育休中の過ごし方どうしてる?長い休みを有意義に過ごしたい!




 長い妊娠期間、つらい陣痛を乗り越えてのご出産おめでとうございます。可愛い赤ちゃんは大変さを乗り越えたご褒美のようですよね。赤ちゃんは可愛いけれど、いつ泣くかわからない子どものお世話をする毎日は仕事とまたちがった大変さがあるかと思います。中には育児休暇中にも資格取得や仕事のスキルアップのための勉強など、ばりばり働くお母さんもいらっしゃるかと思います。

 ただ、休暇に入る前はあれをしようこれをしようと意気込んでいたけれど、いざ入ってみると思うように行かなかったり、疲労困憊でそんなどころでなかった、と言う話もちらほら聞きます(笑)せっかく赤ちゃんとゆっくり過ごせるお休みです、思い切ってのんびり過ごすのはいかがでしょうか。

 ですが赤ちゃんとのんびりと時間を過ごす中で、楽しいけれど漫然と時間が過ぎる毎日がもったいなく感じることもあるかもしれません。また赤ちゃん中心の生活の中で自分の時間がとれずストレスがたまることも。思いどおりの時間の使い方はできないかもしれませんが、こまぎれの自由時間をどんなふうに使ったらよいのか、実体験などをもとにまとめてみましたので、すこしでも参考になれば幸いです。

たらしい生活のリズムをつくる 

生活リズムをつける

 子供とともに寝たり起きたりの一カ月くらいを過ぎれば、少しずつリズムがついてくるのではないでしょうか。朝は寝不足つらい日もあると思いますが、起きて朝日を浴びる、午前中から活動することは、赤ちゃんの昼夜のリズムをつくるとともに自分の生活の立て直しにもなりました。やりやすい方法はそれぞれちがうと思いますが、私は掃除や洗濯は午前中に行って、昼間に散歩、帰ってきて寝付いたら家事はしないで自分の自由時間にする、と決めていました。

家事の時短にチャレンジする

 毎日完璧に家事をするのは難しいので、ちょっと気が付いた時にあちこち拭くとか、できるときにできることをしていました。毎日順番にいろんな所を掃除すれば、全体的に何となくきれいになると思うので!(赤ちゃんの汚れた服やタオルなど、洗濯は毎日大量で省略できませんが…)

 すぐ掃除できるようにあちこちにいらないタオルなどを割いたぼろ布をセットしたり、ほこりが付かないようにコード類をまとめて収納したり、棚の上の物を減らしたりしてはどうでしょう。積極的にものを捨てて片づけしやすくする、しまいやすいように棚を整理するなど、家事がスムーズにいくおうちを目標に、すこしずつ改造するのもおすすめです。例えば、台所の食材や調味料を整理することで、料理がスムーズに、また足りなくなってきた調味料などがチェックしやすくなれば買いわすれも減るかもしれません。

 ユーチューブなどみて、ミニマリストの生活を参考にするのが私は楽しかったです。まるで真似しきれないすっきり具合で、うっとりながめる趣味の時間もかねていましたが…。子どもの物が増えるので、自分の持ち物はなるべくシンプルに、家事が時短できると職場復帰したあとの助けにもなるのではないでしょうか。

リフレッシュの時間を持つ

時短でできるリフレッシュ方法を探そう

 簡単にできるリフレッシュ時間をもつのはどうでしょうか。子供がいるとどうしても自分にかける時間が少なくなってしまいますが、それでも毎日のスキンケアは自分にとってリフレッシュできる良い時間でした。たとえばシートマスクならゆっくり化粧水や乳液を付けられなくても、別のことをしながらケアできます。また思い切って高めのクリームを買って、良い香りでリラックスしたりするのもおすすめです。代わりにお化粧はシンプルに、さっとつけられるBBクリームや、カバー力もある日焼け止め探すと、短時間で身じたくでき、気分転換にもつながるかもしれません。

 またなかなか運動する機会が持てなくなるかもしれません。10分など短時間でできるヨガや体操などを見つけて、産後のリフレッシュと産後太りの予防にするのはいかがでしょうか。はじめは動画や本を見ながらでも、そのうちにポーズや動きを覚えていけば、ちょっとした暇を見つけては実践できそうです。

趣味の時間も時短で?!

