ボルダリングの服装! おしゃれで機能性のある服とは?




2020年の夏季オリンピックの種目になり、今注目を集めているボルダリング。

「そもそもボルダリングって何?聞いたことはあるけど、詳しく知らない。」
説明しましょう。
ボルダリングとはクライミングシューズとチョークという最低限の道具を使用して(命綱無し)、自然の岩やジムなどにある人口の壁を登る競技のことを指します。

近年では、その人気の高さから、多くのクライミングジムが各地に新設され、老若男女問わず、多くの方に楽しまれています。
ジムにはレンタルのシューズとチョークもあるため手軽に始められるスポーツという点も人気を集める理由かもしれませんね。

しかし、クライミングシューズとチョークという最低限の道具と、自身の体のみで登るというシンプルなスポーツだからこそ、服装によっては登りづらい、寒い、暑いなどさまざまな悩みが生まれてきます。

そこで今回は、

「行ってみたいけどどんな格好で行けばいいのかわからない。」
「何度か行っているけど、そろそろ脱ビギナーしておしゃれな格好で登りたい。」
「今度、外岩に登りに行くけど何着ればいいんだろう。」

そんな皆さんに、クライミング歴10年の私が、ボルダリングジムや外岩で失敗しないボルダリングの服装をお伝えできればと思います。

ボルダリングに適さない服装とは?

半袖・短パン!?ボルダリング中は擦り傷にご注意を!

「スポーツ中は熱くなるから半袖や短パンがいいかなー。」

おっしゃる通り、体を動かすことで体温が上昇するし、冬場などは室内に暖房が入っているため汗をかきやすいです。サッカーやバスケットなど他のスポーツをするなら半袖や短パンの方が動きやすいし、涼しいのでいいと思います。

しかし、ボルダリング中はあまりお勧めできません。

その理由は、ボルダリングに使用するホールドが紙やすりの様にざらざらしていて、肘や膝など身体をぶつけると擦り傷を作ってしまうことがあるためです。(ぶつけ方によってはかなり大きめな擦り傷が。。。)
特に、初心者の方は登りに余裕がなく、力いっぱいホールドを掴みにいってしまいがちです。目標のホールドだけを見てしまい、その手前にあるホールドに気づかず、ジョリっと擦ってしまいがちです。

とは言いつつも、涼しく、動きやすいのは確かなので、私自身半袖や短パンで登ることが多いです。ただし、擦り傷は定期的に作っております。

あくまでも、「擦り傷上等!!」という強い気持ちをお持ちの方、自己責任でお願いします。

ちなみに、ざらざらな面で作ってしまった擦り傷は治るまでかなり時間がかかるうえに、ちゃんと治さないと傷跡が残ることもあるのでご注意を。。。

外岩ボルダリングで短パンは厳禁!?

外岩(自然の中にある岩場)でのボルダリング中も長袖・長ズボンを推奨します。
その理由は、何と言っても「虫」です。

外岩ボルダリングエリアの多くは山の中や、河原などにあります。当然自然の中にあるわけです。
虫さん、たくさんいらっしゃいます。わんさかいらっしゃいます。
中にはアブや、蜂、マダニやヒルなど危険のある虫がいることも。
私自身、夏場など半袖や短パンで岩場に行って刺されたことがあり、その後皮膚科のお世話になったことが何度もあります。

したがって、長ズボンは必須。上は登る時だけ半袖、岩場までのアプローチの時は長袖のシャツなどを羽織るといいと思います。

指輪、腕時計などアクセサリー類は?ボルダリング中の落とし穴。

初心者の方がやってしまいがちなのが、指輪をつけたまま登ることです。

その指輪、傷だらけになりますよ?!

ボルダリングで使用するホールドはざらざらで、とても硬いです。そのホールドを力いっぱい掴むのです。
当然ホールドと指輪はぶつかり、気が付いたら傷だらけになっていることがあるので気をつけましょう。

さらに、腕時計も外したほうがいいでしょう。
最近は、運動量や心拍数を計測できるなどスポーツ中に適したスマートウォッチなども多く世に出回っていますが、ボルダリング中は予期せぬ転落などで故障してしまったり、人にぶつかってケガをさせてしまうこともあるため十分に注意が必要です。

足につけるミサンガやアンクレットも気を付けてください。
登りの技術がある程度上がると、ヒールフック(踵でホールドを固定)を使って登ることもあります。そんな時、ミサンガやアンクレットがホールでに擦れて壊れることや、ミサンガの結び目が足首にぶつかりケガをすることもあります。

初めてのボルダリング。靴下も忘れずに!

