性格によって全然違う?!3歳の頃の私と我が子の違い!




「子は親の背中を見て育つ」

似たもの親子なんて言うくらい、子どもは親のことをよく見ていますね〜。

今になって思いますが、私は自分の母とは全く性格が違うと思います。

考え方も違うし、趣味も全く違います。

でも、別に仲が悪いわけじゃないです。

どっちかって言えば仲はいい方だと思うんです。

母も私の子どもの頃のことはよく覚えてくれていると思います。

正確に言うと、「思い出してきてくれている」でしょうか。

我が子(母にあたる孫ですね)が3歳になって幼稚園入園をしてから、よくよく私の3歳の頃も思い出すんだそうです。

「あ〜、あんたもそんなだったわ」

「いや、あんたは全然そんなじゃなかったわ」

最近よく聞きます。

「あんたはそんなじゃなかったわ。」の方のセリフ。

よくよく聞きますと、どうやら私が3歳の頃と、今現在3歳の我が子は面白いくらいに正反対の性格のようです。

環境の違いもあります。

生まれた時代やご時世の違いもあります。

生まれ持った性格の違いもあります。

それでも、私も我が子も同じ長子。

そして誕生日は1ヶ月しか違いません。

歳が近い従兄弟がいないことも一緒です。

生まれてからすぐにミルクで育ったことも一緒です。

これは聞いていると面白い。

そして我が子がおっきくなったらぜひ話したいし、それまで覚えていたい。

もし我が子が結婚して子どもを持った時、私の孫が生まれることがあったら。

今度は我が子と孫がどう似ていてどう違うのか覚えていたい。

そもそも生まれ持った性格から違うのでしょうか。

それとも、やっぱり私と母の子育ての仕方が違うのでしょうか。

そりゃ私も母も違う人間なので、いくら親子でも子育ての仕方は違うと思います。

私は自分が年少の時。

記憶のかけらにあるのは幼稚園の給食がとにかく嫌で仕方なかったんです。

すっごい時間をかけて食べて、全部食べるまで先生が前に座ってきたりして…(え、時代感じます?笑)

そして、ボールで遊んだりだとか、散歩だとかは好きじゃなかったです。

芋掘り遠足とかも乗り気じゃなかったです。

帰りに掘った芋を持って帰るのは重いし。

よく病院に行った記憶もあります。

初めての入院も点滴も年少で経験しました。

そのころは背も小さくて、前から2番目。

「背が小さいからだめ」と、おままごとではお母さん役はやらせてもらえませんでした(根に持ってますよ笑)

我が子は常に成長曲線の一番上を突っ走るくらいです。

反対に私は成長曲線の一番下を這って育ってきたようです。

ちなみに私も母も身長は150センチ中盤。

私の父と夫は同じ175センチです。

面白いですね〜。

同じような背丈の父と母から生まれて、同じような環境で育っているのにこんなに正反対な3歳の頃の私と今の我が子。

自分のことながらとっても面白いです。

今回は、3歳の頃の私と現在3歳の我が子の違いを書いていきたいと思います。

じっとしているのが好きな私

とにかくよく風邪をひく

当時の幼稚園の時の連絡帳を見せてもらいました。

まだ大切に母は保管してくれていたようです。

一通り見た時の一番の感想は「え、めっちゃ風邪ひいて休んでるやん」。

入園してすぐも。

GW明けも。

1学期の終わりも。

冬はずっと風邪気味なんじゃないかってくらい。

すぐに熱を出してはお休みになってます。

そういや、幼稚園でマラソンを走った記憶はないし、運動会の練習の記憶もない。

プールの記憶もないぞ。

逆に、小児科の記憶はよくあります。

そこの薬が綺麗なオレンジだったんですが、喉が焼けるくらい甘いシロップで大嫌いだったこと。

子どもはみんな甘いものが好きなわけじゃないぞ。

それをきっかけに、もうオレンジ色すら嫌いになってしまったことはよーく覚えています。

年少で入院を経験したために、母はかなり当時は大変な思いをしたそうです。

手の甲に打った点滴の痕はまだあるんで、私も入院のことは覚えています。

付き添いで母か父が毎晩ついてくれていました。

とにかく体力がなくて病弱だったようです。

外遊びより家で遊ぶ方が好き

これは今でもずっとなんですけどね。

どうやら小さい頃から外遊びより室内遊びの方が好きだったらしいんです。

ボール遊びなんかは特に嫌い。

幼稚園でも嫌だった記憶があります。

せっかく親がボールで遊んでくれているのに、不貞腐れている写真もしっかり残っています。

じーっとしているのが好きでした。

塗り絵をしたり、絵を描いたり。

今でもじーっと座っているのが好きです。

3歳の頃もそんな感じだったので、その分は親は楽だったそうです。

家事してても一人でずーっと塗り絵ができていたんだそう。

「おそといく!!」と泣き喚いたりしたこともなかったそうです。

公園に遊びに行っても、「まだあそぶ!」と帰るのを嫌がるわけでもなく、さっさと帰ったそうです。

それだけ室内の方が好きだったんです。

今もです。

きっと体力もなかったんでしょう。

ずーっと座って遊んでるので昼寝もしないし、夜の寝つきも悪かったそうですが…。

食べるのが好きじゃない!

これはかなり親を悩ませたようです。

給食で嫌な思いをしたからでしょうか。

家でもとにかく食べなくて少食。

おやつもほとんど欲しがらなかったようです。

幼稚園の連絡帳に、「給食の量が多くて泣いてしまいました」と先生から書かれていたり、

「最初に給食の量を減らしてくれませんか?」

「給食がいやで幼稚園に行くのを嫌がります」と親が書いてあるくらいです。

給食って一番のお楽しみのような気もするんですけどね。

でも、給食が嬉しかったり楽しかった思い出は私の中には残念ながらありません。

でも、今じゃすっかり食べるの大好きになりました。

たまに親と外食に行けば、「全部食べたね!」「よく食べたね!」と今でも褒められ(?)るんです。

いや、私は3歳児か。もういい大人なのに…。

きっとそれくらい、当時は親を悩ませていたんでしょう。

誰に似たの?正反対の我が子

お外にお出かけが大好き!

