うつ病で仕事に行きたくない時の対処法とは?吐き気や涙は病気のサイン




以前勤めていた会社で、過労からうつ病を発症してしまいました。

幸い職場の上司や同僚にうつ病に対する理解があり、通院治療しながら通勤を続けました。

しかし気分は落ち込んだまま、夜も十分眠ることもできず、「この状態では仕事ができない…」と電話を入れて休む日が多くなりました。

また、頑張って出社したとしても退社時刻まで耐えられず、早退することも多くありました。

もちろん業務に支障をきたしますし、見るからに体調が思わしくないことから、それを見かねた上司から遂に長期休職を勧められ、1年程度療養しました。

再度出社が出来そうな状態まで回復したため、試用期間を設けたうえで復職を目指しました。

しかし、いきなり完璧に出社できるようになっていたわけではなく、やはり毎日定刻に出社し定時まで職場にいるということそのものが苦痛であることには変わりありませんでした。

朝起きて、体調の悪さを自覚したうえで出社に踏み切るまでがひとつの闘い、通勤途中に帰宅したくなる気持ちを抑えて会社までたどり着くのも闘い、出社後帰宅したい気持ちを抑えて定時まで職場にいることもまた闘い。

1日中がその場から逃げたいという衝動との闘いでした。

最終的には限界を感じて退職しましたが、試用期間をクリアし、正式に復職してから1年以上頑張りました。

職場の人とのコミュニケーションが苦手

逃げたくて仕方なかった

仕事に行きたくないと感じた一番の原因は、まずはうつ病に罹患していたので、出社して仕事をする気力そのものを失ってしまっていたからです。

与えられた仕事をやり遂げなければならないという責任感は持ち続けていましたが、それを遂行できる能力がないことも分かっており、逃げたくて仕方なかったのかもしれません。

早い段階で休職して治療に専念

罹患が分かってから早い段階で休職して治療に専念すればよかったですが、その判断を下すこともできなくなっていました。

また当時は自覚がなかったものの、仕事そのものがつまらなかったり、職場の人とのコミュニケーションが苦手だと感じていたこともあったのでしょう。

これは私が仕事から考え受け取るものが少なく、意義を見出す力が足りていなかったことや、コミュニケーションを取る努力も足りていなかった面も多くあり、そこは反省すべき点です。

健常者とは違う扱いを受ける

しかし、うつ病罹患を職場に申告して業務内容にも配慮していただくことで、単調な作業が多くなったり、周囲に気を遣われてしまったり、健常者とは違う扱いを受けることからくるものも一因ではないかと感じます。

配慮していただいたことはとても有難かったのですが、その当時の自分自身が、その状態を受け入れきれませんでした。

会社の上司や同僚に人間関係が壊れるような発言

とりあえず出社する

うつ病に罹患していましたので、仕事に行きたくない時、どうしても気分や体調がよくない場合は、会社に連絡して休みをもらいました。

あまり気分が良くないけれど仕事に行こうかどうしようか迷いが出る状態の時は「とりあえず出社する」と決めて家を出るようにしました。

出社後は、定時までの時刻を幾つかに分け、まずはその分けたうちの最初の時間帯の最後まで頑張る、まだいけそうなら次の時間帯の最後まで頑張る…という感じで、細かい目標をクリアしていくように心がけていました。

年休が時間単位で取得できる会社

途中でどうしても耐えられなければ、その時点で上司に報告して帰宅しました。年休が時間単位で取得できる会社だったので、1時間でも長くいることを目標にしました。

「今日はなんか気がすすまない…。」などと考え始めると、それで頭がいっぱいになってしまい、更に動けなくなってしまいます。

復職し働き続けるためにはとにかく行動で示さなければならなかったので、自分なりの行動マニュアルを作って守ればいいのだと割り切るようにしました。

主治医や担当心理士には細かいことも相談

なお、この時も通院は続けており、主治医や担当心理士には細かいことも相談し、日頃の辛い気持ちは病院で受け止めてもらいました。

このことで、会社の上司や同僚に人間関係が壊れるような発言はしなくて済みました。

仕事に行きたくない時のまとめ

仕事に行きたくない状態がずっと続くようであれば、そもそも仕事内容か職場の人間関係が合っていないのだと思います。

もしもそこで何らかの学びを見出せるのであれば、少々辛くても頑張って仕事に行き、十分学んだと判断した段階で転職すれば良いでしょう。

お金の為にでも耐えられないようなら、可能な限り転職することをおすすめします。うつ病など精神的疾患に罹患してしまうと、仕事どころか日常生活に支障をきたし、無理して得るものよりも失うものの方がはるかに大きくなってしまいます。

行きたくない気持ちが一時的なものであったり、明らかに原因が分かっている場合は、気分転換もしながら少し時間が過ぎるのを待ちましょう。

職場・仕事、そして自分自身に大きな期待を持っているのに、それが叶わなくて嫌気が差してはいないでしょうか。

自分自身の力を客観的にみて、小さな成功を積み重ねていくなど、自分を評価する方法を変えてみるのも良いかもしれません。

最後にどんなに仕事に行きたくなかったとしても、無断欠勤、無断早退は絶対にやめましょう。職場での立場や、退職後を含めた後々の自分の評価に悪影響しかありません。

社会人として最低限のルールは守ること。そこに私情は要りません。誰かに手伝ってもらってでも、淡々と必要な連絡をすれば良いでしょう