子猫を我が家に迎えました!育て方とその際に注意する事とは?




新しい家族との出会いって,突然やって来たりしませんか?
ペットショップでの一目惚れ。道端での出会い。わんにゃんの譲渡会。
どこに転がっているかは、分かりませんね?

さて、ペットを迎えるに辺り、ごはん皿や遊び道具等の準備が
必要となってきます。他にはケージの置き場所、危険物の排除なんかも
必要です。我が家でも猫が数匹いますが、充電コードの避難は重要でした。

でも、ペットショップや譲渡会で迎える場合って、諸々の準備は
大方は済んでいるでしょう。しかしこれが、捨てられているのを、保護したり
した場合って、当たり前ですが何も準備が出来ていません。

初めて拾った人なんかは、その場であわあわしてしまうし
何をどうすれば良いかも考えが浮かぶ人は、少なくないでしょう。

私が小学3年生の頃に口が堅く結ばれたコンビニ袋の中に
4匹の生後間もない子猫が入っていた時はどうしたら良いか
分かりませんでした。

今回は子猫を拾った人の為に、何をどうすれば良いか。何が必要か。
早々に準備が必要な物。そういった物を、ここに記せたらなと思います。

少しでもこの記事が、子猫や面倒を見る人の助けになればと
私も嬉しいです!

子猫を拾ったら、まずは獣医さんに連れていきましょう

何より先にする事。子猫は絶対に獣医さんへ連れて行きます!

子猫を拾ったら、まずは獣医さんに連れて行きましょう。
拾ったばかりの子猫は、体が弱っていたり、病気になっている事が
あります。また、ダニやノミが付いてたりします。

猫を飼っている人は、かかりつけの獣医さんがいると思うので
そちらへ伺って下さい。そのような所が場合は、スマートフォン等で
近くの獣医さんを検索して連れてってあげましょう。

この時に、少し検索した獣医さんの評価を気にしてみましょう。
場合によっては、不快な気持ちになってしまう事があるかもしれません。

体を冷やさない為に湯たんぽで保温

保温は欠かしてはいけない重要なものです。体が冷えてしまうと、
風邪を引いたり下痢をしてしまい、下痢のし過ぎで脱水症状になって
しまう事があります。

拾ってすぐの場合は、コンビニや自販機で温かい飲み物を買って
ハンカチやタオル等で包んで、子猫を温めてあげましょう。
その場合は、2~3本買っておくと中身を出して、家でも
湯たんぽとして使えます。

ジャム瓶等も湯たんぽに使えますが、使う際は子猫も自分自身も
火傷に気を付けて下さいね。瓶を包むのには、使わなくなった厚手の
靴下が向いています。

タオルやブランケットも保温の重要アイテム

子猫を入れる箱とタオルやブランケットも必要となります。
箱は子猫の大きさに寄りますが、ミカン箱やそれに近い箱は
大きさ的にもおススメです。

湯たんぽを入れた際に、逃げ道を作っておく必要があるので
あまり小さい箱は、おススメ出来ません。また、中に入れるタオル等は
爪を引っ掛けないように、あまりほつれていない物が良いですね。

ブランケット等もあれば、子猫をあったかで安心です。
我が家でやっていたのは、箱にタオルや家族の匂いが付いたTシャツや
ズボンを湯たんぽと共に箱に入れ、ブランケットを箱の上に
掛けていました。匂いで安心するそうです。

子猫の食事には気長に構えてあげましょう

生後四週までまだまだ赤ちゃん。授乳期はミルクを飲ませましょう

生後4週間までの子猫は高脂肪で高たんぱくの栄養たっぷりの
ミルクだけで育てます。母猫がいるようなら、母猫の母乳で育てるのが
一番です。体の成長やウイルスから守る免疫抗体を与えてくれるので。

拾った子猫や母猫の母乳争奪戦に負けてしまった子猫には
ミルクを飲ませてあげましょう。子猫用ミルクは、高たんぱくや
高脂肪で乳糖が調整されているので、子猫がおなかを壊す心配はありません。