初めてボルダリングをする方は、クライミングシューズをレンタルすると思います。その際に必要になるのが靴下です。
レンタルする際に靴下を持っていないと貸出不可の場合がほとんどなのでご注意ください。

以上のことがボルダリングに適さない服装です。

ボルダリングに適した服装とは?

ボルダリング中の服装は機能が大事!

大前提として、上記の適さない服装を参考にしつつ、動きやすい服装をしましょう。
そのためには、ジャージだろうが、上下スウェットだろうが問題ないです。

「おしゃれな服装って言ってたじゃないですか。。。」

おっしゃる通りです。
ここからは、機能性と見た目もばっちりな服選びをお手伝いします。

ボルダリング経験者から見た「The初心者」な服装は?!

ボルダリング歴がある程度長い人からすると、見た目で初心者か中級・上級者かすぐわかります。
なぜなら、初心者の方の服装で多いのは、バスケやサッカーのユニフォームの下にスパッツなどのロング系インナーや上下ジャージを着ていることが多いからです。

確かに、機能性もケガ対策もばっちりです。
ある意味、理想的な服装と言ってもいいと思います。
服装とか、見た目を気にしないって方は是非この格好をしていれば間違いないです!

しかし、「脱ビギナー!おしゃれに!」って方は、普段自分がしている格好、おしゃれだと思う服装を想像して下さい。

おしゃれにボルダリングをしたいなら「生地」をチェック!

例えば、普段でにデニムを穿いている方は、デニムで登っちゃいましょう。

ただし、「生地」を確認してください。

最近のデニムはポリエステルなどのストレッチ素材が入っているものが多いですが、コットン100%のデニムもまだまだたくさんあります。
ストレッチ素材の入っていないデニムは丈夫な反面、重く動き辛く、足を高く上げることが多いボルダリングには適しません。
ストレッチ素材の入ったデニム、もしくはデニム風スウェットパンツなど、伸縮性がある物を選びましょう。

このように、普段自分がおしゃれと感じている服装の生地や素材を変えるだけでいいんです。
※ただし、スカートはやめましょう。(わかっているとは思いますが。。)

ボルダリング・クライミングブランドのウェアを着る!

いっそのこと、クライミング系ブランドの服を着ちゃうのも手です。
クライミング用のウェアを販売しているアウトドアブランドはたくさんあり、それらの服は、ボルダリング中の動きを邪魔しない機能設計や、生地を使用しています。

これからもボルダリングを続けるって方は検討してもいいかもしれません。

安く、おしゃれにしたいならファストファッションブランドを!

ボルダリング中はホールドに擦れたり、チョークで汚れてしまいます。
高価な服など着て登ると、破れたり取り返しのつかないことも起こります。

そこでお勧めなのが、ファストファッションブランドを利用することです。
ファストファッションは、流行を採り入れつつ、低価格で洋服を販売しています。中には、アウトドア路線の服を販売しているブランドもあります。
どうせ汚れてボロボロになってしまうなら、自分の好みに合わせて、安くておしゃれなものをそろえるのもいいと思います。
ただし、「生地」のチェックだけはお忘れなく!

ボルダリング中の服装まとめ

適さない服
・短パン、半袖
・指輪、腕時計などのアクセサリー類
・初めての方は靴下
適した服
・長袖、長ズボン
・ストレッチ素材の服
・自分が着たい服、おしゃれだと感じる服

正直なところ、ケガ対策と、動きやすさを意識していればどんな服装だろうが問題ないです。
それは、周りで登っている人たちは、他の人がどんな服装で登っているか意識する人は少ないからです。

結局は、「動きやすく、自分が着たい服を着る」に限ります。

私自身、最初は半袖・短パンで登り、擦り傷をたくさん作りました。
上下ジャージで登ったこともあります。
ボルダリングを続けているうちに、デニムにTシャツをさらりと着て、難しい課題をスイスイ登る人を見て「かっこいいなー。あの服どこのなんだろうなー。」なんて思い、調べて真似して買ったこともあります。(一応、その人がいないときなどに着ていました。。)

現在は、普段着を選ぶ時に「この服だったらのぼれるかな?」と考えて服を買うようになり、その服を着てボルダリングジムに行き、登り終わったら着替えず帰れるような服装を選ぶようになりました。

感性なんて人それぞれです。
何より大切なことは、自分が楽しく登って、目標としている課題を完登する事だと思います。

少しでも参考になれば幸いです。