経験談中学生の女の子の反抗期




「お母さん」と甘えてきて可愛い娘。
息子が産まれた時は小さなお母さんになってくれた娘。

そんな娘が中学生になって一変。
何に対しても反抗的な態度。

今回は「経験談中学生の女の子の反抗期」について
書いていこうと思います。

娘は基本とても優しくて自分から率先してお手伝いを
してくれたりとかしてとても助かっていました。

そんなある日急にお手伝いもしなくなり
会話もしなくなりました。
元々消極的であまり話をするのは好きじゃない方
なのでそんなには気にしていませんでした。

でもまさかそれが反抗期の始まりだとは
思いもしませんでした。

その日を境に反抗的な態度を取り口も悪くなり
別人になってしまいました。

小さい頃に反抗期はありましたがここまで酷いのは
初めてでとても戸惑いました。

娘を通して仲よくしてもらっているママ友にも
相談しましたがみんな口をそろえて「うちもなのよ」と。

どう接したらいいのかわからず手探り状態。
息子は「ほっとけばいいじゃん。」と楽観的。
確かにほっとけばいいんだけどそういう訳にはいかず・・・。

長期戦になった今回の反抗期。

現在は乗り越えて反抗期前の関係に戻りました。

反抗期

いつから始まるの?

娘は中学生になってからですが
反抗期のスタートの目安は女の子は11歳です。

周りの影響、もともとの性格等で早まる事もあります。

今まで何の疑問も持つ事もなく受け入れてきた事が
急に受け入れられなくなります。
それが反抗期です。

反抗期がないというお子さんも中にはいます。

反抗期は自己主張の1つだと言われています。

特徴は?

〇男の子っぽい言葉使い。
〇お母さんに暴言を吐く。
〇部屋に閉じこもってしまう。

〇挨拶や返事をしない。
〇化粧や髪を染めたり服装が乱れたりする。
〇喫煙等の不良行為をする。

〇弱者に優しい。

ちなみに娘の場合はこの特徴にほとんど当てはまりました。

原因は?

身体の急激な変化と成長に戸惑い心が追い付かない
事で起こります。

中学生になると先輩、後輩の上下関係が生まれたり
受験や将来の事、今までなかった不安や悩み、ストレスが
一気に増えます。

やり場のない感情をどこにぶつけたらいいのか分からないので
身近な家族に当たって反抗的な態度をとります。

うちの娘の場合

いつから始まったの?

中学1年生は普通に話したり一緒に買い物に
行ったりしていました。

変わったのは中学2年生になった頃。
急に一緒に買い物に行かなくなりました。
そしていつも朝は「おはよう」って笑顔で言っていたのに
それもなくなりました。

今日は何かご機嫌でも悪いのかと思ってそんなに
気にしていませんでした。

それからも「おはよう」と言う事はなく無言でご飯を食べて
登校。
帰ってきた娘に「挨拶は大切だよ。最近おはようもないじゃん。」と言うと娘は無視して自分の部屋に入って行きました。

この時は反抗期の始まりだとは思っていませんでした。

どんな風だったか?

最初は挨拶をしなくなりました。
そして率先してしてくれていたお手伝いもしなくなり
学校での話もしなくなりました。

そして私や息子に八つ当たりをするようになりました。
「姉ちゃん何としてよ。」と息子が困っていたので
娘に「八つ当たりは良くないよ。」と言うと
「いちいちうるさいんだよ。」と言って自分の部屋へ行き
思いっきりドアを閉めました。

その後も八つ当たりはなくなる事はありませんでした。
勉強もせず友達と遊ぶかゲームで遊んでばかり。
注意すれば「うるさいんだよ。」「うざい。消えてくんない。」
と暴言を吐く。

気に入らない事があるとテーブルを叩く、階段をドタドタと音を立てて上がる。自分の部屋のドアを思いっきり閉める。
うちはアパートだったので「お隣さんに迷惑だから静かにしてほしいんだけど。」と言っても無視。

