こんにちは!私は今年、大学を卒業したばかりの22歳です。
大学生になると、高校と比べると自由な時間が大幅に増えます(もちろん大学や学部にもよりますが)。授業以外に何か熱中できるものが欲しい!という場合、何が思いつきますか?
アルバイト、部活、サークル、留学、旅行…など、たくさんありますが、私は部活を選びました。大学生活の中で、かなりの時間を部活に捧げました。
まず、部活とサークルは何が違うのでしょうか。簡単に言うと、部活は活動を通して成果を残すこと、サークルは楽しむことを目的としています。部活は、学校から正式に認められている団体で、学校からの資金援助があります。基本的に活動の頻度が高いです。
部活は、大学生のうちにやらないと後悔することの一つです。部活には楽しい面や、自分のためになることがたくさんあります。ですがその反面、きつい面や面倒なこと、苦しいこともたくさんあります。
これから私の体験をもとに、部活の探し方や部活選びのポイント、部活を続けることのメリット・デメリット、さらに私がやめたいと思った原因や、そのときにどう対処したかを書いていきます。後悔しない、楽しい大学生活を送るための参考にしてもらえたらうれしく思います。
部活動を選ぼう
どんな部活がある?
運動部と文化部、様々な部活があります。高校まではなかったような部活もたくさんあります。部員がビラ配りをしたり、学校の冊子でまとめられたりしているので、参考にするといいです。 学校のホームページやTwitterも、参考にできると思います。特に、Twitterは部員が運営しているので、気になることがあれば質問してみるのもいいと思います。
部活選びのポイント
始めるなら、続けられる部活を選びたいですよね。私が重視したのは、部費、時間帯、雰囲気(人)です。ほとんどの部活で入部する前に体験することができるので、体験してみることをお勧めします。
どの程度活動しているのか、授業との兼ね合いはできそうかをイメージしました。雰囲気を知るために、部活動の体験に行って、先輩や同期になりそうな人と話しました。
あとは、何を目指したいのかもポイントでした。大会で上位を目指したいのか、ゆったり楽しみたいのかを考えました。
大会で上位を目指したい場合は、大学から始める人が多い部活がおすすめです。基本的に、ゆったり楽しみたい場合はサークルをお勧めします。ゆったり楽しくやりたいけど、サークルではなく部活に入りたいという場合は、所属している人の中に同じ考えの人がいるか確認するといいと思います。
部活を続けるメリットは?
大学の部活は、高校までとは異なり、部の運営は全て自分たちで行う必要があります。そのため、主体的に考えることができるようになります。また、自分の得意なことや苦手なことかみつかるきっかけにもなります。私は会計をやって、自分の長所(真面目、几帳面、計画的)や短所(面倒くさがり、連絡不足)を見つけることができました。
部活動を運営するうえで、必然的に部員同士協力しなくてはいけなかったので、連帯感が生まれました。同じ部活じゃなかったら絶対に仲良くならなかったような人とも、仲良くなることができました。
また、土日には幅広い年代のOB・OGの方が来てくださるので、上の年代の人と接する練習になり、縦のつながりもできました。目上の人と話す機会はなかなかないので、いい経験でした。
就職活動の時に、話す話題がたくさんできました。
部活動をやめる?続ける?
部活をやめるメリットは?
大学の部活は、サークルとは違って時間がとられる場合が多いです。部活をしていると、ほかのことをする時間が足りなくなってしまう可能性があります。アルバイト、留学、旅行など、時間のある大学生だからこそできることはたくさんあります。部活以上にやりたいことがあって、部活をやっていたらできないという場合はやめることを考えてもいいかもしれません。
授業が忙しい場合は、部活を続けていると単位を取るのが難しいということもありえます。部活が原因で留年してしまうのはできれば避けたいですね。
部活をやめるときに気を付けること
特に手続きは必要ありません。部活の責任者に相談して、やめる旨を伝えましょう。自分の受け持っている役割がある場合は、引継ぎをするか、責任者に前もって相談しておくといいです。お世話になった先輩やOBさんがいれば、話しづらいとは思いますが、直接報告することをお勧めします。ただ、絶対必要なわけではありません。グループラインを抜ける際に一言「ありがとうございました」とお礼を言うと丁寧かもしれません。
部活の実体験
私の場合、やめたくなったきっかけは人間関係、お金、時間でした。
学校が忙しくなって、自由になる時間やお金がないのがつらかったです。周りの人が留学や旅行に行った話を聞くと、とても羨ましかったです。連絡不足や伝え方が原因で、先輩や監督に怒られたこともしんどかったです。
それでもやめなかったのは、一緒に頑張った仲間がいたことと、全国大会という明確な目標があったことでした。自分の役割があったので、責任感も大きな要因でした。
やめたくなったときは、目標を達成した時を想像する、部活の同期と愚痴を言い合う、最初のころの楽しいという気持ちを思い出す、などしました。
最後まで周りの人に助けられながら続けた結果、目標だった全国大会に出場することができました。
部活まとめ
以下に部活動を続けるメリットとやめるメリットをまとめます。
メリット
・主体的に考える力が身につく
・自分の得意なことや苦手なことを見つけることができる
・いろんなタイプの人と仲良くなる
・目上の人と話す練習になる
・OB・OGさんとのつながりができる
・就職活動の際に話題になる
デメリット
・自由な時間やお金が少なくなる
・勉強がおろそかになる可能性がある
私がやめたくなったときは、
・目標を達成した時を想像する
・部活の同期と愚痴を言い合う
・最初のころの楽しいという気持ちを思い出す
などすることで、最後までやりきることができました。ただそれだけではなく、一緒に頑張る仲間や、家族を始め、支えてくれる周りの人達がいたからこそ、続けることができました。
大学の部活は、学生が主体で自由な分、やめるハードルは低いです。大学生活の中で部活以上にやりたいことがある場合や、続けるのがどうしてもつらい場合はやめるのも一つの手段です。ほかの熱中できるものを見つけるといいと思います。
ですが、自由に選べる大学生活で、ハードな部活動をやり遂げた経験や自信は一生の宝物になります。私は、やめることなく最後まで続けることができてよかったと思っています。