子どもが産まれて夫婦喧嘩は増えた?我が家の場合




なんとも悲しいことに、子どもが未就園児のあいだに離婚してしまうカップルは思いの外多いようで…。

付き合っていたときはあんなに仲よかったのに。

新婚のときはあんなにラブラブだったのに。

芸能人でも、子どもがまだ小さいのに別居や離婚のニュースをよく見ます。

子どもが産まれると、そんなに夫婦の仲は変わるのでしょうか。

私たち夫婦は、付き合ってから今まで10年経ちます。

妊娠中まで、喧嘩をしたのはたった2回。

お互いそこまでイライラすることもないし、怒鳴り合う性格でもないので大きな喧嘩はほとんどしませんでした。

それが私が子どもを産んでから。

お互い怒鳴り合う激しい喧嘩をもう数えきれないくらいしています。

私が子どもを連れて実家に帰ったことも5回以上。

夫も家を出たことも2回。

こんなこと、子どもが産まれるまで想像もしませんでした。

なんで私たちはこんなに喧嘩ぎ増えてしまったのか。

子どもが1歳になるまでは、ほんと毎週怒鳴り合ってたと言っても過言ではないくらい。

とにかく私は毎日夫にイライラしていました。

子どもが3歳になり、ようやく喧嘩は落ち着きつつありますが…。

まだまだ数ヶ月に1度は激しく喧嘩します。

なんでこんなに子どもが産まれてから喧嘩するようになったのか。

なんで私はこんなに怒りっぽくなったのか。

冷静になれるときに、なんで子どもが産まれてから関係は変わったのか、考えてみました。

そして、3年かけて激しい喧嘩はどうやって落ち着いたのかもお話しますね。

できれば喧嘩はしたくないんです。

すっごくしんどいし、体力も精神もすり減っちゃう。

子どもにもつらく当たってしまって自己嫌悪になるし、もう悪いことしかありません。

できるだけ喧嘩しないように…。

気をつけていることももちろんあるんです。

今回は、冷静になれている今だからこそ、夫婦喧嘩の理由と夫婦喧嘩が減るようにしていることをまとめてみたいと思います。

喧嘩が絶えない…赤ちゃん時代

お互い寝不足が重なって…

子どもが産まれると、こんなに寝られないなんて私も夫も全く予想外でした。

とくに我が子は夜寝ない子だったので、8時間ぶっとうしで朝まで起きてたこともしばしば…。

こんなに寝不足がつらいなんて、初めて知ったんです。

もちろん、夫もミルクを夜中にあげてくれました。

交代でミルクを夜中にあげても、子どもの泣き声で絶対に起きちゃうんですよね。

寝不足が続いて、お互いイライラが止まらなかったような気がします。

夜になるのが怖くて怖くて…。

子どもが1歳なるまで夜泣きが毎日続いていたので、最初の1年はかなり辛かったのを覚えています。

お互いイライラを八つ当たりするように夫と喧嘩していました。

思い通りに予定が進まなくて…

子どもが産まれるまでは、私たちふたりの生活のなかに子どもが入ってくる。っていうイメージでした。

それが全く違う!!

子ども中心の生活に急になっちゃう!

こっちの寝たいときに寝られないし、休むこともできない。

外出もスムーズにいかないし、外でも予定外のことばかり。

遅くなったり、すぐに帰ってこないといけなくなったり…。

こんなに予定通りにことが進まないだなんて…。

とくに私は臨機応変に対応するのが苦手。

ちゃんと予定を立てていきたいタイプなんで、そりゃもうイライラしっぱなし。

一日のなかで達成感を得られない。

夫も休みの日は起こされ、家では仕事の邪魔をされ…。

子どもにイライラするわけにはいかないので、これもお互いにイライラしてしまってました。

そもそも赤ちゃんに触れる機会はなかった…

私も夫も、親戚や友達の子どもやら…。

大人になってから赤ちゃんに触れる機会が皆無でした。

だから赤ちゃんがなんで泣いているのか。

どうやって扱ったらいいのか。

赤ちゃんとどう過ごせばいいのか。

それが全くわからない状態なんです。

しかも、お互いの実家は遠いので、ほとんどふたりで育児をしていました。

私は何かあれば市役所に電話して聞いていました。

でも、夫はネットで調べます。

それの行き違いも、喧嘩の原因になりました。

平日は朝早く夜遅い夫で、私は赤ちゃんと一日中ふたり。

私は外に出ている夫を羨ましく思い、夫は赤ちゃんとずっといられる私を羨ましく思っていたようです。

それも余計に喧嘩に繋がりました。

今ふたりで気をつけていることは?

