お宮参りっていつまでに行けばいいの?冬生まれの赤ちゃんの場合




生まれたばかりの赤ちゃんと、お母さんたちとの初めての行事。
それはやはり、「お宮参り」ではないでしょうか。

土地柄や家柄によってもさまざまなやり方のお宮参り。
それでも一般的には、だいたい「産後1ヶ月」に行う家族が多いです。

お宮参りといえば、神社にお参りに行くイメージがないですか?
でも、それって季節がかなり影響しない?
ちょっと心配ですよね。

そうなんです!
なにせ、生まれたばかりの赤ちゃんと、産後の回復まっただ中のお母さんも一緒。
そうなると、やっぱり気候は気になりますよね。
とくに夏生まれ、冬生まれの赤ちゃんは、お宮参りはちょっと厳しそう…。

お宮参りって、絶対に産後1ヶ月じゃないといけないの?
時期をずらしてもいいの?

そもそもお宮参り自体が、なにをするのかわからない…。
なんて、お母さんの声も多いものです。

いまさら人に聞けない!
お宮参りのことからカンタンにお話します!

なかでも冬生まれの赤ちゃんのお母さんはご注目。

我が子は真冬に生まれたので、お宮参りの時期は極寒!
そしてインフルエンザがかなり猛威をふるった時期でした。

冬生まれの赤ちゃんはどうやってお宮参りをすればいいのでしょう。
ぜひ、体験談を参考にしてくださいね!

お宮参りは産後1ヶ月じゃないといけないの?

お宮参りってそもそもなに?

お宮参りは、赤ちゃんが生まれてから初めて、その土地の守神がある場所に行くことを意味します。

約1ヶ月、赤ちゃんが健やかに育ったこと。
そして、今後の赤ちゃんの成長を祈祷してもらいます。

正確には、男の子は生後31日目。
女の子は生後32日目に行う。
とも言われますが、その土地や家によっても異なります。

赤ちゃんが健康にすくすく育つように。
日本の伝統的なイベントです。

絶対に産後1ヶ月なの?

「絶対に産後1ヶ月」と、決まりはありません。
だいたいこの時期に行うことが一般的ではあります。

それでも赤ちゃんの体調。
お母さん、また家族の体調。
そして、気候や天候。
さまざまな要素がありますよね。

そのために、まずは赤ちゃんとお母さんの体調を見て決めましょう。

ただし、生後100日ごろには、今度は「お食い初め」というイベントがあります。
そのため、時期をずらしても生後3ヶ月以降にずらすかたはほとんどいないようです。

冬生まれの赤ちゃんは?

気候で悩むのは、やっぱり夏場、冬場ではないでしょうか?

冬生まれの赤ちゃんがお宮参りに行く場合。

厳しい寒さの地域は、積雪で足をとられないように気をつけましょう。
また、駐車場から祈祷してもらう場所までの距離など、事前に確認をしておくといいですね。

寒さ以外にも、冬場は風邪やインフルエンザも流行っています。
赤ちゃんはもちろん、産後疲れ切ったお母さんは免疫が弱っています。

晴れていて比較的寒さが弱まる日を選ぶ。
または、春先まで時期をずらしてもいいかもしれません。

お宮参りの体験談!冬生まれの我が子の場合

お宮参りの時期はずらして

冬本番に生まれた我が子。
生後1ヶ月を迎えるころは、かなりの寒さでした。

そしてなによりも、私の体調の悪さ。
インフルエンザが非常に流行っていたこと。
その点を加味して、お宮参りの時期をずらすことに。

気候が穏やかになった春先。
我が子は生後3ヶ月を迎える直前。
お宮参りに行くことに。

お宮参りの時期をずらすことにより、デメリットもあれば、メリットもあります。
その点をご紹介します。

時期をずらしたデメリットは?

気候も穏やかになり、我が子も首がすわってきた生後3ヶ月ごろ。
思いもよらぬことが、お宮参りの時期をずらしたデメリットになりました。

生後3ヶ月ごろになると、赤ちゃんの目も生まれたばかりより
ずいぶんとよく見えます。

「ここは家じゃない!」
と、いろんなことがよくわかるようで…。

ご祈祷中はずーっと大泣きでした…。

行司さんの姿も、ご祈祷の声も違和感。
そして、いろいろ見えるものだから泣いて泣いて大変!

私が産着といっしょに抱っこしていたのですが、
重いし泣くしで大変でした。

もちろん時期をずらしたメリットも!

もちろん時期をずらすメリットもあります!

生後3ヶ月も赤ちゃんのお世話をすれば、
ずいぶん赤ちゃんとの生活にも慣れるもの。

そのため、外出先での授乳やオムツ替えなども
スムーズに行うことができました。

そしてやはり、天候がよければ気分がいい!

ずっと赤ちゃんのお世話で部屋にこもりきりだったぶん、
あたたかい日差しはとても気持ちが良かったです。

きれいに咲いた梅の花と、家族で記念写真を撮ることもできました。

お宮参りはいつ行っても大丈夫!

結論から言えば、お宮参りは生後1ヶ月ごろに行かないといけないわけではありません!

生後1ヶ月ごろは、まだまだ赤ちゃんは体力も弱く
首もすわっていないので全身ふにゃふにゃです。

そして、産後のお母さんも疲れがとてもたまる時期。

出産後のダメージの大きい身体。
悪露がまだ続いているなんてかたもいるかもしれません。

そしてなにより、睡眠不足でしんどい時期ですね。

・赤ちゃんとお母さんの体調を第一に
・天候もよく考えてお宮参りの予約を取る

冬場、雪の多い地域はとくに注意が必要です。

・天候のよくなる春先まで時期をずらす
・屋外にいる時間を短くする

なんらかの対策を考えたほうがよさそうです。

私は実際にお宮参りの時期をずらし、
我が子と夫と3人で神社に行きました。

やはり春先にすると天候がよく、いい気分転換になりました。

しかし、目が見えてきた我が子はお宮参りのただならぬ雰囲気にびっくりし、
終始大泣きでした。

それでも泣いている赤ちゃんを抱っこしたり、
授乳して気を紛らわせたりと、赤ちゃんとの生活に慣れてきたので
家族3人でも大丈夫だったと感じます。

お宮参りは地域や家によってもやり方が違ってくるので、
ぜひ両親にも相談して段取りを決めたいですね。

赤ちゃんとの初めての家族行事。
ステキな思い出になりますように…。