毎日使うメイク品。
毎年、シーズンごとに各化粧品メーカーが新色のメイク品を発売しますよね。
皆さんは、どのように管理していますか?
私は、まだ使いかけの物があるというのに心がときめき、つい買ってしまいます。
そうやって、どんどん中途半端に残ったメイク品が引き出しの奥へしまわれ、溜まっていってしまいます。
特にアイシャドウと口紅については、溜まっているのを見て見ぬふりをしながらいます。
さらには口紅の方はスティック型になってる物が多いため、収納場所や方法に困り、収まらないものはドレッサーの上にそのまま置いてるものも。
「きっと、また使うから」
そう。その時は思うんです。
けど、新しいものを買うと化粧ポーチから古いものと交換してしまうため、普段のメイク直しの時にはもう使うことがなくなります。
それでも、まだ使うという気持ちはあるんです(←しつこっ!)
口紅1本とはいえ、値段や残った量を見ると捨てるには勿体ない。
そう思いつつ使いきれないまま消費期限も過ぎてしまい、結局捨てるハメに。
「そんな事を繰り返して、一体どれだけ無駄にしてるんだろう。これは勿体ない!」
そんな訳で何か再利用するのに良い方法はないものか、調べてみました。
使わなくなる理由
古いからというだけ?
確かにシーズンごとに新色の口紅は発売されますが、本当に気に入ってる物ならば最後まで使おうとは思わないのでしょうか。
それを使わなくなるというのは何か理由があるのでしょうか。
皆さんに聞いてみたところ、こんな回答がありました。
・プレゼントでもらった物で、本当は自分好みではなかった。
・使っていたら折れてしまった。
・お店で試した時は良かったのに、家や会社でつけると色味が違って感じた。
それぞれの理由
口紅の色、例えば「赤」「ピンク」といっても何種類もあるんですよね。
プレゼントのように頂き物は、自分好みでなくても一度くらいはその人の前でつけないと失礼な気もするし、気に入ってた口紅に限って突然ポキっと折れてしまったりすることも。
また、口紅の中にパールやラメ入りの物もあり、さらにお店の照明などの加減により綺麗に見えるといったこともあると思います。
口紅を変える裏には
シーズンが変わって新色が発売され、前のものと変えただけと単純な理由のように思えますが、細かく掘り下げてみると、そこには個々の理由があるんだなとわかりますね。
捨てるに捨てられない
まだ使える
シーズン変わりと同時に使わなくなった口紅。
多少の劣化があったとしても、まだ十分使える口紅。
何か他の方法で使えるならば使ってみたいですよね。
再利用の方法
⚫︎パレットに移し替える
100均などにも売っているパレットを用意して、そこに残った口紅を移し替え、紅筆でつけるようにします。唇のラインが丁寧に描けるのと、何色かを1つのパレットで持ち運べるので色を混ぜたりしながら使うことができます。
⚫︎練りチークにする
口紅の色合いはチークとしても使えます。
薄く手にとって、優しく伸ばして頬につけてみると丁度よく可愛らしい色のチークに仕上がりあます。
⚫︎リップグロスに変える
ワセリン(小さじ1)、オリーブオイル適量かハチミツ(適量)を綿棒で混ぜれば、程よいリップグロスになります。
メイクだけではない
ここまでは同じメイク品としての再利用法でした。
実は、他にも油性ペンの汚れ落とし、口紅にある研磨剤を使ってサビ落としにも使えます。
そして、お子さんが絵を描く時のクレヨンの代わりに、また家でDIYの塗料としても使えて、上からニスを塗れば色落ちしません。
正しく使う
以上、いくつか口紅の再利用法をご紹介してまいりましたが、いかがでしたか?
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、口紅には消費期限があり、約2年といわれています。
それは口紅の品質を保つためには2年ほどを目安にした方が良いとのことで、また直接、人の唇に触れるので唾液や食べ物などが付着し、細菌が発生してしまうかもしれないという恐れがあるからだそうです。
2年以上経っている物は、このような理由から使わずに捨てるか、または先ほどのサビ取りなどに使った方がいいかもしれません。
それでも、もし使い続けた場合は肌が荒れたり、シミ、かぶれの元になってしまうかもしれないので要注意です。
しかし、このような危険があると分かれば、メイクではなく研磨剤やサビ取りとして使った方が安全です。
口紅って新色が出ると試したくなりますよね。
それでなくても、いろいろな色が揃っているというだけで楽しくなりますよね。
捨ててしまうには勿体ないと思う気持ち、よぉく分かります。
せっかく頂いた物、ご自分で買った口紅ならば、メイク品としてでなくても最後まで使い切ってあげましょう。
そのためにも今一度、放置したままの口紅を整理してみませんか?