新婚旅行に国内ってあり?!私が国内旅行を勧めるワケ!




新婚旅行って、イメージはハワイだとかヨーロッパだとか…。

なんで「海外」ってイメージなんでしょうね〜。

私も学生までは、新婚旅行って言ったらハワイだと単純に思ってました。

うちの両親が新婚旅行はハワイに行ったってこともあるかもしれませんが…。

自分も結婚したら、新婚旅行にはハワイに行くんだと勝手に思ってました。

そして、大人になって気がついたんです。

新婚旅行って、ハワイじゃなくても良くない?

むしろ、海外じゃなくても良くない?

国内旅行でも良くない?

今時新婚旅行も行く人も行かない人もいるし、自由に決めて良くない?

旅行会社のハネムーン特集には、海外の旅行先ばっかりあるけど、それってそこから選ばなくても良くない?

私は海外旅行は特別好きってわけじゃありません。

英語も話せないし、なんだか危険だとか言われるし、スリもあるし、スラれた経験もあるし、

移動時間も長いし、トイレも綺麗じゃないし、ホテルのお湯が出なかったこともあるし…。

友達とグアムに行った時はすっごい楽しかったです。

グアムくらいなら飛行機で3時間くらいだし、買い物メインだし。

でも、うちの夫は全く買い物に興味がない!

ブランドものにも興味がない!

飛行機が好きってわけでもないし、海が好きってわけでもない。

そもそも、待ち時間も苦手だし、パスポートすら持ってない。

一応、新婚旅行の話が出た時に、ハワイも上がりました。

ハワイって、飛行機で10時間近くかかるんですね…。

これでハワイに着いてくたくた。

私は買い物は楽しめるけど、その間夫は付き合わせることになる。

なんだか買い物しにくいし。

私は海に行きたい。

でも夫はダイヤモンドヘッドに行きたい。

海と山。正反対やん。

パスポート作りに行くの面倒だな。

そういや、私も、パスポートの名前を変えてもらわないと。

そんな状態で旅行会社に行ってみて決めました。

国内で旅行しようと!!

誰がハネムーンは海外だって決めたんだい。

行きたかったら行けばいいし、行きたいところに行けばいいんだ。

むしろ、海外旅行は買い物嫌いな夫と行くより、友達と行く方が絶対に楽しいに決まってんだい!

そんなわけで、私たちは四国に行くことにしました。

理由は単純。

生まれてから二人とも一回も四国に行ったことなかったから、行ってみたかったから。

うどんが好きだから。

当時関東に住んでいたので、羽田から松山まで飛行機で行って、現地でレンタカーを借りました。

2時間かからないで四国まで行けます。

飛行機の中で映画1本み終わる前に着いちゃいました。

そんな私たちのハネムーン。

国内旅行で私も夫もかなり満足しています。

今回は、国内の新婚旅行のメリット、たっぷりお届けします!

国内ならいろいろ安心すぎる!

パスポートの準備もいらない!

パスポートを新しく作るって、当時はなかなか面倒だったんですね。

役所ではまだできなくて、当時住んでいたところから電車を乗り継いで1時間以上かかるところまで行って作ってもらわないと行けなかったんです。

その前に、役所に行って住民票やらも取りにいかないとです。

また出来上がった時にわざわざ取りに行くんです。

海外に行きたい!って気持ちが、パスポート作るのめんどくさいって気持ちに勝てなかった…。

海外旅行当日も心配ですよね…。

パスポート持ったかな?って何度も何度も確認して。

現地に着いたら着いたで、パスポート盗られないように常に存在を気にして。

国内だとパスポートのことは一切考えなくていい!

旅行先でも、パスポートの存在を気にしないで過ごせる!

初めての海外旅行では、こんなにパスポートの心配をしないとなんか!ってくらいに常に考えていた気がします。

心配性なんです。

それがないのもストレスフリー!

英語が話せなくてもいい!

観光地だと英語を話せなくてもいいって良く聞きます。

向こうの方も、日本語を良く知ってくれてます。

でも、友達とグアムに行った時に思いました。

英語は話せた方がいい!

英語を話せないとわかったら、ちょっとナメられちゃってタクシーの値段を上げられたり、頼んでないのにタクシー観光とか提案される。

幸い、友達の一人が英語を軽く話せたので、

「ちょっと高いんちゃいますか」

「いや、私たちはノーセンキューでっせ」

「私らにとっちゃ高すぎですねん」

みたいなことを言ってくれたので大丈夫でしたが。

(私は何を話し合ってるのか全く理解不可能だった…)

アイムファインセンキューしか言えない私と、同じように中一で英語が止まっている夫。

絶対ダメダメダメ!

格好の獲物すぎる!

怖すぎる!

お互い頼りにならなさすぎる!

国内じゃ安心。

日本語だけで大丈夫!

ぼったくられる心配もないし、英語の出番もない!

安心安全、トイレも綺麗!

おトイレが綺麗って結構重要なのは私だけでしょうか?

駅でもスーパーでも、トイレが綺麗だとおぉ!ってなる。

海外のおトイレはあんまり綺麗じゃないですね。

特に公衆なら尚更。

なんで高確率で個室の足のところと頭のところが開いてるのか。

なんで高確率ででっかいトイレットペーパーがあるのか。

なんで高確率で蓋のない、でっかいゴミ箱が個室に入ってるのか。

日本では当たり前に付いている音姫もなければ、便座を拭くための消毒液もない。

海外旅行は楽しかったですが、トイレに行くたびになんだかがくってなった気がします。

その点、日本の綺麗でおしゃれなトイレは、部屋かってくらいに綺麗ですね。

綺麗なところは、旅行先のその辺のコンビニでも、スーパーでも、高速のサービスエリアも綺麗です。

それも国内旅行の安心ポイントです!

