夫婦の倦怠期が起こる時期と対処法について




今回は「夫婦の倦怠期が起こる時期と対処法について」を
テーマにして書きたいと思います。

倦怠期とは相手の存在に慣れてしまい心が動かない状態のこと。
つまり相手に飽きている自分が嫌な状態の事です。

結婚して夫婦になれば生活を共にする訳ですからそういう事が
起きてもおかしくないですよね。

倦怠期を通り越して離婚を選択する夫婦もいます。
現在離婚件数が年々増加傾向にあります。
中でも多いのが結婚から5年以内での離婚です。

3年目にやってくる危機を回避できないからと言われています。
良い・悪いに関わらず何らかの変化を見せるのが3年目で
本番は4年目からと考える方が多いそうです。

倦怠期が起きやすい時期とその原因そして対方法について書きます。

倦怠期が起きやすい時期

結婚して1年目

結婚して1年一緒にいればお互いの事がわかってきて喧嘩をしても
お互いの扱い方が分かっているので何の問題もなく解決できるように
なっています。

しかし付き合いたての頃のようにドキドキする事も、喧嘩をしている時の
スリルもない、そんな関係にだんだんお互いに「面白味がない」と思って
きてしまうのです。

毎日一緒に生活する事で旦那さんとの価値観の違いに気づく事があります。
例えば生理的に受け付けない趣味や癖があったなど。 

あとはお互いの嫌な部分が見えてきます。
同棲期間が長くて結婚なら話は別ですが同棲期間が短いもしくは
無かった場合そういう嫌な部分に目がどうしてもいきがちになります。

平穏な日々が逆にマンネリ化を生む事があります。
マンネリとは「新鮮味がない独創性がない」という意味で
す。

結婚3~4年目

3~4年も結婚生活を続けていればお互いの事は完璧に分かりきっている
状態。逆に喧嘩も減ってきて安定した時期です。

しかし「お互い興味がなくなってきた」とも時期でもあります。

特に女性はいつまでも相手に対して恋心を抱いていたいし
愛されたいと思う一方男性は無意識のうちに奥さんを母親と重ねて
安心できる存在であると気をぬいてしまいがちになります。
旦那さんが自分がときめきたい時に他の女性に優しくされると浮気をしてしまう
事があります。

お子さんができた時

妊娠すると女性は黄体ホルモンであるプロデスロンが活発に増加する事
によりエストロゲンの分泌量との差が出る事でホルモンバランスが
乱れます。
その為普段気にならない事でも不快に感じたり小さな事で
旦那さんにイライラしたりします。

つわりも始まり心身共に余裕がなくなる事でそれが重なる事で
夫婦関係が上手くいかなくなります。

子どもが生まれてからも大変な時期が続く上にプロデスロンとエストロゲン
2種類のホルモンの分泌が一気に減少する事によりホルモンバランスが減る
事によりホルモンバランスが乱れる事で心身共に奥さんの負担が大きくなります。
そんな中出産前と何ら変わらない旦那さんに余計イライラします。

男性は一般的に女性よりも親としての自覚を芽生えるのが遅いので
その為夫婦間のすれ違いが起こりやすくなります。

倦怠期の原因

結婚できたという安心感

付き合い始めの最初の頃はやっぱり自分に振り向いて欲しいという
気持ちでいっぱいになります。

そして結婚するという事は「約束」と「誓い」です。

犠牲を払って(不自由を背負うなどの覚悟を示している)信頼を
高める行為です。
「浮気はしません。この人を大事にします。生活も2人で協力して
生きていきます」などという制約を背負うと共に世間、相手にも誓う
事で裏切る事ができなくなります。

そしてその姿を見せると信頼感が増すため結婚するとお互い安心して
しまうのです。

自分磨きをしなくなる

これは旦那さんにも奥さんにも共通する事です。
初デートはおしゃれをしていたのに結婚したら相手がいるのに
身だしなみがだらしなくなる。
それを「当たり前」と開き直って自分磨きをしなくなると
倦怠期の原因になります。。

