大矢田神社もみじ谷のひんここ祭りと紅葉の見所と駐車場情報




岐阜県美濃市にある大矢田神社は、江戸時代に建てられ重要文化財にも指定されいる須佐之男命を祀る由緒ある神社です。

大矢田神社一帯の楓谷には、約3,000本のヤマモミジの原生林があり、秋~初冬にかけ見事な紅葉が楽しめる、自然豊かな観光スポットです。

樹齢の長い大木や、二股に分かれて育つ「夫婦杉」等もあり、紅葉と合わせて映える写真がとれます。

かつて、仲間由紀恵が主演する映画「大奥」の撮影に使われた事もあり、神社境内の紅葉と、長く続く石段が雰囲気を出しています。

毎年11/23日には地元の奇祭「ひんここ祭り」があり、観光客が多く訪れ、この11/23日を中心に、神社境内では出店もあり、地元の名産「五平餅」が味わえます。

ひんここ祭りでは、農民を模した人形を悪竜が遅い、それを須佐之男命が助けるとう演劇で、山の腹部に作られた舞台で、紅葉に囲まれながらその舞が見られます。

車で向かう人がほとんどですが、11/23は混み合うため、神社の麓に臨時駐車場が設けられる他、地元の小学校も駐車場として利用できるようになっています。

美濃市は自転車レースのコースにも選ばれているので、ロードサイクルをされる方は自転車でのお越しの方が、渋滞も苦にならず楽しめますよ。

大矢田神社のひんここ祭りは11/23の1日だけ

拝観料等は必要ありませんが、駐車場で300円必要

大矢田神社のひんここ祭りは11/23の1日だけですが、紅葉はその前後も楽しめます。

拝観料等は必要ありませんが、駐車場で300円必要になります。

紅葉シーズンの週末はそれなりに人がきますが、渋滞が発生するほどではありませんので、紅葉を楽しみたいのであれば11/23以外の方が良いでしょうね。

神社周辺は田舎らしい集落の風景ですので、離れた駐車場に車を止めて歩いても、気持ちの良いウォーキングだと思えます。

実は岐阜県は各地に五平餅があります

また、ここで食べられる五平餅ですが、実は岐阜県は各地に五平餅があります。
地域によって味や形が違いますが、ここの五平餅の特徴は甘い味噌に刻んだ柚子がのっている事。

焼きたては味噌に加え柚子の香りがよく立、風味豊かな美味しい五平餅です。

シーズン中は出店もあり、中には焼き鳥やビールが飲めるところもあります。

神社境内なので深酒するのはバチが当たりそうですが、紅葉を見ながら飲むお酒は美味しいですよ。

車で10分程のところに「プントミーノ」というイタリアンのお店

近くに飲食店の選択肢は少ないですが、車で10分程のところに「プントミーノ」というイタリアンのお店があります。

可愛らしく雰囲気の良いお店で、清流・長良川沿いにある美味しいお店です。

ランチなら1500円~選択が可能で、もちろんディナーも、予約すればコース料理も楽しめます。

紅葉シーズンには3000本のヤマモミジが赤く染まり、きれいな景色が楽しめます

山頂では天気が良いと御嶽山まで見る事が出来ます

夏場の鮮やかな緑も、涼しげで良いですよ。

大矢田神社は「天王山」という標高538mの山の中腹にある神社で、本殿へ上がりそのまま登山道へも入れるようになっています。

程よい標高で、山頂では天気が良いと御嶽山まで見る事が出来ます。

神社への参拝や紅葉だけでなく、そこから登山を楽しめる神社も珍しいですよね。

最近ではロードサイクルを楽しむ方も増えています

そして、自転車。美濃市は信号が少なく、山、川の有る自然豊かな地域です。

国際自転車レースのコースに選ばれている事もあり、最近ではロードサイクルを楽しむ方も増えていますので、自転車で大矢田神社へ寄るのもオススメです。

ただ、11/23は車も渋滞し、歩行者もとても多い日になります。

最低限の熊対策はしてきた方が良いかも知れません

自転車でお越しの場合も、走行中は十分に注意する必要がありますし、熊の目撃情報もある地域ですので、最低限の熊対策はしてきた方が良いかも知れません。

大矢田神社から歩いて15分ほどのところに「喪山神社」という小さな神社がありますが、実は日本書紀にも出てくる神社で、この喪山神社のお告げで、須佐之男命を祀った大矢田神社が出来たという言い伝えがあります。

地元の人しか参拝しないような神社ですが、一度よってみたいスポットです。

まとめ

大矢田神社のひんここ祭りについてのまとめです。

・日時 11/23(祝) 人形が舞うのは午前11時30分から午前12時、午後2時から午後2時30分の2部制
・住所 岐阜県美濃市大矢田2596
・アクセス 東海北陸道 美濃ICより車で10分
      JR岐阜駅から岐阜バス高美線「大矢田神社前」下車、徒歩30分
・駐車場 神社境内すぐそこ・徒歩5分の臨時駐車場・徒歩10分の臨時駐車場・徒歩20分の地元小学校  駐車料金300円
・トイレ 境内内にありますが、流せるティッシュ等持参した方が良いです。

紅葉をゆっくり楽しみたい方は11/23以外の日がオススメですが、最近の紅葉の具合から、12月上旬くらいの方が、紅葉が鮮やかに見られるかもしれません。

御朱印もいただけます。和紙の街、美濃らしく、本美濃紙 400円、美濃手すき和紙(もみじの葉入り) 400円

美濃手すき和紙(もみじの葉入り)(落水) 400円、美濃機械すき和紙 300円

と、和紙に書かれた御朱印が手に入るのも、大矢田神社ならではですね。

シーズンを外していく際は、社務所があいているかどうかは、事前に確認しましょう。

長い石段の途中にも、様々な神様が祀ってあります。

石段とは別に、坂で上がれる道もありますが、登りは階段、帰りは坂道で違う景色を楽しむ事をオススメいたします。