国内でも非日常に過ごしてみる!

ワンランク上の旅館でまったり

国内といえど、何はともあれ人生で一回だけの新婚旅行です。

せっかくなのでちょっといい旅館に泊まりました。

念願の露天風呂付き。

そして、各お部屋が全部離れになっているお宿でした。

玄関みたいになっている部屋の扉を開けてみると、広い!!

とにかく広い!!

いつもは観光メインの旅行で、旅館は寝るだけ…なんて思ってましたが、これは違うぞ!

寝るだけなんて勿体無い!

むしろ、1日以上ここでずーっと暮らしたい…。

そう思えるお部屋でした。

好きな時に露天風呂に入れる!

そして部屋食で移動もしなくていい!

お腹いっぱいになったら、そのまま布団でゴロゴロできる!

これは国内なんて忘れるくらい。

いや、日本の良きおもてなしを存分に味わうことのできる旅行になりました。

自然いっぱいの絶景を味わう!

海外旅行の一つの楽しみとしては、ダイナミックな自然。

これは否めません。

やっぱり日本は小さいなぁと思わせられる外国のダイナミックさ。

でも!国内にも絶景はある!いってQでも言ってたコレ!

満場一致で行くことになったのが、徳島県にある有名な吊り橋です。

それが「祖谷(いや)のかずら橋」!

ネットで見てからずっと行ってみたかったんです。

なんとなんと日本三大秘境なんだとか。

秘境って言葉は卑怯ですよね…(笑)

これがすごかった。

実際に渡れるんですけどね。

なんと植物で吊り橋が作られてるんですって!

下は木の板なんですが、結構感覚が狭いので、怖い怖い。

そんでもってかなり揺れるんですよね。

下は川なんですが、結構高い位置に吊られてるんですよ。

予想外に揺れるんで、渡ってる最中は周りの景色を楽しむ余裕はなかったです。

川のそばまで行けるので、そこにしばらく座ってマイナスイオンを満喫しました。

うちも田舎ですが、やっぱり綺麗な空気の場所はいいですね〜。

出費が抑えられるのもいいかも?!

いや、ほんとに大事ですよ。

だって新生活ってドバッと一気にお金がいるんですから…。

海外に行くってなったら、よくわからん燃油サーチャージも結構かかるし、外貨にするのも時と運によっちゃいろいろかかるし。

この年になっても、いまだにそのことはよくわかっとりませんよ。

国内だとやっぱ出費が全然違いますよね。

2泊3日にしても、準備も国内だと気楽です。

もし忘れ物があったとしても、大体はコンビニで揃えられるって安心感もあります。

海外だと、念には念を入れすぎて荷物がパンパンになりすぎます。

だって海外には24時間やっているコンビニが果たしてあるのか…。

いや、あるとは思うんだけど、やっぱファミマとかあった方が気持ちが落ち着く。

商品も外国語で説明書されてて、それがおしゃれなんだけど安心とはいえない。

ただただインテリアにはいいかなーってくらい。

気持ち面でも金銭面でも、国内は安心ですね。

だって自分の国だから!

非日常は国内でも味わえる!安心の新婚旅行でゆっくり過ごせる!

一番気にしていたのはコレ!「非日常」!

外国の非日常っぷりときたら、やっぱり桁違いです。

建物一つとってもおしゃれだし、英語の看板はおしゃれだし。

バスも可愛いし、街の人たちもいちいちおしゃれ。

いわゆる、いちいちフォトジェニックです。

街の真ん中にある広場でよくわからない名前のコーヒーを飲んでいるだけで感じる非日常さ。

耳に入ってくる英語なのかどうかもわからない、異国の言語。

知らない人がハイタッチしてくれる映画のような感じ。

そりゃ海外に行けば私たちが「外国人」になるわけですから、知らない文化や違った言葉に触れるのはとっても刺激的です。

この非日常さ。

果たして国内で出せるか?

沖縄はお互い行ったことあるし、よくよくテレビとかでも取り上げられる。

だからこそ、お互い行ったことのない四国にしました。

結果。結論。

とっても非日常。

国内線だから日本人ばかりだったけども。

道路標識ももちろん見慣れているものばっかだったし、すれ違う車も見慣れたものばっかだけども。

同じ日本でも知らないところはいっぱいある。

狭いと思いつつ、日本も広いです。

嬉しかったのは、新婚旅行ってことをふいに旅館の方に話したら、

とってもおいしい特別な茶碗蒸しを夕食でサービスしてくれました。

そして、お土産に…と、素敵な夫婦湯呑みをいただきました。

急なのにお祝いをしていただいたんです。

おもてなしっていいな…。

昔サービス業をしていたので、余計にそれが刺さりました。

かずら橋もダイナミックでした。

吊り橋の幅が広いんです。

両手を広げても届かないんです。

だから、吊り橋の片側になんとかしがみついて渡っていくんです。

泣いて渡れない子どもちゃんもいました。

私は高いところが平気ですが、渡りきってしばらく後にようやく夫が来ました。

絵に描いたようなへっぴり腰でした。

こんな経験普段はできません。

旅館のお料理も美味しかったし、布団もフッカフカ。

もちろん、お風呂もお手洗いも綺麗!

コレはもし、子どもができたら家族旅行でまた来よう!

そう固く誓ったくらい素敵なお宿でした。

ハンムーンに国内旅行、とっても良かったです。

もちろん喧嘩もなし!

それもめでたしめでたしです。