松本市の美味しいグルメ!食べておきたい名物とおすすめのお土産は?




国宝松本城を中心とした、旧城下町である長野県松本市。
観光地としては有名ですし、2019年11月13日に旧開智学校校舎が
国宝に指定されましたね。

その為か観光に来てくれる方も増え、地元民といたしましては
とても嬉しい限りです。さて、やはり観光となりますと
欠かせないのがグルメとおみやげですね。

信州と言えばだれもが思いつくのは、やはりお蕎麦では
ないでしょうか?長野県のそばの収穫量は北海道に
次ぐ全国第2位。

市内にはたくさんのお蕎麦屋さんがあります。麺の太さや
つゆの味など千差万別なので好きなお店を見つけて頂きたいです。
しかし、実は駅そばのお蕎麦も美味しいので、食べて頂きたい。

さて、かなり話しが反れてしまいましたが、信州松本は
名物はお蕎麦だけでは、もちろんありませんよ。
他にも色々な名物があります。美味しいものがあります。

今回は皆さんが松本に来て頂いた時に、食べてほしい
名物をいくつかご紹介したと思います。更にいくつかの
おすすめのお土産もご紹介します。

最近ではテレビ等でも紹介される事も多くなったので
名前を見て、これは聞いた事があると
思うかもしれませんね。

ここに挙げる名物やおすすめは、私の好きな物や是非食べて欲しい物で
内容によっては、ちょっとこれはなぁと思うものがあるかも
しれませんが、そこは許してくださいね?

松本市の食べておきたい名物をご紹介!

名物その1:おやき

小麦粉やそば粉を水で溶いて伸ばした生地に具材を包み
焼いたり蒸したりした郷土食おやき。具材は、あんこや野沢菜
ダイコンやナス等の季節の野菜と本当に様々です。

地元では、食事やおやつとしても食します。おやきは県内全域で
食べられていますが、地域によって焼き方や中身の具材に
特徴があり、松本はどちらかと言えば焼きおやきです。

周りを山に囲まれているので、遠距離を移動する際の
非常食として、より日持ちのいい焼きのおやきに方が
重宝されたと言われています。

確かに遠距離を移動するのなら、蒸すより焼いた方が
日持ちしますし、粉物で更に中身が入ったおやきは
お腹に溜まりますよね。

名物その2:山賊焼き

昭和20~30年代から親しまれている郷土料理の山賊焼き。
ニンニクや生姜を効かせた醤油ベースのたれに鶏のももや胸の
一枚肉を漬け込み、片栗粉をまぶしてさっくりと揚げます。

10年位前から「地元グルメ」としての定着を目指して
市内の居酒屋や食事処。スーパーでも販売されています。
街でものぼりを目にします。

松本駅前のラーメン店でも、山賊焼きをラーメンに乗せて
提供しているお店もあります。お酒の締めとして
食べるサラリーマンのお父さんお兄さんもいます。

ちなみにこの名前である「山賊焼き」ですが
周りを山に囲まれているので、当然ながら昔は山賊が
いたそうで、人から物を取り上げていたそうです。

「人から物を取り上げる」→「取り上げる」→「鶏(を)揚げる」で
山賊焼きだそうです。名前には諸説あると言われていますが
思った方は大声でどうぞ。「ダジャレかよ!!」

名物その3:イナゴ・蜂の子

最近ではテレビでも取り上げられるようになり
「松本の人は虫を食べるんでしょ?」聞かれることも
ある昆虫食は、長野県の伝統食と言われています。

タンパク質の含有量が高く栄養分も豊富と言われ
昔はよく食べられていましたが、近年ではお酒の珍味として
知られています。

今でも小学校や幼稚園の給食で、イナゴの佃煮や蜂の子の
油炒めが出る所はあるようです。

名物その4:赤飯饅頭

赤飯饅頭と聞いて、はて?と思う方が殆どだと思います。
赤飯饅頭とは、文字通りお饅頭の中身がお赤飯なんです。
あんこは入っていません。本当にお赤飯だけ。

お饅頭とお赤飯なんて本当に合うのかしら?と思うでしょう?
これが合うんです。モチモチでほんのりと甘いお赤飯と
ふわふわのお饅頭の皮。これは是非に食べて頂きたい!

