水族館へ行こう!関東編~私におすすめの場所や穴場はどこ?




恋人と、友達と、家族と・・・
お休みの日、どこへ行きますか?

関東、特に都心にはお出かけスポットがたくさんありますね。
その中でも夏が近づくと行きたくなるスポット、「水族館」。

青の世界に囲まれたこの空間は、涼しい気持ちになれますよね!
非日常の空間は落ち着く雰囲気もあり、筆者はよくリフレッシュしたいときには“一人水族館”を楽しんでいます。(癒され感抜群です!)

この水族館ですが、実は日本は水族館大国といわれているってご存知でした?
あなたも思いつく限りでも知っている水族館がたくさんあるのではないですか?
関東、いや東京だけでもいくつも出てきますよね。

日本中には大小合わせてなんと100以上も水族館があるんです。
人口あたりの水族館の数が世界一ともいわれています。

でも、たくさんありすぎて・・・
こんなにあると反対にどこに行こうか迷ってしまいますよね。

そんなあなたに!
お好みにあわせて行先を決めるためのコツをお伝えしちゃいます。
誰もが知っている有名水族館はもちろん、
こんな水族館もあるって知ってた?な穴場もご紹介いたします!

どんな魚に会いたい?何のショーが観たい?
一緒にお出かけするあの人と、
わくわくしながら楽しんで行先を決めてくださいね。

都内の水族館それぞれの魅力と特徴

水族館は大きく分けて二つ種類がある

そもそも水族館は、大きくわけて二種類の形があるのをご存知ですか?
ひとつは内陸型の水族館、
もう一つは臨海型の水族館です。

内陸型の水族館は、海から離れた場所、いわゆる都心に存在し
臨海型は海に面した、あるいはごく近い場所に建てられている水族館です。
東京だけでもいくつも水族館がありますが、やはり内陸型が多く、都心から離れるにつれ臨海型の水族館が多くなります。

内陸型の水族館は海から魚を輸送しなければならない上、場所も広く取れない場合も多く、規模的にはさほど大きくありません。
その分、内陸型水族館は展示方法を工夫したりショーが充実していたりとコンテンツが豊富な場所が多いのが特徴です。

対して臨海型の水族館はとても広く豊富な種類の魚がいるということのが大きな違いのひとつ。
場所が広くとれるため、魚以外の生き物も多いですね。ペンギンやカメなどはもちろん、海獣と呼ばれるトドやアシカなどの生き物も。水族館というよりもはや動物園に近いかもしれません!

まずどちらのタイプの水族館に行きたいか是非考えてみてください。
短時間でさくっと行くなら内陸型。都心なので、周りに食事ができる場所や他にも遊べる場所も豊富です。
一日時間をとれるなら臨海型水族館でがっつり一日楽しむという過ごし方がおすすめです。

都内の内陸型水族館は?デートや子連れのおすすめは?

都内にはいくつも水族館がありますが
この内陸型に類するのがサンシャイン水族館やすみだ水族館など。
品川には2つも水族館がありますが、品川駅前のマクセル アクアパーク品川は内陸型と言えるでしょう。

それぞれ人気度の高い水族館ですが、あなたの目当ては何ですか?

とにかくショーを楽しみたいという方には、都内一番のおすすめはマクセル アクアパーク品川。
こちらのイルカショーのクオリティはとにかく高い!
イルカショーですが、一匹オキゴンドウというクジラの仲間が混ざっているのもめずらしさの一つですね。
プロジェクションマッピングを駆使したショーは見ごたえばっちりです!

またここは展示方法も珍しく、タッチパネルなどのついた水槽で遊べる仕組みも充実しています。近未来型の水族館ともいえるかもしれません。

サンシャイン水族館は内陸型にも関わらず種類が豊富な水族館です。
また、魚以外の生き物もたくさん見たいという方にお勧めです。
「天空のオアシス」をテーマにしており、展示方法も工夫されています。
観客の頭上や目線より高い位置に水槽が設置されてて、まるでアシカやペンギンが空を飛んでいるように見えます!
小学生くらいのお子さんがいらっしゃるなら、おすすめは間違いなくココ!

都内でもかなり新しい水族館が、スカイツリーソラマチの中にあるすみだ水族館です。
空間を大胆に使ったペンギンの大水槽がここのおすすめです!
中央に岩がどどんと設置され、その周りをぐるりと水槽と巡回路が設置されています。様々な角度から見ることができますね!
また水族館の隠れた人気者・チンアナゴの餌やりショーや金魚の展示なども見どころのひとつ。
水族館に行く!というよりも、ソラマチに行くついでに立ち寄るような感覚で行ける場所です。
デートをするならここが一番おすすめです!

