私は社会人3年目の20代女性です。
新卒で入社した会社は広告代理店で、担当職種としてはマーケティング企画職のいわゆる社内勤務です。
入社直後、広告代理店という言葉のイメージ通り、激務で夜は22時まで残業しないと仕事が回らないということも多々あり、日常生活での疲れがたまっていました。
連日の遅くまでの残業で肉体的に疲れていると、食事があまり喉を通らなくなってしまい、3度の食事がすぐにおなかにたまるようなゼリーで済ませるということが増えていきました。
自分でもこのような生活はよくないし、身体に悪いので、せめて食事だけはきちんと摂ろうと思っていましたが、朝起きたては胃が動いておらず食べられない。
昼はランチミーティングで食べそこなう。(そもそも周りの同僚もあまり食べている人がいなかった)
夜の遅い時間には重たいものは口にしたくない。
という悪循環の中ですごしていました。
今となっては食事をきちんととれていないと、頭が働くわけがないことはわかるのですが、そのころの私は慣れない仕事に必死についていこうという気落ちで目の前の仕事をがむしゃらにこなすことしか頭にありませんでした。
そのような状態だとあたりまえですがミスも増え、上司や先輩から叱咤されることが増え、心身ともに弱っていっているのを感じていました。
激務が辛くて会社に行きたくない
上司はとてつもなく怒る
そんな日々が続いていたある日の朝、(入社3か月目頃でした)どうしてもベットから起き上がれなくなってしまいました。
「会社に行かなくてはならない」「でも行きたくない」この気持ちがずっと頭のなかをぐるぐると回っていました。
ただでさえ何もできない新人がただ会社に行くことさえもできないとなれば、上司はとてつもなく怒るのではないか。
精神的に辛くなってしまい
精神が弱いやつだと思われて、会社の先輩や同僚に噂されるのではないかと不安で仕方ありませんでした。
私が勤めている会社では、私のように精神的に辛くなってしまい、休む人が今までにもいました。
そしてそのような出来事は噂として回ってくるのです。
会社に行きたくない本当の理由は人間関係
その時に、上司と先輩が「○〇さんが精神病んで休んでるらしい。人ってすぐ病むよね~、仕事に迷惑かかるからやめてほしい」というような会話をしていたのを聞いたことがあったため、自分も同じように言われるのではないかと思っていました。
この時、ずっと激務が辛くて会社に行きたくないのだと自分では思っていましたが、会社に行きたくない本当の理由は人間関係にあったのだと気づきました。
もちろん肉体的なしんどさもあったと思いますが、何よりも上司と先輩に何かを言われることをとても恐れていました。
今の状態を客観視くれる人に相談
自分ひとりでは解決策が見つからない
このように会社の人間関係で悩んでしまい、会社に行きたくないと思った時、自分ひとりでは解決策が見つからないものです。
その時私が行動としてとったのは、”信頼できる人に相談する”ということです。
朝でしたが、母親に電話をしました。
母は朝の忙しい時間にもかかわらず、私の話を親身に聞いてくれました。
一通り聞き終わった後、「とりあえず今日は休みなさい」と会社を休むことに背中を押してくれました。
上司と先輩に迷惑がかかる
この一言がなく、ずっと一人で悩んでいると私は上司と先輩に迷惑がかかること、そして周りの人たちに噂されることを恐れて、その日も会社に行っていたと思います。
でも、ボロボロの精神状態のままあの日会社に言っていたら、もっと大変なことになっていたのではないかと今になっては思います。
とりあえず会社を1日休むことで、今後のことについて考える時間をとることができました。
一人で悩むよりもよい解決策
そして、今の状態を客観視くれる人に相談できたことで、一人で悩むよりもよい解決策に気づくことができるようになったと思います。
母と話して自分の気持ちを整理しました。
・この状態では今の会社でやっていくことは難しい
・でも新卒で働いた会社をすぐにはやめたくない
・上司と先輩と合わない
この3点を会社の人事担当に伝えました。
そうすることで、仕事内容は少し変わりましたが、人間関係がその時よりも多少よい部署に異動することになりました。
会社に行きたくない時のまとめ
会社に行きたくないときは、精神的にしんどくなってしまっていて、解決の糸口が見つからずにつらいと思います。
私は実際に体験してみて、一人だと同じような悩みが頭の中をぐるぐると回り、一向に解決しませんでした。
なので、会社に行きたくないと思ったら、信頼できる人に相談をしてみてください。
そして、一緒に「なぜ会社に行きたくないと思っているのか」「どうすれば会社に行こうと思えるのか」を考えてもらうのがよいと思います。
頭の中が整理できたら、解決策は必ず見つかります。
私の場合は母でしたが、信頼できる友達、恋人や、先輩でもよいと思います。
とにかく誰でもいいので相談をして、一人で悩まないこと。
そして、解決策が見つかったら行動に移すことが大切です。
私は、会社の人事担当に思っていたことを伝え、部署を異動することで、人間関係がよくなり、結果的に会社に行きたくないと悩むことはなくなりました。
変わらず激務なので、肉体的にはつらいですが、なによりも精神を病んでしまわないことが大切だと思います。
会社に行きたくない理由は人それぞれあると思いますが、人間関係で悩んでいる人は、可能であれば悩みの種である人と一旦離れられないかを考えてみられるのをおすすめします。