 短時間でできること、家の中でできる趣味を持つのはどうでしょうか。途中で中断してもかまわないもの、ちょっとした時間で楽しめるよう、少ない準備・片付けでできることを探しました。

 例えば手芸なら、刺しゅう糸と針があればできる小さな刺しゅうはどうでしょうか。ベビーグッズの手作りはすてきですが、いざ始めてみると思ったより難しかったり、家にない道具が必要だったりするかもしれません。刺しゅうであれば100円均一で道具が揃いますし、子供の持ち物や洋服のワンポイントに刺しゅうすると、簡単な波縫いのステッチでもとてもかわいいです。やってみてハマれば、刺しゅう枠や本を買って色々なステッチを練習するとさらに楽しめるかもしれません。こどもが保育園や幼稚園に通い始めれば、もちものの手づくりを求められることがあるかもしれませんし、ちょっとした針仕事に慣れること助けになるかもしれません。

 出産前はだんなさんと2人の時間を過ごすのを楽しんでいた方も多いかもしれません。2人きりの時間は難しいかもしれませんが、ちょっとしたコミュニケーションに、一緒にできることを探すのもすてきです。

 たとえば一緒にはまれる映画や海外ドラマをレンタルして観るなどどうでしょうか。まとまった時間をとることが難しければ、テレビゲームもおすすめです。我が家の話になってしまいますが、子供が寝付いた隙を見て、夜な夜なマリオカートを楽しんでいました。すき間時間でも楽しめますし、自宅にゲーム機がない方でも中古ならソフトも含めて安く購入することができます。2人対戦もできますし、インターネットにつなげば世界のゲーマーたちとの対戦も可能です。短時間でも盛り上がり、よい気分転換でした。

職場復帰の準備も

職場に顔を出しておこう

 お出かけに慣れてきたら、迷惑でない範囲で職場に顔を出すのも良いと思います。子供の顔見せも兼ねて、人事異動や会社の最近の状況、ちょっとしたルールの変化などおしゃべりの中で教えてもらえれば復帰のイメージがつきやすくなり、おすすめです。

育児休暇中の過ごし方のまとめ

 いかがだったでしょうか。赤ちゃん中心の生活の中で、まずは生活リズムをつくり、家事を少しでも楽にこなせるように工夫すると自分の時間がとりやすくなると思います。家事の時間短縮には、物を減らすこと、家事の動線を考え気が付いた時にすぐに行いやすく道具などをセットすることがおすすめです。最近は100円均一など、安価で便利な道具を手に入れることができます。収納グッズや掃除・調理器具などいろいろ試してみるとよいかもしれません。

 趣味やリフレッシュの時間も短時間でこまぎれに行えるものだと続けやすいです。手芸などの作りもの、自宅でできる運動、映画鑑賞やゲームなど自分の興味のあるもので、少ない道具から始められるものを取り入れてみると気軽に始められそうです。ハマったものがあれば、さらに道具を買い足して楽しみを深めて行けそうですよ。長い育児休暇の過ごし方の一例としてお役に立てれば幸いです。 

 今まで共働きで夫と家事も分担されてきた方も多いかと思います。余談ですが友人の話で、キャリアウーマンから急に期間限定専業主婦になり、家事も仕事の勢いでほとんどをおこなっていたそうです。ですがそんな生活が続くうちに、それまで夫も家事を分担してくれていたのに全くしなくなってしまい、職場復帰後に大変だった、という人がいました。家にいる時間が増えると自動的に家事も中心的な役割になるかもしれませんが、職場復帰後の生活をイメージしながら、休暇中からパパにも育児・家事に積極的に参加してもらうとスムーズかもしれませんね。頑張りすぎず、ぜひ楽しい育児休暇をお過ごしください!