都内の臨海型の水族館。量を求めるならココ!

たくさんの魚が見たい!いわゆる“水族館”をたっぷりと満喫したい!ということであれば、いわずもがな臨海型の水族館がおすすめです。
都内で臨海型の水族館といえるのが、葛西臨海公園の中にある水族園、そしてしながわ水族館です。

前述のとおり、品川には2つも水族館があるんです。
このしながわ水族館は京急の大森海岸駅の近くにあります。駅前のマクセルと間違えないようにしてくださいね。
臨海型といっても、都内なので規模は少し小さいですが、都会の喧騒を離れてまったり楽しむことができます。
内陸型にみられるような大胆な展示はありませんが、工業地帯の海、タコの生態やサメの歯についての展示など好奇心をくすぐる展示がたくさん!お子さんの自由研究にはぴったりですね!

ショーも充実しています。イルカの飼育に力をいれていて、イルカの赤ちゃんが生まれると親子で泳ぐ姿などが見られます。
都内ではとても珍しいですよ!都内で穴場といえばこの“しな水”で間違いなし!

そしてもう一つの臨海型水族館、葛西臨海公園の中ある水族園は、とにかく広い!展示はいたってシンプルといえますが、展示されている魚の量も多くとても見ごたえのある水族館です。
マグロの大水槽で有名なこの水族館、水槽もとにかく大きいです。
しかも都営ということでお値段も手ごろ。
ふれあいコーナーなども充実しており、お子様連れの方にはぴったりですね!
ペンギンなどの海の生き物もたくさんいます。

周りには臨海公園が広がり、夜になれば観覧車もライトアップ。
一日のんびり遊べる場所です。

都内から出たらおすすめは?まだまだあるいろいろな水族館

都心を離れたらおすすめは超大型水族館

水族館は都内から出た先にももちろんたくさん!
都心を離れると臨海型の水族館が多くなります。
出かけるまで時間がかかるかもしれませんが、満足度抜群!おすすめをご紹介いたします!

まずは八景島シーパラダイス。
ここはとにかく種類が豊富!園内もとても広く、まさかの水族館だけで建物がいくつもあるというボリューム感です。
遊園地なども併設されており、とても一日では回り切れないほど。

シロイルカがいることでも有名ですね。CMなどでご覧になったことのある方もいるのでは?
他にも、ホッキョクグマまでいるんですよ。
それからものすごい大きさのマンボウ!必見です。
大水槽では色とりどりの照明が光り、その中を優雅に魚たちが舞うショーも。
とても幻想的です!

都内から比較的近くて、このボリュームはすごい!
デートでも家族でも、友達とでもとにかくおすすめ!

また、都内から近い大型水族館といえば新江ノ島水族館も良いですね!
広々とした施設に、大胆な大型水槽や細かな展示がたくさん。
そして海をバックに行われるイルカショー!開放的な気分で楽しめます!

また、この水族館ではナイトアクアリウムというイベントも実施しています。
なんと、水族館に泊まれるんです!!
夜の水族館・・・なんだか不思議ですね。
夜行性の生き物たちが昼間とはまた違う顔を見せてくれます。
体験学習などできる施設もあり、好奇心をくすぐられる展示がたっぷりです。

そして忘れちゃいけないのが鴨川シーワールド!
都内から行くには少し遠いかもしれませんね。
が、その分広々としたエリアにものすごい量の魚と海獣たちが待っています。
ここの魅力はなんといってもシャチのショー!とても有名ですね。
大迫力のシャチショー、是非びしょびしょになりながらご覧ください。

また、都心から離れたおすすめはもうひとつ、
茨城県のアクアワールド茨城県大洗水族館があります。

こちらもかなりの大型水族館。魚も海獣もたくさんいますよ!
海も近いですし、家族連れで遠出をする方にはとてもおすすめですね。
大型水槽はもちろん、サメの展示や、マンボウ専用水槽は日本最大級!
ショーも充実しています!

こんな水族館知ってる?淡水魚の水族館

さて、関東には他にもいろいろ水族館が存在します。

でも・・・
関東平野のど真ん中、もう海がある県はないじゃないか!?
そんな内陸に水族館なんてあるの?
もちろん!ちゃんとありますよ!
埼玉・群馬・栃木にもちゃんと水族館が!!