我が子は家よりもお外が大好きです!

もう雨の日はほんっと困る…。

雨でも外に出たがるので、仕方なくドライブをするくらいです。

私は家にいたいタイプなんで、「えー、ちょっと休憩しようよぅ…」って一日何回言うことか…。

「おそといく!いってくる!!」

私が行ったことのないセリフを3歳ですでに連呼します。

「いやー!!おうちいやー!!!」

やりました。

公園で砂まみれになって、帰るのを嫌がって寝転んで駄々こねくり回します。

おぉ、これは漫画とかアニメで見たことある、子どもがよくするやつだぞ。

初めて見た時は、母も「ほんまに子どもってこんなことするんやねぇ…」ってすごく興味深そうでした。

だって私はしなかったようですから。

私も子供がそれをするたびに、出た!THEイヤイヤ期の子どもの行動!

ってちょっと面白くなっちゃいます。

イライラしないだけよしとしています。

おしゃべりは苦手…

私が3歳の頃はおとなしかったようですが、それは行動だけ。

それはそれはよくしゃべる、おしゃべりな子だったらしいんです。

しゃべるのも早かったそうです。

でも、我が子は逆にお喋りが苦手です。

1歳半検診で発語の遅れを指摘されちゃい、今でも療育に通ってます。

同級生に比べたらまだ3語くらいしか話せないので、とっても幼いです。

こっちの言うことの理解も、まだまだできないことの方が多いです。

だから、会話のキャッチボールも、私が投げかけたらよくて1回投げ返してくれるだけ。

もう2回目の言葉のボールはスルーです。

ちょっと寂しいんですけどね…。

でも、口答えすることはまだないです。

それが今はせめてもの救いかも…?

そのうち口喧嘩することになるかもしれません。

その時はきっと、「あー、まだ話せなかったときは可愛かったのに!」ってきっと私は思うと思うんです。

今は言葉が出ないことをこんなに心配して寂しく、悲しく思ってるのに…。

ほんと、親心は勝手です。

よく食べる!とにかく食べる!

まさに私と正反対なところ!

びっくりするくらいによく食べるんです。

まだ食べるの?こんなに食べていいの?

私があんまり食べないから、どこまで加減したらいいのかわからない。

ここまで食べさせていいの?って毎日びっくりするくらいです。

だから外に遊びに行きたくなる体力があるんですよね。

毎回必ずおかわりしてくれます。

幼稚園から帰ったらすぐにおやつを欲しがります。

発語は遅いですが、食べ物の名前は本当によく覚えています。

まだ食べたことも見たことすらないのに、「ニンニク」も「にら」も言えるんです。

キューピー3分クッキングですぐに覚えました(笑)

それくらい食にとっても興味があるようです。

お子様ランチもしっかり完食します!

素晴らしい!

私はお子様ランチを完食できるようになったのは、小学校に上がってからだったのに。

そんなわけで、我が子はニョキニョキと成長し、月齢の割に背もとっても高いです。

2歳くらい年上に見られることもあります。

それがいいんだか悪いんだか…。

実際は早生まれなので今の段階ではちょっと損しちゃってるかもですね。

同じ親子でも正反対!3歳児の面白さ

まだ赤ちゃんに毛が生えた程度の3歳児。

それでも環境だとか、生まれ持った性格だとか、生まれ月だとかでちょっとずつ性格の違いがグングン見えてくるんだと思います。

幼稚園っていう初めての集団生活に入って、親も周りの同級生の子どもと比べる機会が多くなるからでしょう。

できること、できないこともとっても目についてくる頃です。

私もよく、我が子と周りのお友達のことを無意識に比べています。

気がつけば比べちゃってるんですよね。

一人っ子だから余計かもしれません。

でも、私が幼稚園の頃と比べるのはちょっと視線が違って見えます。

きっかけは、実家で私が年少の時の連絡帳を見せてもらったからです。

連絡帳には、親がかなり細かく私の様子を書いていたり、いろんな心配事が長々と書かれていました。

よく担任の先生は読んで返事をくれていたと思います。

私の母も、今の私と同じように一生懸命子どもの私と過ごして、必死に幼稚園の様子を知りたいと思い、同じようにトイレトレーニングの心配をしていました。

私の母はもう教育っていうか、洗脳って言っていいほどの厳しい人です。

私にとってはとっても怖い存在として洗脳されちゃってます。

そんな母も私が3歳の頃は一生懸命手探りで子育てをして、同じように幼稚園のことを心配していました。

それが、孫である我が子が幼稚園に入ると溢れるように思い出してきたんでしょう。

私の3歳の時の様子と我が子の今の様子は、冷静にハタから見てて面白いくらいに正反対だと言います。

私も当時の写真を見ると、なんとなくやっぱり記憶のかけらにぶち当たります。

思い出すとほんとに正反対で面白い!

この性格の正反対さは、今後どうなっていくんでしょう。

ぶつかることもたくさんあるかもしれません。

いっぱい喧嘩するかもしれないし、むしろ喧嘩もしてくれないかもしれません。

正反対だからこそ、違う人間として親子でもいい関係を築けるかもしれません。

それはもう少し先のお楽しみにしましょう。

不安の方が大きくなるんですが、それはもったいないですよね。

欲を言えば、私の母は3歳の頃は一体どんなだったのか…。

祖母から聞いておけばよかったなぁ。