関東の桜の名所~私のオススメ~




こんにちは。
もうすぐ桜の季節ですね。

満開の桜を見ていると心から
「日本人に生まれてよかった」と思えます。

現在のところ、世間ではコロナウイルスで大騒ぎになっていますが
桜が満開を迎えるまでにはどうにか沈静化してほしいと祈りながら
指折り数える日々です。

そしてその時には感染防止のためにろくに外出できなかった
ストレスから大いに解放されたいものです。

満開の桜の林の下で
美味しいものを食べて、好きな飲み物を飲みながら
花を見る、他にも夜桜なら月と一緒にたしなんだり、
池に浮かぶ花筏も素敵です。

見方もそれぞれ、下から見上げながら散策を楽しむも良し、
テラスなどを利用して桜の木々の中をくぐるも良し、
高いところから見下ろすも良し、樹齢の高い木であれば
歴史やロマンを花の美しさとともに堪能するも良し、
いろいろな楽しみ方があります。

ということで今回は私のおすすめの関東の桜の名所を
いくつか紹介したいと思います。

とにかく壮観さを求める人にも、静かに、ゆったりと花見を楽しみたい人にも、
桜以外の楽しみもほしい人も、
ソメイヨシノ以外の種類の桜を楽しみたい人にもご満足いただけるかと思います。

関東内のおすすめ花見スポット

とにかく壮観なところがいい!という人におすすめの名所

まずは「とにかく迫力!華やかなのがいい!」という方におすすめの
花見場所は群馬県伊勢崎市の華蔵寺公園、同じく群馬県の赤城南面千本桜
でしょうか。

華蔵寺公園は敷地内に千本近くの桜が植えられていて、
普通に散策しても楽しめますが、サイクルモノレールで桜の花の中をくぐることもできますし、
観覧車で上から楽しむなど、遊園地ならではの楽しみ方ができます。

一方、赤城南面千本桜は平地から一週間遅れで満開になります。
千本の桜が迎える桜並木は壮観です。
平野部に比べると涼しいので羽織るものを持っていったほうが
いいと思います。

群馬県なら他に、私が行ったことがある場所は桐生ヶ岡公園、沼田公園あたりです。
桐生ヶ岡公園は動物園・遊園地も併設されていますし、沼田公園は城跡もあるので
合わせて楽しむこともできます。

歴史も感じたい人におすすめの名所

「歴史も感じたいな」という方には
栃木の日光街道、茨城県龍ヶ崎の般若院あたりが私のおすすめです。

日光街道に植えられているのは山桜なのでソメイヨシノよりも
一週間ほど遅く満開になります。
華蔵寺公園とかみたいな華やかさはありませんが公園や最近に作られた桜並木のように
きちっと整えられてはいないからか歴史というか年季のようなものは感じます。

日光街道で花見をする際は花に気をとられてわき見運転をしたり、
撮影に夢中で車道に飛び出したりしないよう十分注意をしてください。

茨城県龍ヶ崎市にある般若院のしだれ桜はソメイヨシノよりも早く咲きます。
樹齢400年、歴史の重みが感じられます。
不思議なことに、見る角度によってたくましくも見えるし(男桜)、
たわやかに見える(女桜)とのことです。

あとは先に紹介した城跡のある沼田公園も該当するでしょうか。
沼田公園は赤城南面千本桜よりもさらに開花が遅いので平地で
花見をする機会を逸したときにもおすすめです。

ソメイヨシノ以外も楽しみたい人におすすめの名所

「ソメイヨシノばかりが桜ではない!」という方には
茨城県那珂市(旧瓜連町)にある静峰ふるさと公園がおすすめです。
4月の下旬頃、二千本近い八重桜が満開になり見事な景観です。
「ソメイヨシノ以外は桜とは認めない!」という人も
ここに来れば考え方が変わるかも。

