入園して1ヶ月!幼稚園に行って子どもは変わった?




さてさて、GWは挟んだものの、なんとかもう泣かずに幼稚園に通い出した我が子。

幼稚園ではちょっと泣いてしまうことはあるようなものの、お迎えに行けばそんなことは感じさせないくらいニコニコです。

入園したては、家を出る時からぐずぐず。

自分で荷物を持つこともできないし、帽子も被れない。

ましてや、マスクも出来ませんでした。

泣きながら別れ、後ろ髪を引かれる思いで見送り、見つからないように教室に入るまでを柱の影から見ていたもの(笑)

それが今じゃ、ほとんど泣かずに「じゃ!」と行って階段を駆け上がっていきます。

頼もしい…。

はずなのに、なんだか寂しいのはなぜ…。

実は、我が子は療育に通っています。

幼稚園を週に1回お休みして、療育に行くんです。

お察しの通り、発達がゆっくりなんです。

発語の遅れが1年ある。と、言われています。

普段は会話もまだほとんどで来ません。

単語は話すことができます。

こちらの意味もわかっていることも多いです。

たとえば、「今日給食おかわりは?」って聞けば、「した」って言います。

朝は「お着替えする」と自分から言います。

でも、「今日、幼稚園で何したの?」って聞いても返事は返って来ません。

周りのお友達は、「今日お絵描きした」

「ママの絵描いた」

「今日は〇〇ちゃんと遊んだ」と、ちゃんと幼稚園の様子を報告してくれます。

だからこそ、私の方が入園と幼稚園での生活に不安でいっぱいなんです。

そんな不安を吹き飛ばしてくれるように、4月は1度もお休みせずに皆勤賞だった我が子。

普段は「できない」ことばかりに目を向けてしまいます。

なんで人間って「ない」ものばっかりに注目してしまうんでしょうねぇ…。

ほんと、ないものねだりが過ぎますね〜。

なんて哲学的になってみたり(笑)

せっかくの機会なんで、「できた」ことにしっかり目を向けてみましょう。

たった1ヶ月。

されど、子どもにとっての1ヶ月はとっても長かったでしょう。

親にとっては毎日数時間の一瞬で帰ってくる幼稚園の時間も、子どもにとっては毎日が大冒険なはずです。

今回は、まだまだできないことが多い我が子の「できるようになったこと」をしっかり書き残したい!

なんて自己満なママにお付き合いくださいませ。

「うちも発語が遅いって言われた…」

「今できないけど、できるようになるのかな…」

「幼稚園に行ったら、子どもはどんな風になるんだろう」

子どもの入園を控えてドキドキのママさんのあなた!

「へ〜、こんな感じになることもあるんだ〜」って感じの、軽〜い気持ちで読んでみてくださいませ。

大人にとっては、「できて当たり前」「だってもう3歳なんだから」って思いがちなこと。

まだ!3年ちょっとしか生きていない子どもにとってはとっても大きな「できた」なんでしょう。

さてさて、我が子がこの1ヶ月。

幼稚園に行ってからできるようになった、小さくても大事なことは…?

入園してできるようになったことが!

ごめんなさいが言えるようになった!

幼稚園でよく注意を受けているのでしょうか…(笑)

入園前は、私が怒ってもヘラヘラしてたんですよね。

「ごめんなさい」も言えたことはほとんどゼロと言ってもいい!

何回も「ごめんなさい」を教えたつもりでしたが、まだ早かったのか?

私が危ない!と大声を出したとき。

ちょっと怒った顔をしたとき。

「ごめんなさい」と言うようになりました。

なんと言うんでしょうか…。

あ、この子私の顔色を見てる。顔色を伺っている。

そう思うようになりました。

まだちゃんと「ごめんなさい」の意味は理解していないのかもしれません。

でも、周りが楽しそうだととっても楽しそうな表情になる。

私が怒ったり、悲しんだりすれば、心配そうな表情になる。

お友達が泣いていたら、そーっと近づいてみる。

「感情を読み取ろう」という行動がちらほらと見えてきた気がします。

まだ小さいのにすごいことですよね!びっくり!

自分で荷物を持つようになった!

入園前にもおむつやお菓子とかの軽いものを子ども用のリュックに入れて、お出かけの時に持って行ってたんです。

でも、どうにもこうにもリュックは背負えない!

すっごく嫌がる!

幼稚園のリュックも事前に見せてみたけど、全然だめ!

もちろん、入園してすぐは自分で荷物も持てずに、先生に教室まで持っていってもらってました。

それが、1ヶ月経つ頃には「そろそろ出発しようかな…」と朝に私が準備を始めると、声をかけなくても一人でリュックを背負って水筒を下げて、帽子もかぶって立ってる!

子どもが準備しやすいように低い場所にリュックと帽子をしまってみました。

ちゃーんと準備するんです!

そしてちょっと急いでいる私に「マスクする!」

おっと、うっかりしてた!

ちゃんと自分のマスクを忘れてることまで教えてくれます。

荷物が多い月曜の朝も、ちゃんサブバッグも自分で持ってくれます。

これは本当に助かります!

ハンカチを畳めるようになった!

我が子は折り紙を渡しても、「折る」よりも「丸める」方が好きです。

ぐしゃっと丸めては「おにぎり!」って見せてくれます。

ハンカチも一緒でした。

私が洗濯物を畳んでいるときに、ふと近づいてきては…。

自分のハンカチを取って畳んでる!

「半分に折って〜」って言いながら畳んで、私が畳んだタオルの上にそっとのせてくれました。

え〜!ハンカチ畳めるの!?

