1歳をすぎると、子どもの成長って一段と個人差が大きくなると感じませんか?
そんななかやってくるのは、1歳半検診なんですよね。
ママ友さんから聞いたり、ネットを調べたり…。
なんとなく、1歳半検診のことを知っている。
だからこそ、「うちの子できるかな?」と
不安なママさんも多いです。
児童館や子育て支援センターでも、よく話題になったので覚えています。
「うちはできなかった〜」
「家ではできるのに…」
こんな会話が飛び交うんですよね。
えっ?そんな試験みたいなことされるの?
できなかったらどうなるの?
いや、うちの子ぜんっぜんそんな練習してない!
と、私は不安でいっぱいになったんです。
実際私と子どもが経験した、1歳半検診の内容をお伝えしますね!
ただし、自治体によっては1歳半ぴったりでなく、月齢は前後しての検診になること。
検診内容は異なること。
また、検診の基準も異なることをご了承くださいね。
不安なことは、小さなことでも保健師さんに相談してください。
そのことを踏まえて、あくまでも私の当時住んでいた自治体での検診内容をお話します。
へー、そんな感じなんだ〜
と、軽い気持ちで読んでみてくださいね!
ママさんの口コミでは、試験のような検診ってホント?
積み木にチャレンジする
四角い5センチ四方くらいの積み木を、どれだけ積み上げることができるかを見てもらいます。
私の自治体の検診では、3つの積み木を子どもに渡されました。
「上に乗せられるかな?」
と、子どもが声をかけられると、
初めて積み木を積むことができました。
それを2回繰り返しました。
2回目は、途中で崩れちゃったんですが…。
「1回目は3個、2回目は2個ねー」
と、カルテに記入されていました。
家にはまだ積み木はなかったので、初めて子どもが積み木に興味を持っただけでも、母としては驚きました。
絵を見せられて子どもに質問
2種類の絵を見せられて、2回子どもに質問されました。
1度目は、3つのくだものの絵。
「バナナはどれかな?」
我が子はしーん。
だって、くだものの名前なんて、なーんにも言えないんです。
2度目、動物が3匹描かれた絵です。
「これはなに?」と、保健師さんが犬の絵を指差します。
「わんわん!」って言って欲しい。
でも、当時の我が子のなかでの「わんわん」は、NHKの某人気キャラのことなんだ!
だから、普通の犬はわんわんじゃないんだ!
と、もどかしかったです。
両方カルテにバツ印が入りました。
丸裸になって、歩き方もチェック
身長体重のほかに、内科の検診もありました。
おむつ1枚になって検診してもらったあと、
おむつをとって足の動きや下半身も診てもらいます。
そのあとは、おむつ1枚で歩き方もチェックしてもらいました。
おむつを脱ぐとは思ってなかったので、予想外!
ふたり目以降のママさんは、検診内容を心得ているので、あえてパンツタイプじゃないおむつを事前に履かせていました。
そのほうが全部脱がなくていいので楽なんですよね。
検診の課題ができなかった…どうなるの?!
言語療法士さんと話すことも
我が子は個室に通されて、言語療法士さんとお話ししました。
「これここに入れられる?」
と、穴の中に積み木を入れる遊びを見せてくれたり。
「お絵かきできる?」
と、ペンとノートを渡してくれたりしました。
遊んでいる我が子の様子を見て、
大人の言っていることが理解できているか。
そして、耳はちゃんと聴こえているかを診てくれていたようです。
子どももおもちゃで遊んでいたので、言葉は発しないものの楽しそうでした。
そして、専門的に教室に通うことを勧められたのです。
療育を勧められても落ち込まないで
療育ってなると、やっぱり不安で心配ですよね。
私もかなり心配でした。
「やっぱりうちの子はなにか問題があるんですか?」
「私が絵本とかあんまり読んであげていないからですか?」
パニックになって質問しました。
すると保健師さんは、
「言語面はかなーり個人差が大きいの。
だから、今すぐどうかってことは、まだまだわからない。
だけど、集団のなかに入ると幼稚園の練習にもなるし、子どもたちで刺激があるから、
遊び感覚で楽しく子どもに集まって欲しいな。」
そうか、たしかに。
楽しく同年代の子と遊べると思うと、ちょっと気が楽になったんです。
子どもも緊張しているのかも
1歳半は、まだまだ多くの子どもが人見知りですよね。
なので、知らない人からいろいろと話されることに緊張してしまうことも多いようです。
「おうちではできますか?」
と、聞かれました。
検診は、お母さんも緊張している方が多いです。
お母さんの緊張も、敏感に察知する子も多いんだとか。
保健師さんからの質問がなくても、家でお母さんとできるようであれば、伝えてもいいかもしれませんね。
まだかなり個人差が大きい時期!お母さんは焦らずに
自治体にもよりますが、赤ちゃんから幼児へと大きく成長する段階の検診が、「1歳半検診」じゃないでしょうか。
赤ちゃんのころと違い、1歳半になれば
・歩ける
・短い単語が言える
・大人の言っていることが理解できる
・離乳食がある
・歯が生える
・指先が器用になってくる
身体面だけじゃなく、大きく成長する段階なんですよね。
だからこそ、できることできないことの差がとっても大きくなるんです。
1歳すぎから、上手に話せる子もいます。
歯が生えるのが早い子もいます。
歩いたり、走ったりが早い時期からできる子もいます。
好き嫌いなくたくさん食べる子もいます。
ほんっとーにできることはそれぞれなんですよね。
なかでもテストのように感じられるのが、
・短い単語が言えるか
・大人の言うことが理解できているか
なんですが…。
それも、完全に1歳半でできなくてもいいと思うんです。
だってまだほんの数ヶ月前まで、ミルクだけで育っていたんですから。
また、環境も大きいですよね。
保育園に行っていたり、きょうだいがいたり…。
周りに子どもがいればいるほど、マネをするのでできることも増えていくんだとか。
でも、やっぱりできないと心配です。
そりゃそうです。我が子のことですから。
いま、2歳の我が子は療育を楽しく通っています。
でも、不安と心配だらけで時に涙してしまうのが親心。
次回は、療育はどんなことをするのかもお話しできる機会があればなぁと思います。
お母さんひとりで悩まないで、保健師さんには小さなことでも相談するのがおすすめです。