同じ茨城県の桜川市に磯部桜山公園もあります。
ソメイヨシノはもちろん、多くの種類の桜があります。
ここでは、屋台がたくさん並んでたくさんの人でにぎわって、みたいなイベントは
ないのでマナーの悪い人がいないところがいい、静かに花見を楽しみたい
という人にもいいと思います。

それと、この公園の近くに雨引山楽法寺(通称雨引観音)もあり、
しだれ桜が綺麗です。
ただ、ここは夏のあじさいのほうがおすすめかも。

桜あれこれ

まだまだ、これらの名所もおすすめ

「花筏を見るのも好き」という方には
水辺のあるところ、私の知っている範囲では
東京都の上野恩賜公園ですね。

都心だけあってかなりにぎやかでしたので
にぎやかなところが好きな人にもいいかと。

花筏を楽しむのはもちろん、ボートにも乗れます。
水上で花見というのも、陸地を散策するのとはまた違った
趣があります。

もっとこぢんまりしたところのほうがいいなら
茨城県土浦市に亀城公園と乙戸沼公園があります。
亀城公園のお堀に浮かぶ花筏はとても微笑ましいです。

それから、個人的に気に入っている花見場所は
いずれも茨城県の、常総市の福岡堰、石岡市の常陸風土記の丘です。
福岡堰は桜のトンネルをゆっくり散策して楽しむことができます。
常陸風土記の丘はソメイヨシノ→シダレザクラ→八重桜の順番で
かなり長い期間花見を楽しむことができるようになっています。
以上が私が足を運んだことのある、おすすめの桜のスポットです。

まだ見ぬあこがれの名所

あとは、関東の桜の名所でいつか行ってみたいのは群馬の鬼石の桜山、
春のソメイヨシノはもちろん、冬の寒桜も壮観とのこと。
しかも寒桜は花の持ちがよく、かなり長い期間花見を楽しめるそうです。

それと花見のシーズンにはよくニュースの特集とかでいつも放映される
東京の井の頭公園、是非チェックを入れたいです。
茨城のかみね公園も外せません。
すぐ近くに平和通りの桜並木もあるので丸一日桜が楽しめそうです。
あと、埼玉県熊谷市にも千本桜があるとのことなのでそこも訪ねてみたいです。
栃木の大平山もいいな。

桜・桜・桜

定番のソメイヨシノ、たくましさを感じる山桜、
柔らかな感じのしだれ桜、鮮やかな八重桜、
どれも魅力的で甲乙などつけられないです。

関東の桜の名所まとめ

今回は関東地方内の、一度私が足を運んだことのある
おすすめスポットを紹介しました。

「関東」そのものの長所は、日本一の平野とされる関東平野が広がっている、
そのため開花の期間にそんなに大きな差はなく、そして首都圏とされる
地域なので交通アクセスが良好で、短い期間でいくつもの
名所をまわれることでしょうか。

あと気候が安定している(暑い日や寒い日がとても長いということがない)ので
多くの種類の桜の木をお目にかかることができる点でしょうか。

探してみれば露天風呂に浸かりながら花見を楽しめるところもあるでしょうし、
パワースポット的なところもあるかもしれません。
変わった場所に花を咲かせる木もあるでしょうし、
その場所独自の花の楽しみ方があるところもあると思います。
まだまだ、知らない場所があって、これから訪ねる楽しみを思うと
とてもワクワクします。

最後に、私は関東を殆ど離れることがないので他の地方のことは
ネットとかで見聞きした情報しか知らないのですが、
北海道は主な種類はソメイヨシノではなくエゾヤマザクラという花だということ、
福島は関東に住んでいる人達にとって手近に行ける北国なので
もうしばらく桜を楽しみたい関東人にとってはありがたい場所、
一万本以上の桜の木が植えられているところもあるとのことなので
関東を飛び出しての花見もしてみたいです。

老後は春は桜前線を追いかけて過ごすのも
いいかもしれない…いえ、そうありたいです。