大学生の一人暮らしで気を付けること




ついに念願の一人暮らし!

大学進学のために親元を離れた人。

自分を変えたいと思った人。

単純に一人暮らしを体験してみたいと思った人。

様々な事情を抱えて一人暮らしを始める大学生は多いかと思います。

今までとは違い、何にも縛られることなく自由にのびのびと暮らせる生活に夢を馳せている人も多いはず!

実際、一人暮らしを始めれば、友達を読んで朝まで遊んだり、好きな時間に寝て起きて、好きなものを自分で食べられる。好きなものを好きなだけ買ってもいい。まさに新たな人生の幕開けと感じるかもしれませんね!

しかし、何も考えずに生活するのは危険です。気付けば一人暮らしが苦しくなって大学どころじゃなくなった!なんてことも…。

私も大学生になるまでは料理どころか洗濯機さえろくに回したことがなく、慣れるまで毎日四苦八苦しながら生活していました…。

そこで、そんな家事をしたことがない超一人暮らし初心者の方のために、気を付けたほうがいいことをお教えます!

家にいるときに気を付けること

訪問営業にご用心!

一人暮らし、しかも大学生は世間からすれば社会的に未熟であるとみられ、格好の餌食と捉える人がいます。そのためか、たびたび様々な勧誘のための訪問がやってきます。宗教団体の勧誘や訪問販売の言葉巧みな話術にうっかり嵌まってしまい、取り返しのつかないことになったなんてことも。私もその場のテンションで契約して、後に大損したなんてことがありました…。

一番いいのはアポなし訪問者が来ても扉を開けないことです。居留守を使って相手が帰るのを待つといいでしょう。

居留守を使うのは申し訳ないという人は開ける前にインターホンで訪問者の用件を聞くことを心がけましょう。そこで興味があれば家に入れればいいのです。それでも心苦しく感じる場合はドアチェーンをかけた状態で開けるといいでしょう。

また、訪問営業されて契約するか悩んだときはその場で決める前に家族や友人に一度相談したほうがいいですね。

家を出る前にごみ捨て、部屋に入る前にポストチェック

住んでいる地域にはそれぞれいつごみを出さないといけないかが決まっています。決まった曜日にごみを出すのを忘れていつのまにか部屋がゴミだらけに…なんてことがあったりします。(中には二週間に一度に出すものがあり、出し忘れると二週間後まで捨てられないことがあったりします)

必ず決まった曜日にごみを出すように心がけましょう。また、当然ですがごみはしっかり分別しないと収集してくれません。ごみを出す際はこれは本当にこの分別であっているかしっかり確認するといいでしょう。朝、外出するついでに出しておくと楽です。

また、外出して部屋に戻る前はポストチェックもすることをおすすめします!

ポストの広告をそのまま放置して、郵便受けがパンパンの状態だと危険です。なぜならそこで「あの部屋の人は家を空けがち」なんだと思われ、空き巣に狙われるなんてことがあるからです。そのため、帰った際にポストは必ず見る習慣をつけて郵便受けを常に空にしておくようにしましょう。

食生活に注意!

生きていくためには食べなきゃいけない。しかし、一人暮らしをするまで料理をしたことがない人は一定数いるでしょう。そうなるとカップ麺やコンビニ弁当、或いは外食ばかりになりがちかもしれません。

確かに手間が省けるうえに下手に自炊するよりお金がかからないという意見はあります。特に自炊慣れしてない人は食材を余らせたり、腐らせてしまうためお金を無駄にしてしまうこともあります。そのため無理して自炊する必要はないかもしれません。

その代わり、外食やコンビニ弁当によって栄養バランスが偏ってしまうなんてことが起きる可能性が高くなります。偏った食生活のせいで体調不良を起こして大学やバイトを休んでしまっては大変です。

特に不足しがちなビタミンを摂取するために、おかずの他にもコンビニやスーパーなどで売っている野菜類を併せて購入するといいでしょう。カット野菜や野菜ジュース、フルーツなどは大体100円で売っていたりするので経済的にもおすすめです。

「人」で気を付けること

たまり場にならないようにする

一人暮らしの利点の一つとして友達を気兼ねなく泊められることが挙げられます。自分の家で朝まで遊んで騒いだりすることに憧れを持っている人も多いでしょう。

ただし、一人暮らしは何かと便利だと見られがちです。中には深夜、終電がなくなったと言って突撃されることもあります。怖いパターンだと知らない間に合鍵を作られた、なんてことも。

友達を呼ぶことはいいことですが、あまり気が進まないなと思ったら泊めてと言われても断ることも大切です。また、家に入れるのはなるべく信頼できる人だけに限定しておくといいでしょう。

無理のないシフトで働こう

一人暮らしの人の大多数はアルバイトをしているかと思います。

生活のためには多くの金が必要であるため、多くシフトを入れるかと思います。また、バイト先の人もシフト外の日でも一人暮らしの大学生に声をかけてきたりする可能性があります。

しかし、学生の本分は学業です。いくら生活のためとはいえ、学業よりもアルバイトを優先して勉強をおろそかにしてしまえば授業についていけなくなり、単位を落としてしまいます。どんなにお金が欲しいと思ってもシフトは自分の学業に支障をきたさない程度に留めておきましょう。それでもお金が必要だからたくさん働きたいと思う人は、せめてテスト週間の時はきちんと休ませてくれるバイト先を選ぶようにしましょう。

夜道歩くときは細心の注意を払って!

ゼミや飲み会、バイトなどでいろんな理由で帰るのが遅くなってしまうことも少なくないでしょう。

しかし、男性でも女性でも夜道歩くときは注意しなければなりません。歩きスマホしながら帰って尾行されていることに気付かず、家に入るときに後ろから襲われたなんて事件もあったりします。特に、年若い大学生はいろんな意味で狙われやすいのです。

家に帰っても助けてくれる人はいません。自分の身は自分で守るしかないのです。家に帰るときは常に周囲に気を配っていくといいでしょう。用心しておくに越したことはないのですから。

大学生の一人暮らしで気を付けることまとめ

いかがだったでしょうか。どれもこれも、そんなの当たり前じゃん!と思う人がいるかもしれません。

ですが意外とその「当たり前」のことが案外忘れがちになって、疎かになってしまいがちなのです。そしてそれが積み重なってトラブルの原因になったりするのです。

実際一人で生活することで親の有難みを痛感したと語る人も多いです。私もその一人でした…。

忘れてはいけないのは自由には責任がつきものだということです。自分の行動に何か起きてもすべて自分でどうにかしなければならないのです。今まですぐ近くに何があったら助けてくれる人がいたかと思いますが、一人暮らしを始めた以上、すぐにあなたを助けられる人はいないのです。だからこそ、自分の行動一つ一つにしっかりと責任をもっていきましょう。それさえ忘れなければ、一人暮らしはとても楽しいものです。

一人暮らしは生活の勉強になります。一人暮らしに慣れた時、もしかしたらそれまでの価値観が変わるかもしれません。一つ一つ学びながら、よりよい生活を送りましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。