いまさら聞けない!結婚式のマナー、当日どうすればいいの?




いよいよ結婚式当日!

友達の晴れ姿のお祝いのためにおめかし!
おいしい料理にお酒。
久しぶりに会える友達。

結婚式って、ウキウキしますよね。

でも、日本の結婚式は意外と細かいマナーがあるのはご存知ですか?

いまでさえ、カジュアルな結婚式が増えてきて、マナーもそこまで厳しくなくなりました。

でも、参列している新郎新婦の親族のかた。
職場の上司や先輩。

まだまだ伝統的な結婚式のマナーをしっかり守っているかたもたくさんいます。

ステキにおめかししたと思っていても、マナー的には大丈夫でしょうか?

私もこのあいだ、人生でめでたく10回目になる結婚式に参列してきました。

やっぱり、ちょっと気になったのは新婦の職場の後輩たちの格好やマナー。

そう、見ている人は見てるのです!
(小姑みたいでごめんなさい!)

逆に、マナーがしっかりできているゲストは印象に残ります。

結婚式に出席の前に!
超基本的な結婚式のマナー、おさらいしてみませんか?

カジュアルな結婚式が増えてきた現在。
基本的な結婚式のマナーをしっかり押さえておけば、当日の服装や行動もカンタンです!

超基本の結婚式のマナー、知ってる?

ご祝儀は「ふくさ」で包んで

「ふくさってなに?」

そんな声も多くなりました。

ふくさは、ご祝儀袋を包む風呂敷です。
今ではファイルのように、ご祝儀袋を入れられるものもあります。

ご祝儀は、そのままカバンに入れないで!
ふくさで包んでから持っていきます。

受付でご祝儀を渡すとき。
きっちりたたんだふくさをご祝儀袋の下に添えて、両手で渡します。

ふくさを添えずにご祝儀を渡すかたが多いです。
また、ふくさ自体持っていないかたも!

受付でこれができれば、一目置かれます!

じつは、ファーはNGなんです!

秋冬の結婚式は、ファーのボレロを羽織ると季節感も出てオシャレですよね。

でも、ファーって結婚式にはNGなんですよね。

もちろん、フェイクファーも含みます。

ファーは「殺生」をイメージさせることから、結婚式にはタブーとされています。

そして披露宴では、抜けてしまったファーがお料理に入らないようにということです。

それでも、やっぱり秋冬の結婚式でファーのバッグやボレロを持ってきているかたは多いです。

結婚式の格式に合わせたいですね。

その服、白っぽくない?

人気の黒の服を避けるために、ちがう色でのワンピースで出席。
場も華やかになるため、とってもステキな心遣いです。

でも、その服、白っぽくないですか?

黒以外で人気のお呼ばれ服。
ベージュ 、ピンクベージュ、アイボリー。

どれも肌なじみがよく、顔色もパッと明るくなります。

でも、写真に撮るとフラッシュで白に見えてしまうのです…。

とくにアイボリーは、ウェディングドレスにもよく使われる色なので、注意したいですね。

意外と細かい?!結婚式のマナー!

つま先のあいた靴ってどう?

基本的に、結婚式のくつはヒールがいいと言われています。

普段使いよりもちょっと華やかなヒールのくつも、結婚式用にたくさんありますね。

そのなかでも少し気になるもの…。
それが、つま先が開いているくつ!

つま先が開いていることで、コーデに抜け感が出ます。
また、ペディキュアもチラ見せできますね。

でも、結婚式ではつま先が開いたくつは避けた方がいいのです。
私も若い頃まったく知らず、つま先が開いたヒールを履いていってしまったことがあります。

無難なヒールが間違いないということですね。

大きな荷物は会場に持っていかない!

遠方から結婚式に参加したり、冬場はコートやカーディガンなど、荷物がどうしても多くなってしまいますよね。

結婚式用のバッグは小さい!
ハンカチとスマホしか入らないんじゃないか。
それくらいの大きさです。

サブバックとして、上着やショールを別のかばんに入れて結婚式に行く人も多いです。

そんなときは、荷物は全部会場に持って入らないで!

貴重品と必要なもの以外は、大きな荷物はクロークに預けます。

お料理とお酒に夢中にならないで

結婚式の料理もお酒も、おいしくって楽しみですよね。
私も大好きで、いつも楽しみにしています。

でも、結婚式の主役を忘れてはいけません!

お料理とお酒に夢中になって、高砂にいる新郎新婦はほったらかし…。

それは新郎新婦は寂しいものです。

新郎側のゲストが料理に夢中になって、新郎のグラスが最後までからっぽ…。
なんてこともありました。

主役のふたりに気遣いができると好印象ですよ!

マナーを押さえると、周りからも好印象!

今では結婚式も略式化して、カジュアルに済ませる新郎新婦がとっても増えました。

それに伴って、結婚式のお呼ばれの服装のマナーも、ずいぶんゆるくなったように感じます。

アパレルショップにある結婚式用の服や小物を見てください。

普通に置いてある白系のワンピース。
フェイクファーやアニマル柄の小物。
バイカラーのワンピースやオールインワン。

ほんとうは全部結婚式ではNGの服装なのです。

レストランやゲストハウスで結婚式を挙げる新郎新婦が増えました。
よりアットホームな結婚式になっています。

それでも、
「へー、意外と結婚式のマナーって、細かくあるんだな」

知っているのといないのとでは、全然ちがう!

・ご祝儀は裸で持たない
・受付でご祝儀を渡すときも、ふくさを下に置いて
(名刺交換での名刺入れのようにします)
・ファー小物、つま先の開いたヒールは避けてみる
・写真に写ると白に見えないか、服をチェック
・クロークをうまく活用しよう

なんと、ゲストの服装は、新婦のお色直しの衣装の色とかぶってはいけない!
なんてマナーもあるほどです。

それだけ結婚式は特別な日なんですね。

気持ちよくお祝いの日を迎えられるよう、基本のマナーは知っておきましょう!