赤飯饅頭のルーツですが、その昔、お赤飯はとても贅沢品。
お殿様にバレない様に食べるにはどうしたらと考えた所
饅頭にすれば良いじゃん!と言う事で考案されました。

確かに小豆を砂糖で甘く炊いたものでさえ贅沢なのに
それをもち米と蒸すわけですから、超ド級の贅沢品ですよね。

松本ならではのおすすめお土産をご紹介!

おすすめその1:開運堂「真味糖」

開運堂の「真味糖」は、鬼胡桃と蜂蜜などを使った
和風ヌガーで、上品な甘さと胡桃の触感が堪らないお菓子です。
我が家でも県外の友人のお土産に持っていきます。

お茶やコーヒーに合うのはもちろんですが、この上品な甘さ故に
ブランデーにも合うお菓子でもあるんです。
お茶を嗜む方、お酒を嗜む方、双方に楽しんで頂けるかも。
 
大正中期に考案されたお菓子ですが、発売当初は断面の鬼胡桃が
歌舞伎の隈取化粧に似ていることから「歌舞伎くるみ」という
名前で発売されたそうです。

おすすめその2:飯田屋「あめせんべい」

松本市は毎年1月に「あめ市」が開催され、知る人ぞ知る
飴の聖地です。そんな松本で老舗の飴屋である飯田屋の
看板商品である「あめせんべい」。

粒子の細かい砂糖を使用して、ウエハースのように仕上げた
あめですが、「舐める」というよりは「食べる」あめです。
サクサク触感と口どけが味わえる不思議なお菓子です。

文字通り、ウエハースのように仕上げているので
道中の持ち運びは気を付けて下さいね?割れちゃいますから。
でも、お店の方で梱包材に包んでくれるのでご安心を。

おすすめその3:水城漬物工房「野沢菜(浅漬け)」

信州を代表する漬物と言えば「野沢菜」です。
こちらの水城漬物工房の「野沢菜(浅漬け)」は、長野県産を中心に
全て国産の原料を使用しています。

原料そのものの良さを損なわない製法で、野沢菜本来の
風味や歯ごたえを楽しめる商品となってます。ごはんのお供はもちろん
お酒のも合い、お土産にピッタリです。

松本市のグルメと名物のまとめ

いかがでしたでしょうか?
少しでも名物やグルメ、お土産の参考になってもらえたら
とても嬉しいです。

おすすめのお土産で紹介した「開運堂」ですが
「真味糖」の他にも黒糖を使用したバージョンの「真味糖大島」
ホロホロとした優しい触感の蒸菓子「開運老松」もおすすめ。

名物で紹介した山賊焼きも、お店ごとに調味料の
配合が違ったりするので、食べ歩いて自分のお好みを
見付けてみるのも楽しいです。

先にも言いましたが、お蕎麦は駅そばでも美味しいですが
個人的には、塩尻駅の「そば処桔梗」と松本駅近くの
ホテル飯田屋一階にある「駅そばイイダヤ軒」を推したい!

両店とも「これが駅そば!?」という感じです。
家族みんなこの両店が大好きで、月に1~2回ほど
食べに行く事があります。

そういえば「そば処桔梗」は、日本一狭いかもしれない
駅そば店として、テレビで紹介された事があるらしいです。
確かに改札側から入ると狭いか。

ここには上げる事が出来ませんでしたが、地酒も種類が
様々あるので、そちらも是非あなたに合うものを
探してみて下さい。

それではみなさん、松本にお越しの際は素敵な観光と
美味しいグルメ等を楽しんで下さいね。