まさか学校でもそんな態度なのかと不安になり
学校に電話して担任に聞くと
「おとなしくてお手伝いもしてくれますよ。」

学校ではおとなしいのに家では・・・。
学校でストレス溜まって発散しているのかなって思いました。

そしてとうとう・・・。

中学3年生になりました。
相変わらず続いていました。

受験勉強もせず遊んでばかり。
当然ですが成績も下がる一方。
このままではいけないと主人と話し合って
娘にきちんと話さないといけない事になりました。

娘を呼びました。
「何なの?時間ないんだけど。」と娘。
「このままだと高校行けないよ。」と私。

案の定反抗してきて
「ばばあには関係ないじゃん。私の事でしょ。」と娘。
「ばばあって言うの良くないよ。」と私。

それでも反抗を続ける娘。
私は今まで抑えてたのが爆発しました。

「あのさずっと思ってたんだけど反抗して何が楽しいの?」と私。

娘はすかさず
「別に。関係ないって言ってんでしょ。」
と言って私を突き飛ばしました。

私も爆発しているので娘を突き飛ばし返しました。
今度は娘は私を叩き始めたので私も叩き返しました。
そして取っ組み合いになりました。

その騒ぎに気付いた息子が
「ママもねえちゃんもやめなよ。」と言いますが
私も娘も一歩も譲りません。

そこへ仕事から帰宅した主人に息子が助けを求めたのか
主人もやってきて
「何やってんだよ。やめろって。」と言います。

それでも私も娘もやめないので主人は私を引っ張り
息子は娘を引っ張って引き離しました。

「ばばあが全部悪いんだよ。」と興奮状態の娘。
「話を聞かないから悪いんでしょ。」と私も興奮状態。

「いい加減にしろよ。」と主人の一喝でおさまりました。

しばらく私と娘を離して主人は両方の言い分を聞きました。

「〇〇(娘)もお母さんの言う事を聞かないで先に手を出したのが
 悪い。お前もその挑発に乗ったのは悪い。」

と主人が静かに諭すように言いました。

娘は「ごめん。」と一言。
私も「悪かった。」と一言。

それ以降取っ組み合いになる事はありませんでしたが
口喧嘩はしょっちゅう。

そして高校1年生になった頃に娘の反抗期が終わりました。
今までのが嘘だったみたいにまた以前の母娘関係に戻りました。

対処方法は?

NGなこと

お子さんが嫌がる事をしっかりと把握しておく必要があります。

〇命令をする事。

反抗期のお子さんにとって「命令されること」と
いうのはとても許せない事です。

「自分の意見を無視をされる。」という事はネガティブな
イメージを抱いてしまうきっかけになるからです。

「〇〇しなさい。」と言いたくなってもそこはぐっとこらえる。
どうしても伝えた事がある時は「お母さんはこう思うよ。」など
自分の気持ちを伝えるだけで十分です。

私も「勉強しなさい。」「部屋をもっときれいにしなさい。」等と
言った事があります。娘は「うるさいな。」もしくは無視されるだけで
全く聞く耳を持ちませんでした。

〇過干渉にされる事。

つい口を出したくなったり等しますがこれが逆効果です。
なぜならお子さんは自分で考えて自分だけの世界を広げたい
時期だからです。

「学校で何してるの?」「こんな時間まで何してたの?」と
言ってしまいがちですがこれはお子さんの生活に踏みこんで
干渉している証拠です。

心配している時は「心配しているよ。」
この一言をストレートに言うだけで十分です。

私も色々と聞いていましたがそれが逆効果になってしまい
余計に娘をイラつかせてしまっていました。

乗り越え方は?

〇お子さんと距離を取る。

お子さんがコミュニーケーションを嫌がる場合は
干渉せずに距離を取りましょう。
お子さんが自立を考えてるような気持ちで反抗的な態度を
取るのであれば一定の効果はあります。

〇根気よくお子さんと向き合う。

お子さんがいくら反抗的な態度でも間違っている事は
きちんと言葉で伝えましょう。
ときには身体をぶつかり合う我が家みたいな親子もいます。

ぶつかり合うには時間、体力、そして精神面が必要になります。

〇命令ではなく提案をしてみる。

「〇〇しなさい。」ではなく「〇〇しよう。」と提案をしてみましょう。
お子さんの為と思っていてもお子さんにとっては命令されてばかりでは
行動に移したくないという気持ちになります。

〇お子さんに寄り添ってみる。

お子さんは自分の感情や大人になっていく身体と精神面で
悩んでいるかもしれません。
お子さんの言い分を聞く事も大切です。

反抗期は誰もが通る道

私たちも反抗期を終えて親になっていますよね?
反抗期は自分も通ってきた道です。
当時親がうっとおしくてたまらなく冷たい態度を
取りませんでしたか?

現在はお子さんの子育てに必死でいつの間にか
親目線で見て発言してしまいがちになっていませんか?

自分の想いや気持ちが伝わらず感情的になりがちですが
そこはおさえて頭ごなしに否定せずお子さんの成長過程の
1つだと割り切っていきましょう。

まとめ

誰もが通る道「反抗期」

私も娘くらいの時にものすごく親に反抗してたので
とても大変だっただろうなって娘の反抗期を経験して
実感しました。

私は長女だったので母はどうしたらいいのか
とても苦労したんだろうなって思います。

娘は高校1年生で終わりましたが
小学校高学年から高校卒業まで続く長期戦。
そしてお子さんによって反抗態度もそれぞれ。
育児ってやっぱり大変だなって思いました。

息子は今中学2年生ですがまだ反抗期に入って
いませんがいつ来るのかちょっと怖いです。
男の子は凄いって周りから聞いているので余計に。

反抗期って子供の成長過程とはいえ
親にとってはとても肉体的にも精神的にも
辛くなります。

辛くなったら1人で抱え込まずママ友などに
愚痴ってください。
私はママ友にLINEで愚痴ってました。
愚痴るとすっきりするんです。不思議な事に。

そしてママ友が反抗期を闘っている仲間って感じがして
辛いのは私1人ではないんだなって実感しました。
反抗態度が違うので勉強にもなりました。

くどいですが自分も通ってきた道です。
それを忘れずにお子さんと向き合って
反抗期を乗り越えてほしいなって思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。