試しにタオルも渡してみました。

一生懸命全身を使いながら、綺麗に広げてなんとなく半分に折って畳んでくれました。

もちろん綺麗には畳めませんが、嬉しかったので子どもが畳んでくれたものはそのまましまっています。

朝もハンカチを渡すと、ちゃんと畳んで自分でポケットにしまえるようになりました。

まだある!成長を感じること!

一人遊びがランクアップした!

今までも一人遊びはうまくしてくれてました。

忙しそうに走り回ってはものを並べたり、何か料理を作るおままごともよくしています。

それがこの前、遊んでいるところをそっと覗いてみたら…。

今までほったらかしにしていた人形たちを3体並べてる!

それぞれにピザのおもちゃを一つずつ配って、「みんなで食べよー」

「いただきます!」

なんと秘密のピザパーティーが開かれていました!

ひとつしかない椅子にも、人形を1体座らせて…。

「半分こ、貸して!」って言いながらもう1体の人形も並べて座らせてあげてました。

なんて微笑ましい…。

幼稚園のことは何にもまだ話せないけど、そうやって遊んでいるのかい?

そうかそのまま思いやりを大事にしてくれ!

マスクを嫌がらなくなった!

このご時世、どこに行っても大体言われるのが、「3歳からマスクをしてください」

その度に言っていました。

「発達がゆっくりなんで、マスクすることが難しいんです」

そうしたら、店員さんはちょっと気まずそうにしたり、励ましてくれたり…。

気を遣わせたのがわかるし、「発達が遅れている」とはっきり自分が口にすることがとっても悲しかったんです。

今では自分から進んでマスクをします。

「これにする!」って自分から好きな柄を選んでくれることもあります。

幼稚園ではみんなマスクをしています。

お迎えに行っても、ちゃんとマスクをして出てきてくれます。

もちろん、暑くなってきたんで嫌がる時もありますが…。

「マスクしないとお買い物に行けなくなっちゃった」って言えば、マスクをしてくれることが多くなりました。

むしろ、私が車で少しマスクを外したら、「お母さん!マスクして!」って注意してくれるまでに…。

子どもにとってもかわいそうな時代になりましたが、ちゃんと順応してくれているようです。

フルネームで名前が言えるようになった!

我が子の名前は決して珍しい名前ではありません。

苗字も名前もよく聞くんで、きっとこの先同姓同名さんに出会うかもです。

でも、子どもにとっては発音しにくい音だったんでしょうね。

なんとか下の名前はたどたどしくても言えるようになりました。

でも、フルネームがなかなか発音できなかったんです。

「お名前は?」って聞いても、「〇〇です!」と下の名前で答えていました。

入園式まではそうでした。

それが、幼稚園が始まってすぐに「〇〇 〇〇です!」

え!フルネームじゃん!

いつ言えるようになったの?!

どうやって言えるようになったの?!

どうやら、毎朝幼稚園で出欠を取るときにフルネームで自分の名前が呼ばれるので、その流れで言えるようになったようです。

そっか、確か家で毎日フルネームで名前は呼んでなかった。

習慣ってすごい!そして子どもがその習慣に馴染むスピードがすごい!

大人と全然違う!

なんて柔軟なんだ!

刺激が多くて楽しい?けど、甘えん坊に…

幼稚園はやっぱり楽しいことの方が多いんでしょう。

絵の具を使ったり、粘土を使ったり、みんなで給食を食べたり、砂場遊びをしたり…。

家で私と二人だとできないことだらけです。

そりゃ私と二人でずーっと過ごすよりは、お友達といろんなことをした方楽しいですよね。

でも、とーっても甘えん坊になりました。

家にいると、ズボンも「お母さんして!」

おトイレにも行かないし、抱っこ抱っこになるし、ちょっとしたことで泣きます。

そりゃ楽しいといえど、頑張ってるんですよねぇ。

まだ3歳なんて、赤ちゃんに毛が生えた程度。

しかも、我が子はコミュニケーション力が遅れている。

きっと自分が伝えたいことが伝わらなくてもどかしい思いをしたり、周りのお友達や先生の言っていることがわからなくて困ることもあると思うんです。

それでも、なんとか周りの様子を見て、顔色を伺って頑張っているんですって!

家に帰ってきてちょっとしたことで、堰を切ったように泣き散らかして、抱っこするときはとっても胸が苦しくなるんです。

こんなに小さいのに頑張ってるんだなって。

そんなに頑張らなくてもいいのに。

まだまだお外でいい子ちゃんしすぎなくてもいいのに。

疲れ切った寝顔に泣きそうになります。

できるだけ、受け止めてあげたい。

でも、私にだって限界はあります。

なんでまだおトイレ行けないの?!

いつまでおむつつけてるの?!

いつになったらちゃんと自分で歯磨きしようとするの?!

いつになったら幼稚園のことを話してくれるの?!

ほら、ちょっと油断したら、「できない」ことばっかり見ちゃってる。

1年前は「お母さん」すらまだ言えなかった我が子。

この1年でできたことの方が多いのに…。

それをちゃんと振り返る機会を作らないとですね。

今は重たいですが、寝る前のちょっとの時間なら抱っこできます。

来年は抱っこできるかな…?

そもそも、いつまでお母さん、抱っこして!なんて言ってくれるんだろ…。

そう考えると、子どもが抱っこってせがんでくる時間って、人生の中でとっても少ないですよね。

私も自分が覚えている限りでは、年中さんになったらもう母に抱っこはしてもらっていないと思います。

今が一番、子どもが母を必要としてくれている時期なのかもしれません。

手が離れて楽になったものの、ちょっと寂しい。

なんてわがままな親心なんでしょう。

さあ、私も我が子に負けないようにできることを増やしていかないとですね。