一人っ子はかわいそう?一人っ子だからこそのメリットは?




「一人っ子だとかわいそう」

「ふたり目の予定は?」

「きょうだいはぜったいにいたほうがいいよ!」

「一人っ子はぜったいにだめ」

「産道狭まっちゃうから、早めにふたり目生まないと…」

さあ、これらのことば。

どう思いましたか?

これは実際に、今までに私が言われたことばなんです。

(え?根に持ちすぎって?)

現代ではいろーんな事情で、ひと昔よりも一人っ子の家庭が増えているといいます。

たとえば、物価の上昇や不安定な雇用。

また、女性もバリバリと結婚後も働くようになったり…。

「あえて」一人っ子を選択しているカップルも多いんだとか。

そんな現代、一人っ子はかわいそう?

昔から、なんだか当たり前のようにこのことばはありますよね。

いつまで通用するんでしょうか?

それでも、不安定な子育て中のメンタルのときに、畳み掛けるように周りから言われると、お母さんは不安になりますよね。

私がそうだったんです。

我が家もこのまま、一人っ子になりそうです。

それでも、きょうだいがいるのと同じくらい、一人っ子のメリットも感じています。

今回は、一人っ子のいいところに目を向けてみましょう!

お母さん側のメリットは?

お金をかけてあげられる!

子どもひとり育てるのには、予想外のお金がかかるんです。

入園入学、受験のほかにも、日用品や食費、医療費に習い事!

挙げればキリがない!

子どもをひとり成人させるまでに、1000万はかかると言われていますよね。

当然、一人っ子ならひとりだけにお金をかけることができます。

金銭面でもきょうだいがいる家庭より、余裕が生まれやすいと言われているんです。

お世話する側の余裕が生まれる!

はじめて子育てをしてわかりました。

子どもひとりに、大人がふたりがかりでお世話をするのがちょうどいい!

そしたら順番に休憩できる時間もあるし。

心に余裕も生まれるんです。

家事をひとりがしているあいだに、ひとりが子どもを見ることもできる。

やっぱりお世話する側の、心の余裕も大事ですよね。

それだけ子育てには、びっくりするくらい体力も気力も使います。

家族の予定が立てやすい!

今後、入園入学があってからですよね。

家族の予定が立てやすい!と実感するのは…。

たとえば、家庭訪問や授業参観、習い事などの送り迎え…。

きょうだいで時間がかぶっちゃった!

なんてことは、一人っ子だとありません。

ほかにも、子どもが風邪ひいて病院に行かないと!

ってときにも、ほかのきょうだいはどうしよう…っていう心配もないですよね。

きょうだいのいるお母さんたちも、

「いいなぁ〜」と言ってくれるポイントです。

子ども側のメリットも知りたい!

親や祖父母を一人占め!

いとこの存在はひとまず置いといて…。

お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん。

親戚中の視線はぜーんぶ一人占め!

ほかのきょうだいと比べられることもない。

親戚が集まるときには、アイドルのように声をかけてもらえます。

褒められる機会もぐっと多くなるので、自己肯定感も高まりそうですよね。

大人から注目してもらえて、声をかけてもらえる。

子どもにとっては特別なことですよね。

服や持ち物、ぜーんぶ新品!

姉がいる私にとっては、これこそ羨ましい限り!

肌着からおもちゃ、パジャマに靴下。

なにからなにまで、ぜーーんぶ新品ですもん!

まだ我が子はその恩恵を感じていませんが、もう少し大きくなったらきっと感じるハズ!

もっとおしゃれが楽しくなってきたら、買ってもらえる服は新品でトレンドライクのもの!

いや、羨ましい。

お下がりが当たり前だった私。

一人っ子にあこがれていた理由のひとつがこれです!

初めてのことはお祭りみたい!

子どもが初めてのことは、もちろん親も初めてのこと!

初めての離乳食や、初めてジュースを飲んだとき。

初めて靴を履いたとき。

ほんとーになんでもないことが、家族中でお祭り騒ぎになるんですよね。

そして、それは必ず写真におさめられます。

私の小さい頃の写真には、必ずと言っていいほど、姉が写り込んでいます。

ひとりの日常の写真がないんですよね。

(それほど親が大変だったってことなんですけど…)

お姉ちゃんは便をきばっている顔や、初めての散髪の写真まであるのに!

一人っ子なら、それも一人占めなんです。

一人っ子がかわいそうなんて、もう古い!

さて、一人っ子のメリット。

結構たくさんじゃないですか?

親も子どもも、双方にメリットがあるのがうれしい!

親のメリットは…

・金銭面的に余裕が持てる

・体力面、精神面でも子育てに余裕が生まれやすい

・家族での予定が立てやすい

赤ちゃんのときから、子どもは元気の塊です!

子どもができることが増えれば、より大変になります。

体重も増えてだっこも重たい!

走る子どもを追いかけないといけない!

そして夜泣きで朝まで寝られる日なんて皆無と言ってもいい!

子どもがひとりでも、こんなに大変だとは、正直ナメていました…。

子ども側のメリットは…

・服から持ち物、おもちゃまで新品!

・周りの大人の視線は一人占めできる

・イベントじゃないときも、いっぱい写真を撮ってもらえる

なにより子どもにとっては、親を一人占めできるなんて至福じゃないでしょうか。

きょうだいにはもちろん、きょうだいの良さもたっくさんあります。

用事をしたいときに、きょうだいだけで遊んでくれたり。

きょうだいがいるからこそ、発語や歩くのが早いこともよくあることです。

きょうだい仲良く遊んでいるところをみると、きょうだいもいいなとすっごく思います。

だからといって、一人っ子じゃだめ。

なんてことは、これっぽっちもありません。

だって、産むのも育てるのもお母さんですもん。

周りのいろいろな「一人っ子はだめ」の呪いにかからないで!

ポジティブな面もちゃーんと見ていきたいですね。