そのイライラどうする?自分の感情の整理の方法




日々の生活の中で何かとイライラしたり、落ち込んだりすることってありますよね。

私はあります。

それも毎日のように。

朝は気分よくいたのに、お昼には仕事が上手くいかなくてイライラしたり。

ひどい時は1時間おきくらいに自分の感情に波があることなど日常茶飯事です。

そんな時、皆さんはどうやって自分の感情を落ち着かせていますか?

飲みに行って思いっきり発散する。

カラオケに行く。

早く寝てしまう。

など、それぞれに解決法は違うと思います。

じゃぁ、私はというと、実はノートに書いて吐き出しているんです。

「え、ノート??」

何とも地味な解決法だなぁなんて声が聞こえてきますが…。

はい、そうなんです。

地味は地味でも、かなり効果大なんです。

これは「感情ノート」といって、本当に心理学上でも自分の感情との向き合い方としてオススメしている方法なんです。

日記とは違い、ただ自分の感情を書き出すだけ。

人に見せるわけではないので、どんな書き方でもいいですし、字だって下手でもかまいません。

その時、その時の自分の感情を素直に書くのです。

では、その「感情ノート」とはどんな物なのか。

もっと具体的にみていきましょう。

思いのままに

違いは何?

先ほど感情ノートとは日記と違うとお伝えしましたが、では、その違いは何でしょうか?

平常心で、頭で整理した文章で書くのが日記。

ありのままの気持ち、感情をそのまま書くのが感情ノートという違いになるでしょうか。

日記というと、冷静な時に綺麗な文章で書き、時には客観視しながら書くというイメージがありますよね。

ところが感情ノートの場合は、イライラしてる最中に言葉を選ばず、感情に任せて書くといった感じです。

いずれにしろ、書くノートはどんなものでもいいです。

ひたすら書く

とにかく自分の感情をそのまま書いて書いて、ひたすら書いていきます。

殴り書きでかまいません。

例えば、怒っているなら「怒ってる」「ムカつく」「くそっ!」

悲しいなら「悲しい」「泣きそう」「気分が上がらない」

楽しいなら「楽しい」「嬉しい」「喜んでる」

などなど、単語でかまいません。

冷静になったら

とにかく書いて書いて書いていると、ふっと気分が鎮まる瞬間があると思います。

そうなったら一度、書いたノートを見直してみましょう。

自分が何を感じていたのかが見えてくると思います。

そこに感情、気持ちの言葉は何回書かれていますか?

字は大きいですか?小さいですか?

殴り書きですか?

それとも少しは綺麗な字になっていますか?

そんな事を冷静に見られるようになったら、かなり気分は落ち着いているはずです。

感情の整理

思考とは違う

思考と感情。

よく聞く言葉ですが、この違いは何か。

皆さんはお分かりですか?

思考とは頭の中で理路整然と考えること。

感情とは気持ちや心の中で感じていることです。

感情とは、時に理屈で説明することが出来ない時もあります。

というより、理屈で説明できない事の方が多いでしょう。

思いのまま

理屈で説明できない感情は単語でいいので、思いのままノートに書き出してみます。

同じ単語を繰り返したり、聞いたこともないような単語や文章でもいいです。

とにかく書く。書いて書いて吐き出しましょう。

書くことの効果

普段から、私も自分の感情を整理するのにノートに書き出しています。

ノートに書くということで果たしてどんな効果があるのか、自分で振り返ってみると何と言っても先ずは自分の感情を発散できるということです。

ストレス発散ともいうのかもしれませんが、爆発しそうな感情を鎮めるための最大の効果があると思っています。

そうやって発散できると、後から自分を振り返ることができます。

それから少し時間をおいてノートを見返すと、冷静に自分を分析することもできます。

そして、さらに後になってノートを見ると、あの時は感情的だったなとか、勘違いだったななどと自分の間違いや思い込みなどにも気づけることがあります。

感情的になってる時こそ書く

さて、ここまで感情を整理するためノートを書くということで書いてきました。

人の感情は、もちろんネガティブなことばかりではありません。

嬉しい時、楽しい時、感動した時なども感じたままノートに書いています。

が、こうしてノートに書いて整理するというのは、ネガティブな感情の時の方が効果大のような気がします。

人によっては怒りやイライラをノートに書くというところまでは同じですが、詳細は書かないという人もいます。

あまり詳しく書いてしまうと後で読み返した時に、また記憶が蘇って、その時の感情が湧き起こってしまうからということらしいです。

実際、私もノートに書き出して、その時の感情を思い出してしまうこともあります。

しかし、ノートに書き出すことの最大の目的は、感情に支配されている自分を解放してあげることです。

ずっと一つの感情に雁字搦めになって、他の事が考えられなかったりしては時間がもったいないですよね。

こうして感情ノートを書くようになってから、もちろん全部が解決するわけではないですが、私は自分を楽にしてあげることができているように感じます。

お金なんてかかりません。

もし、皆さんの日常生活の中で抑えられない感情があるとしたら、この感情ノート、ぜひ一度、試してみませんか。