お互い大変なんだと思うこと

私は決して得意じゃない家事と育児で必死です。

一方夫は、満員電車に揺られて仕事に必死です。

その大変さって、お互い入れ替わってみないとちゃんとわからないですよね。

わからないからこそ、「楽してるんじゃないか」なんてお互い思うこともあるんだと思います。

でも、ホントは逆ですよね。

わからないからこそ、大変なんだとお互い思う必要があると思うんです。

実際、私はたまに電車に乗るとヘトヘトです。

夫も、私の美容院のあいだに子どもとふたりでヘトヘトになります。

お互い大変なことをしてくれていると思うのは大事と思います。

感謝の言葉をたくさん使うこと

子どもが赤ちゃんのころは、そこまで感謝の言葉を使っていなかったと思います。

むしろ子どものお父さんなんだから、オムツ替えをしてくれて当たり前。

ミルクもあげてくれて当たり前と思っていたからです。

そしてしてくれてないと、「なんでしてくれてないの?!」になっちゃってたんですよね。

今じゃお着替えをしてくれたら。

髪をくくってくれたら。

お出かけの準備をしてくれたら。

1日に何回でもありがとうと言うようになりました。

そうしたら、夫も私が食器を洗っただけでお礼を言ってくれるようになりました。

そして子どもまで、ごはんの準備をするとありがとうと言ってくれるんてす。

子どもの情報を共有すること

夫の帰りが遅いと、私も先に寝てしまって子どもの話ができません。

一日子どもと過ごすといろいろありますよね。

食の進みが遅かったこと。

ちょっと鼻水が出てきたこと。

いたずらをして叱られたこと。

ひとりで靴下を初めて履けたこと。

もう、話したいことがいっぱいなんです。

でも体力が持たなくて寝ちゃいます。

子どもの様子を見て伝えたいことがあれば、ノートに残すことにしました。

夫も子どもの様子を気にしていたのか、毎日読んでくれています。

なにかあったときは、前よりマメにラインもくれるようになりました。

喧嘩は激増…クールダウンの期間はうまく設けて

結果的に、子どもが産まれてから喧嘩は激増。

しかも、怒鳴り合ってたりするような激しい喧嘩ぎ増えました。

なんで喧嘩ぎこんなにも増えてしまったのか。

・寝不足で余裕がなくなって

・思うように予定が進まなくて

・赤ちゃんの扱いに慣れていなくて

体力的にも、気持ちにもなにも余裕がなかった。

そんな言葉がぴったり合うように感じます。

赤ちゃんなんて、大人の思うようにいかなくて当たり前。

でも小さくて頼りなくて、とっても心配。

それでも寝れないと、お世話をする気力も沸かない。

赤ちゃんのころは、嬉しいことよりも辛いことのほうが多かったのです。

さて、子どもは3歳になりました。

イヤイヤ期はあり、おしゃべりは苦手なものの、少しは話せます。

自分で歩いてくれます。

ご飯も大人と同じものを食べられることもできます。

自分で靴も履けるし、椅子にも座れます。

ベッドにも登れます。

だいぶと気持ちにも余裕が出てきました。

気持ちに余裕が出ると、喧嘩しないようにするにはどうしたらいいかを考えられるようになったんです。

・大変なのはお互い様だと思う

・感謝の言葉をたくさん言う

・小さなことでも子どものことを話す

今日、朝からおとうさんいないね。って子どもが言ってたよ。

この一言が会話にあるかないか。

それだけでもかなり違ってきたんです。

夫はいないときも子どもが自分のことを話題にしてくれて嬉しいんでしょう。

ニコニコしながら子どもの寝顔を見ます。

もちろん、子どもはまだ夜泣きするので満足には寝られません。

それでも喧嘩しそうなときは少し距離を置く。

順番に子どもと離れて一人になる時間を作る。

それをうまくできるようになった気がします。

今後も喧嘩は続くでしょう。

でも、子どもに見せると心配しますよね。

うまく夫婦もやっていかないとな…。

一生のふたりの課題になりそうです。