「素」を見せる事や「素」の相手を受け入れる事は悪くありませんが
ドキドキ感がなくなってしまいます。

いつでも相手に対して「かわいい」「かっこいい」と思ってもらいたい
気持ちを持つ事はとても大切な事です。

夫婦の会話が減る

男性は結婚前より守るべきものが増えてより一層仕事を頑張る方が
いらっしゃいます。

・仕事に熱中するあまり帰宅が深夜で夫婦の会話がない。
・いつも家には帰ると寝るだけ。
・仕事を理由に家事育児を全て奥さんだけに任せる。

そういった状況が続くと倦怠期の原因になります。
1日の終わりにその日にあった出来事(小さい事でもいいです)を話す
など「会話をする」はとても重要な事です。
その時に自分の話ばかりではなく相手の話にもしっかりと耳を傾ける
事が大切です。

私たち夫婦も主人は仕事に熱中し私は家事育児をしていて気づいたら
「2人で会話する」
そういう時間が減っていました。
なるべくそういう時間を作るようにお互い努力して会話する時間を
作っています。

対処方法

感謝の気持ちを口にきちんと出そう

結婚すると色々な事が「当たり前」になってしまいます。
奥さんにご飯を作ってもらう、優しくしてもらう、
家事を手伝ってもらう、側にいてくれるなどなど。
それが「当たり前」になってしまう。

お互いがお互いの為にしている事なのに感謝の気持ちを
持たなくなる。心では感謝していたとしても口に出さない
生活は良くありません。
照れくさいかもしれませんが感謝の気持ちは口に出すようにしましょう。

1人の時間をお互いに持ちましょう

「一緒に居過ぎる」のは倦怠期の原因になる可能性があります。
夫婦になって一緒に暮らしているという事は出張等でもない限り
生活を共にしています。

倦怠期を感じているのであればお互いに1人の時間を持って
みましょう。

あえて1人で出かけてお茶をしてくる、早起きしてリビングで1人で
過ごしてみる事で気持ちに余裕が出来て冷静に物事を考えられ相手の
事を思いやることができるようになります。
そして2人で居る時もお互い心に余裕ができます。

記念日を大切にしましょう

結婚して年数が経ったりお子さんが出来たりすると
「結婚記念日」をだんだん忘れがちになりやすいのですが
きちんとお祝いしましょう。

「記念日」という力を借りて2人でデートしたり、
2人の思い出の場所へ行ったり、どこかへ旅行に行ったりなど。
お互いの気持ちを確かめ合う絶好な日ではないでしょうか。

新しい場所を2人で開拓すると楽しいかもしれません。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

倦怠期ってどうしても避けて通れない時期ですよね。
でも色々夫婦で工夫したりしていけば乗り越えられる事だと
私は思います。
それはどうしてか?

私たち夫婦も倦怠期の時期がありました。
とても辛くて私は友達やカウンセラーに泣いて相談した
事がありました。
でもこれは夫婦の問題であって夫婦で解決するという事なのでは
内科と言う事に気がつきました。
主人に話し時間を作って何が倦怠期の原因になっているのか探って
みました。
私たち夫婦の場合は「会話が減っている事」「やって当たり前になっていた
事」「お互いの気持ちのすれ違い」の3つでした。
2人で会話をする時間を作って日常の何気ない話をするようにしました。
そして手伝ってもらった時などはお互い心の中で感謝ではなくきちんと
「ありがとう」と口に出して言うように心がけました。
私は不満を溜め込みやすいので主人が少しでも私の様子などがおかしいと
「どうした?」と聞いてくれるようになりました。

そしたらその辛い倦怠期を乗り越える事ができて結婚生活を楽しく過ごして
います。

これをきっかけに夫婦で話し合ってみてください。
もしかしたらお互いの気持ちのすれ違いなどが見えてくるかも
しれません。
もしすれ違いが見えたらお互いにどうしたらいいのか考えましょう。
そしてこの人と結婚してよかったと思える楽しい結婚生活を送りましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。