エンディングノートを手作りしました




エンディングノートを知っていますか?

エンディングノートとは今までの自分を振り返るとともに
延命治療や最期はどう過ごしたいかなどを自分の希望を記して
おくノートの事です。

「まだ早いわ」って思った方いらっしゃると思います。
でも今、エンディングノートを元気なうちから書いている方が
多くいらっしゃいます。
私もその1人です。

市販されている物、アプリ、無料でダウンロードもありますが
私は自分の手で作りたいと思いました。
なぜなら誰かに読んでもらう物だからこそ直筆で自分らしいのを残したいと
思ったからです。

最初は何を書いたらいいのか分かりませんでした。
しかし書き方のサイトを見て絶対必要な項目を見てまずそれを書きました。
そして後は自分の書きたい事を少しずつ書き足していきました。

まだ完成はしていません。
一気に書くのではなく少しずつ書き足していく物だという事を知ったからです。
何かに例えていうのであれば日記に近い物です。

どうしてまだまだ先のエンディングノートを書こうと思ったのか
そして手作りにしたいと思ったのかについてこれから書いていきたいと
思います。

エンディングノートを作ろうと思ったきっかけ

親友が作っているよって聞いた

親友が「私ねエンディングノート作ってるの」と一言。
エンディングノート?
その時私はエンディングノートの存在を知りませんでした。
そこで詳しく聞きました。

「まだ早くない?」って私が言ったら親友は
「自分の人生振り返る事できるから書いてて楽しいよ」とにっこり。

本当に楽しいのかな。
その時にエンディングノートに興味を持ちました。

そして帰宅してネットで調べてみるとたくさん情報が出てくる。
しかもノートもシンプルな物から可愛い物など。

早い人だと20代から書いてる人もいて驚きました。

実際ノートを購入して書いて見ると確かに親友の
言っていた通り今までの自分を振り返るのって楽しいです。
この時はこういう事があったなみたいなって。

人生何があるかわからない

本当に人生って何が起こるか分からないんだという事を
身を持って経験しました。

私の祖母はとても元気で農業を営んでいました。
実家の近くに住んでいたので学校帰りや仕事帰りに
顔を見せに行っていました。

「明日は〇〇の大好物作っておくからね」

まさかその言葉が祖母の最期の言葉になるとは
思っていませんでした。
翌朝、母に叩き起こされ何事かと思って聞くと

「早朝にばあちゃん亡くなったの」

えっ。
最初は全然話が飲み込めずにいました。
だって昨日いつも通りだったし何も変わった事なかったのに。

死因は急性心不全でした。

病院に行って祖母を見ると今にも起きそうな表情をしていたのを
今でもはっきりと覚えています。

今までの自分を振り返ってみようと思った

ちょっと年下の親友が今までの自分を振り返っている事を
知ってから私もちゃんと今までの自分を振り返ってみたいと
思いました。

自分が産まれた時の事、子供の時の事、就職した時の事、
結婚して子供が産まれた事、現在。

エンディングノートを書いてみると現在まで本当に色々な事が
あったんだなって感じました。

嬉しかった事、悲しかった事、頭にきた事、辛かった事などなど。

そしてこの先どう生きていきたいか、もし何かあったら自分はどうしたいのかなど
向き合う事もできました。

もし将来病気になった時どんな治療を受けたいのか・・・。
もしいざとなったら誰を一番呼びたいのか・・・。
今までの感謝の気持ちを意識がなくなってしまったら伝えたくても
伝える事ができない・・・。

エンディングノートを作っておけばこのノートが紛失しない限り
伝える事ができる。
そう思って作りたいと思いました。

私が手作りにこだわった理由

書きたい事が書ける

市販された物やアプリを見たのですがなんかピンと来ませんでした。

「自分のエンディングノートだから1から自分で作ろう」

そう思い、普通のノートを購入しました。
必要事項はネットで検索をかけて書き方を見てメモをしました。

必要事項を書いて残ったページは自分が書きたいなっていう事を
書く事にしました。

子供の時よく遊んでいた事や家族の似顔絵を描いたりしました。
まだまだページが残っているのでこれから何を書こうか考えていこうと
思っています。

オリジナルのアレンジができる

作るのであれば自分だけのオリジナルを作りたかったので
手作りにしました。
受け取った人も「〇〇らしい」って感じてほしいなって思ったのも
あります。

好きな色で色んな枠を作ったり、シールやプリクラ、写真を貼ったりしてる
のですが私らしいのが出来上がりそうです。
文章とともにプリクラや写真を貼った方が分かりやすいかなって
思いつきました。
シールは1種類ではなく何種類か買ってきてここはこれがいいかなって
選ぶのも楽しいです。

カバーも自分の好きな色のをつけられるので今、色は決まっているので
シンプルのにするか絵柄が入っているのにするか悩んでいます。
その悩んでいる時間も楽しく感じます。

スペースに縛られなくていい

市販のものだとどうしてもスペースが限られるので
書ききれなくてはみだして読みづらくなるのは嫌だなって
思いました。

手作りにすれば自分の書きたい事を好きなだけ書く事ができるので
スペースに縛られる事がないのでストレスにならずに良いと思います。

私は子供との思い出は当時の写真やプリクラとともに詳しく書きたいし、
誰かへのメッセージは色々思い出話を取り入れつつ書きたいと思っています。

子供もいつかは結婚して子供がまた産まれて私達の事を聞いてきたら
このノートを見せればどういう人だったのか伝わるのではないかとも
思いました。
子供は恥ずかしいかもしれませんが・・・。

まとめ

私がエンディングノートを書こうと思ったきっかけと
なぜ手作りにしたいと思ったのかについてか書きました。

「誰かに託すノートだからこそ自分らしいエンディングノートにしたい」

それが私の一番大きな気持ちです。

まだ完成していないのでこれから少しずつ書き足していこうと
思います。

正直親友が作っていると聞いた時はビックリしましたし
「早くない?」って感じました。

でも私自身が祖母の突然死で経験しましたが
本当人生って何が起こるか分からないし
今のうちに作っておいた方がいいなって思いました。

もし万が一途中で終わっても大丈夫なように優先順位をつけて書いています。

私は市販の物を批判している訳ではありません。
そこは誤解しないでほしいなって思います。

このノートが発揮するのはいつになるか分かりませんが
発揮した時に私の意思や私が今まで生きてきた人生を伝えられたら
いいなって思っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。