子猫用ミルクは、子猫専用の哺乳瓶に入れ、ひと肌に温めてあげてから
飲ませてあげましょう。ミルクを作る際に、分量をしっかり確認
して作りましょう。

ミルクが薄すぎると、子猫はすぐにお腹を空かしてしまいます。
また、ミルクをあげる際に哺乳瓶を押したり、仰向けにして
飲ませるのはやめて下さい。
気管に入ってしまう事があるので、子猫のペースで飲ませましょう。

ミルクの前に焦らずゆっくりとおトイレ

ミルクの前におトイレを済ませておくと、たくさん飲んでくれます。
おトイレをさせる時は、濡らしたガーゼやティッシュでお尻やお股を
刺激してあげます。

たまにおトイレをさせている時に、仰向けになる子がいますが
その体制の方がしやすいみたいなので、自由な体制で焦らず
じっくりとさせてあげましょう。

あまりゴシゴシ擦ってしまうと、赤くなったり擦れたりしてしまうので
気を付けてあげましょう。

大人ご飯に興味を示したら離乳食を少しずつあげてみよう

生後4~8週目辺りになると、固形のご飯に興味を持ち始めますが、
まだまだ小さいので、ドライフードをふやかしてみたり
子猫用の離乳食用の缶詰を、少しずつあげてみます。

それでもやはり、興味を持ち始めたばかりなのでまだミルクを
欲しがるので、あげて下さい。
ミルクを混ぜてあげると、更に興味を持ってくれるかもしれません。

この時に、水を飲む練習も一緒にやると良いです。中々飲まない子には
スポイトで少しあげたり、水飲み場をいくつか作ってあげると良いでしょう。

8週目にもなると、いよいよ大人ご飯を食べるようになります。
とは言っても、急にうまく沢山食べられる訳ではないので
ドライフードと一緒に、ふやかしたドライフードや離乳食用缶詰を

交互にあげたり、混ぜたりしてあげてみて下さい。
我が家では、子猫用ドライフードをふやかしたり、パウチの物や
離乳食缶詰をあげて、大人ご飯に移っていきました。

この頃の脱水症状には気を付けて!

気を付けなければいけないのは、ドライフードを食べるようになって
水分が少ないという事です。小さい頃はミルクでお腹を満たすと
同時に、水分も一緒に取っていました。

大きくなるにつれて、ミルクを飲まなくなるとお水を飲まないと
いけませんが、先にも言った通り水を飲む事が下手な子もいます。
そんな子には、スポイトを使って少しずつ飲ませてあげましょう。

冷たいままだと嫌がるかと思いますので、ミルクと同じように
ひと肌に温めてあげて、飲ませてあげて下さい。

子猫の育て方と注意のまとめ

いかがでしたでしょうか?
少しでも子猫の育て方の参考になりましたでしょうか?

動物が家族になるというのは、本当にどこで縁があるのか分かりません。
私も生きてきて、何度か猫を育てる事が何度もありましたし
そのほとんどは捨て猫でした。

長生きした子もいれば、体が弱くて数週間で天に召されたり
持病で突然逝ってしまう子もいました。でも、家族に迎えると
いうのは、そういう事なんですよね。

動物を飼うという事は、命を預かるという事です。小さな命を
最後まで見届けるという事です。

私がこの記事を書かせて頂いたのは、病弱で長く生きられなくても
少しでも寂しい思いをしなくて済む子達がいるように。

そして、心優しい方もつらく悲しい思いをしないで済むように。
そう思って書きました。もし誰かが、子猫を拾って
どうしたら良いか分からないと思ったら、少しでも助けになるように。

今年我が家で生まれた子達で、3匹のうち2匹が未熟児で
どこを調べても、育つか分からないとあり暗くなっていましたが
未熟児でも育つというのを読んで。すごく救われました。

そこまでいかなくても、私の書いた物を読んで少しでも
良かった。助かったと思って頂けたら、幸せです。