替えを促してくれることになりました。

親は初めてのことでてんやわんやしていても、先生は慣れてくれています。

先生に全てを託して自宅で待機です。

幼稚園ではどんな感じなの?

決まった時間におトイレに行くらしい

家では全くトイレも行かず、トレパンも履きませんが

どうやら幼稚園に行くとすぐにトレパンに履き替えるようです。

そして、一応決まった時間になったらみんなでトイレに行くんだとか。

それにもみんなについてトイレに行くそうで…。

便器に座ったり座らなかったりはしますが、絶対におトイレには一緒に来てくれますよ〜。と、先生。

なんですと…。

うちの子、おトイレに行くんですか…?

もう私にとっちゃそれだけで感無量です。

幼稚園のパワーはすごいな。

先生も、周りのお友達の影響もすごいな。

この頃から、リビングに出した補助便座には座るようになりました。

座って、「シー、シー」と言って遊びます。

あんなに補助便座も嫌がっていたのに!

お漏らししても怒られない

私も子ども時代の影響でしょうか。

「お漏らししたら怒られる」ってなんだか思っちゃってるんです。

実際に母には怒られたそうですが、幼稚園の先生にはどうだったか覚えてません。

でも、幼稚園でお漏らししたことは確かにありました。

それを隠そうとしたことも覚えています。

幼稚園にお迎えに行くと、我が子は必ずお漏らしをしてお着替えをして帰ってくるようになりました。

毎回先生に拭いてもらって申し訳ない。

他のお友達は遊んでいる近くでお漏らしされて嫌な思いをしているよね。

申し訳ない気持ちでいっぱいな私。

でも先生たちは違いました。

みんなまだお漏らししてるんで大丈夫ですよ。

我慢するより出してくれた方がいいんで。

なんだこの神対応。

もう、トイレって言ってよ!とかじゃないのか。

我慢しやんと出しやって言ってくれるのか。

お漏らししたら怒られるなんて、なんとも昭和な考えだったぜ。

令和の今は違うんだね。

家では盛大にお漏らしします…

びっくりだったのは、お漏らししてお着替えをしても、ちゃんとトレパンを履いて帰ってくることです。

てっきり紙おむつを履いているんだと思ってたら、家についてびっくり。

そして、初めて見るトレパンでのお漏らし。

ええ、想像を上回りました。

もうビッチャビチャです。

あ、こんなに普通に漏れるのかって感じでした。

濡れてしまって気持ちが悪いなってことを子どもに教えるんですよね。

ここでおトイレしたらまた冷たくて気持ち悪いぞ。

これはどうにかおかんにトイレの旨を知らせなきゃ。

って気持ちを育てるためのトレーニングパンツの存在なんですよね。

その後何週間も続けてお漏らししましたが、

我が子、一向に私に知らせる気配がない。

家でトレパンを履いて過ごしても、あまりに普通に過ごしているので私が家事に夢中になった時には気が付きません。

いつ、どこでトイレしたの?!

じゃあ、部屋の隅っこでちゃんとしてました。

隅っこでするってことは、ちょっと悪いと思ってるんでしょうか…。

濡れて気持ち悪くないのかな?

あれから1ヶ月半が経つと…

この1ヶ月半の間に、友達から使わなくなったおまるを譲ってもらいました。

買うのは今更かな…って思ってたので、ほんと助かりました〜!

「子どものやる気次第だよねー」

「こっちが焦っても、子どもがやる気にならなきゃできないよねー」

「でも、そのうちできるようになるから心配ないよ!」

なんと頼もしい、先輩ママの言葉…。

しばらくはおまるに座るのも嫌がりましたが…。

ある日のこと。

幼稚園にお迎えに行くと、お着替えしてません。

どうやら汗をいっぱいかいておトイレを1回もしなかったようで…。

お家ですぐにおしっこ出るかもですって先生も丁寧に様子を教えてくれました。

汗びっしょりだったので、帰ってすぐにシャワーすることにしたんです。

お風呂の前に、一応声かけを…。

「おまるでおしっこするならどうぞー」

まぁ、お風呂場で出ちゃうだろうなと思いながら声をかけたんです。

じゃあ、お風呂のドアを開けようとした我が子が戻ってきた!

そしておまるに座ると…。

…出てる!

ちゃんとおまるでしてる!

できたよ!すごいよ!

初めておまるでできたよ!!

私のテンションの上がりように我が子もびっくりです。

タイミングも合ってよかった!

それから今は、おまるに座ることに抵抗は無くなったようです。

「おしっこ行く」とは事前にはまだ言えません。

でも、出たら「出たよ」と教えてくれるように!

なんという進歩!

幼稚園でも初めてできたようです。

先生も嬉しそうに報告をくれたのが印象的でした。

他の先生たちにも褒められて照れて嬉しそうな我が子。

家に帰ったら自分でズボンを脱いで…。

おまるに座っておしっこした!

「できた!」と嬉しそうに教えてくれました。

できることが増えると嬉しいね。

我が子にとっては、おまるで用を足すなんてことは、すっごく大きな挑戦でしょう。

だって、今まではオムツでするのが我が子の当たり前だったんですから。

我が子なりにゆっくりと、ちょっとずつ成長している。

嬉しくもあり寂しくもあります。

もう赤ちゃんじゃないんだなって。

まだ完全におむつが外れるのは時間がかかるでしょう。

何回も失敗するでしょう。

それでも柔軟に対応していきたいな〜。