どんな水族館?
そう・・・珍しい淡水魚の水族館があるんです。
しかも各県に!東京から少し離れたところにお住いの方も嬉しいですね。

栃木県のなかがわ水族館は那珂川に棲む魚や自然、そして日本最大規模のアマゾン川の魚を展示しています。
体験ゾーンもあり、釣りや魚のつかみどりなども楽しめます。

埼玉県のさいたま水族館では荒川流水の魚たちの展示がされています。
羽生市水郷公園という大きな自然公園の中にある小さな水族館です。
水族館と一緒に公園の植物や水鳥も楽しめますし、鯉の餌やりなども可能です!

群馬県にあるみなかみ水族館、こちらは利根川の魚の展示です。
トンネル水槽や渓流水槽などが見どころ。
みちの駅の中にあるのですが、群馬県で独立した水族館はここだけですよ!

ちなみに、先ほど茨城県のアクアワールドをご紹介しましたが
茨城県にも淡水魚の水族館が存在します。
かすみがうら市水族館といって、霞ケ浦の魚たちをご覧になれますよ。
アクアパークに比べたらかなりこじんまりですが、魚だけでなく両生類や爬虫類もみられます!

淡水魚の水族館は、海水魚に比べて色が少ないため一見地味・・・なのですが、とても安価で入場できる場合が多く、お子様をつれてちょこっとお出かけしたい、自由研究の題材を探しているといった場合にぴったりです。

関東以外にもいつか行ってみてほしい水族館

関東を中心にご紹介しましたが、他にも全国には面白い水族館がたくさんあります!
臨海型の大型水族館、大阪の海遊館に、名古屋港水族館、美ら海水族館などはとても有名ですね。
いずれも市街地から離れた場所にありますが、それだからこそできるスケールの大きな水族館です。
(沖縄には新しくもう一つ水族館ができるそうです。楽しみですね!)

内陸型では京都水族館がとても有名ですね。
内陸型なのにこの大きさは滅多にありません!

また、水族館フリークとしては是非いっていただきたいのが鳥羽水族館です。
ここには日本で唯一、ジュゴンが飼育されています。
ジュゴンだけでなく、マナティもいますので海獣好きにはたまりません。
あの有名になったダイオウグソクムシも鳥羽水族館にいたんですよ。
お伊勢参りにでかけたら是非足をのばしてみてください!

また、淡水魚の水族館をご紹介しましたが
もう一つ珍しい水族館が静岡県の沼津港にある深海魚水族館です。
中に入るとだいぶ怪しい雰囲気・・・深海に迷い込んだような暗い雰囲気の中をすすみます。
中には他ではなかなか見られない面白い展示がたっぷり。
冷凍のシーラカンスなども展示されています。

また、シーラカンスといえばアクアマリン福島でも研究がさかんです。
この水族館では生きた化石と呼ばれるカブトガニやオウムガイなども見れる他、自然光を取り込んだ展示や、タッチプールというには大きすぎる磯が広がります。
是非一度はいってみたい水族館ですね。

あなたにぴったりの水族館を見つけよう

いかがでしたか?
一概に水族館といっても場所によって全く違うということがお分かりいただけたのではないかと思います。

いろいろな水族館をご紹介しましたが、あなたのご要望にあった水族館は見つかったでしょうか?
誰と行くかや、目的に沿って選んでもいいですし
目当ての魚や動物がいるのであれば、それがいる水族館はどこだろう?と検索するのも楽しいですね。
お子様と一緒の方は生き物と触れ合えるコーナーやイベントがある水族館で面白い体験をしていただけるのではないでしょうか。

また、冒頭にも書きましたがおひとり様水族館もけっこう楽しいですよ。
都会の喧騒や仕事のストレスから離れて気分を落ち着けたい時に。
あるいは、一眼レフカメラなどを持っていくのもなかなか面白いです。

ほかにも、日本中にはまだまだたくさんの水族館があります。
もちろん世界にも面白い水族館がたくさんあります。

珍しい、みたことのないような魚もたくさん!
雄雌の区別がない魚や、骨が透けて見える魚、目がない深海魚などなど
美しい魚を見るばかりでなく、そのような魚達と出会えるのはとても貴重な体験です。
まだまだ奥が深く、興味深いものばかり!

是非、いろいろ探索をしてみてくださいね。