仕事に行きたくなくて朝泣いて休んだ私が選んだ退職という選択肢




主人が転職した事がきっかけで少しでも家計の足しになればと思い、私はそれまでの午前中のみのパートを辞めフルタイムに近いパートに転職しました。

転職した先では子供の学童利用の関係で最初の2週間ほどは時短勤務にしてもらったり、仕事を教えてくれていたAさんという事務員さんも親切だったのですが、子供の学童が利用できるようになり本来の勤務時間になった頃からAさんの態度が少し変化してきました。

それまでは私が仕事の事を聞くと「それは、こうするのよ」と教えてくれていたのですが、本来の勤務時間になってからは「だから、この前言ったじゃない!」、「私も貴方の仕事は前任者が辞める時に引き継いだだけで本来の仕事は別だから、細かい部分は知らないから他の人に聞くか、引き継ぎ書を見て!」
と言われるようになりました。

そこで引き継ぎ書を見たりしたのですが、この引き継ぎ書というのが仕事の一連の流れやポイントが書いてあるというのではなく、業務で使用するパソコンのスクリーン画面がプリントアウトされていてそれにメモ書き程度に書いてあるというものだったので、入社直後の人がそれを読んで業務を行えるものにはなっていませんでした。

だから引き継ぎ書を読んでもイマイチ分からない事が多く、Aさんに聞くと上のような事を言われ「仕事が分からないまま仕事をしている」という日々が続くようになりました。

仕事で分からない事を聞いても
教えてくれない

記入の仕方はメモ書き程度しかなかった

私が仕事に行きたくないと感じるようになった原因は、Aさんの「仕事で分からない事を聞いても教えてくれない」という態度が大きな原因にはなっていましたが、直接的な原因は私がマイナス伝票(赤伝)をおこさなければならなくなった時に、初めてする業務なのでAさんに聞くと引き継ぎ書からマイナス伝票の記入の仕方の部分をバッと開いて「はい、この通りにやってね!」と私の机に置いていったのですが、そこには記入サンプルがあるだけで、記入の仕方はメモ書き程度しかなかったので初めて作業する私は「これを見て、どうしろというんだろう?」と思いました。

他の社員さんがいる中で大声で叱責

更にAさんはそのマイナス伝票を相手先にその日中に郵送しなければならなかったのをきちんと伝えてくれず、それを私の責任であるかのように「だから、今日中に送らなきゃいけないって言ったじゃない!」と他の社員さんがいる中で大声で叱責するように私に言ったのです。

私はこの一件があってから「ここで働くのは私には難しいのかな?

けどまだ試用期間中だから、もう少し頑張った方がいいのかな?」と悩むようになりました。

徐々に朝起きれなくなった

それからもう一つは毎日何度かやり取りをしていた工場の社員さんで言い方が割と人がいて、私がその社員さんが知っている事を聞いても「それは僕の担当じゃないから」と言われたり、棚卸し作業を一緒にした時も私は初めてなのでリストの位置が分からず、「この商品どのリストにのっていますか?」と聞くと、「自分で調べなさいよ!」と言われてしまいそんな言い方も辛くなり始めました。

こうした事が重なり、私は徐々に朝起きれなくなったり、仕事に行こうと家を出ようとしたり、帰って来ると涙が出たりして「休みたい」と思いながら仕事に行くようになっていました。

退職願を郵送するという形で辞めました

普段の生活に支障が出るように

仕事に行きたくないと感じるようになってから、しばらくは我慢をしていたのですが日が経つにつれ涙が出るだけではなく、夜眠れない・朝起きれない、食事が出来ないとそれまで問題なく出来ていた家事が出来なくなったりと、普段の生活に支障が出るようになってきました。

このままだとうつ病になるよ

それで主人に「しばらく仕事を休んだら。その状態で仕事をしたところで仕事が出来るとは思えないし、このままだとうつ病になるよ」と言われたので、仕事を数日休みました。

この時「体調不良」という事で休んでいたのですが、休んでいる間にAさんから「メール連絡が溜まっているから、アドレスリストはどこなの?」、「この業務の納期連絡は得意先にしているの?」と頻繁にメールが届いたり電話がかかってきていました。

会社や仕事の事を考えるだけで、泣いたり、気分が落ち込んだり

私が休んでいるので、Aさんが代わりにしなければならないのは分かるのですが、私が担当する前はAさんがされていたから出来ないわけではないと思われるのに、そんなメールや電話がかなりひどかったのでメールや電話がくる度にドキドキしましたし、泣いてしまっていたので、自分の中で「もうこの仕事を辞めたい」と考えるようになりました。

そして、主人に「この仕事を辞めたい」と相談をし退職するという選択肢を選んだのですが、会社や仕事の事を考えるだけで、泣いたり、気分が落ち込んだりして退職願を会社に出しに行ける状態ではなかったので退職願を郵送するという形で辞めました。

仕事に行きたくない時のまとめ

今回の私の退職については私がフルタイムの仕事を焦って探して決めた故の結果と思っているのですが、もしもどうしても「仕事に行きたくないな」と感じたら、出来る事なら休むもし無理なら早退してみるという方法を取ると少し改善されるのではないかなと思います。

ここで早退はあって「遅刻する」というのがないのは遅刻だと「あ~、これから仕事に行かなきゃいけないのか」と気分が滅入って更に行きたくなくなるから、あえて「遅刻する」はのせませんでした。

但し、早退や休むというのは行きたくない原因がセクハラやパワハラもしくはイジメでなく「今日はなんだか仕事に行きたくないな」という時には有効ですが、もしもセクハラ・パワハラ・イジメといった「自分の精神衛生上耐えられない、普段の生活に支障がでる、自殺を考えるようになる」等の場合は、私のように
「仕事を辞める」という選択肢を選んだ方がその後の貴方の生活や人生を守る為には得策ではないかと思います。

この時、生活への不安があるかもしれませんが先の不安を考えるよりも、今貴方に起こっている身の危険といえる出来事を解決しなければ、先はありません。

実際私も辞めた後は「主人が転職したばかりでお給料が安くなって、生活できるだろうか」という不安はありましたが、幸いにも2か月くらい後に現在のパート先に入社できたので、今では前職を辞めて良かったと感じています。