実家に私は住んでいるのですが、母親の家事を手伝うことがあります。洗濯物を干すことも当然家事の中にあります。
良い天気の中、洗濯物を干すのは気持ちよく、ストレス発散にもなるのですが、イライラすることがあります。それは、洗濯バサミがたびたび「ポキン、ポキン」と折れることです。
洗濯バサミ単体のもの、洗濯バサミがいくつもぶら下がっているピンチハンガーのどちらもこの現象が起きて「あーっ!」とイライラします。
テンポよく気持ちよく干しているのにこれはストレスになります。恐らくこの様な経験は私だけではなくたくさんの人が経験していることだと思います。
少しでもこの様なことを避けられたら良いなと思い今回記事にしました。色々な洗濯バサミの特徴やオススメのもの等為になる洗濯バサミについての情報を伝えられたら良いなと思っています。
洗濯バサミのいろは
なぜ折れるのか
洗濯バサミが折れる理由として次の4つの要因があります。
1.紫外線にさらされる、4.風雨にさらされる、3.酸素に触れて酸化する4.気温の変化です。
これらいずれかあるいは原因が重なり、洗濯バサミが劣化し、洗濯バサミが開く際に力が加わり折れます。
洗濯バサミの素材の種類と特徴
素材として次の3点があります。
1.プラスチック2.金属（アルミ、ステンレス）3.木材
1のプラスチックは白黒やカラフルなものまで色がたくさんあります。
またプラスチックにはPP（ポリプロピレン）、PE（ポリエチレン）、PC(ポリカーボネート）と様々な種類があります。PPやPEは比較的安価です。
2の金属は金属特有の光沢がありシックなデザインです。なんといっても丈夫です。
3の木材は木材特有の温かみがあります。
折れやすい素材
もろくなり折れやすい洗濯バサミはPPやPEを素材として作っているプラスチック製の洗濯バサミです。
PPとPEは耐候性（紫外線や風雨等の自然現象に対して劣化しづらい性質）が低いため折れやすいです。
木材に関しては、木材の種類によりますが、強度がプラスチックや金属に比べ弱くまた、水分を含むと腐ってしまう恐れがあります。
またその他の要因（紫外線や酸化）によっても折れる可能性があります。
これら2つの素材にくらべ、金属の洗濯バサミはその点、耐候性に優れており劣化もしづらく折れにくいです。
洗濯バサミマスターになるために
オススメのピンチハンガー
洗濯物を吊るすタイプのピンチハンガーの中から今回はオススメしたいと思います。
結論からいうと、金属製のピンチハンガーがオススメです。トータルコストと環境面から判断しました。
木材のピンチハンガーはないので除外しました。
価格はプラスチック製に比べ高い（PCは除く）ですがプラスチック製は折れやすく買い替える頻度が高くなります。
その為、トータルコストを考えた場合、金属製がオススメです。
約50個のピンチ（洗濯バサミの部分のこと）つきのピンチハンガーで比べた場合、金属製のピンチハンガーは1つの相場が2,000円～3,000円程、一方PE、PC製のプラスチック製のピンチハンガーは1つの相場が500円～1,000円程です。
6回買い替えると金属製1つと同じくらいの値段、下手をしたら2回買い替えると金属製1つと同じくらいの値段になります。
つまり金属製を1つ買った方がトータルコスト的に見てお得だということになります。
またプラスチックですが丈夫な、PCで出来たプラスチックピンチハンガーもありますが、金属製とあまり値段も変わらないのと環境面に問題があります。
よって金銭面と環境面から見て金属製のピンチハンガーをオススメします。
長持ちさせるには
どうしてもプラスチック製を使いたいのであれば使い方に気を付ける必要があります。
洗濯バサミを外に置きっぱなしにしない、投げない、重い服を少ない本数で吊るさない等日頃のケアが大事です。しっかりケアをすれば長く使えます。
もちろんこれは金属製にも当てはまります。金属製でさえ永遠に折れない、壊れないとは保証できません。金属製もしっかりケアをすればもっと長く使えます。
ユニークなピンチハンガー
普通、ピンチハンガーはフレームとピンチが一体型ですが、これが独立していて、ピンチが劣化したら取り換えられるものもあります。
こういった様にメーカーも工夫して色々なピンチハンガーを製造しています。
また、洗濯バサミに関しても竹製の洗濯バサミもあったりとユニークな物も存在します。
まとめ
・洗濯バサミは自然現象で劣化して折れてしまう
・洗濯バサミには1.プラスチック製、2.金属製3.木材がある
・プラスチック製（PCは除く）、木材は折れやすく、金属製は折れづらい
・トータルコスト、環境面から金属製のピンチハンガーがオススメ
・工夫次第で洗濯バサミは長く使える
いかがだったでしょうか?洗濯バサミ一つとってもたくさんの種類がありますね。
個人的には木材のピンチハンガーが欲しいと思っています。とても温かみがあり可愛いですよね。
PPやPEのプラスチック製の洗濯バサミは本当によく折れるので勘弁して欲しいと思います。やはり洗濯物はテンポ良く、楽しく干したいですよね。
折れるのも外に出しっぱなしが原因であるのでしっかりケアすることが大事ですよね。ケアが面倒だったり、中に入れるのが面倒であれば金属製をオススメします。
洗濯バサミを選ぶ際は上のことを頭に入れて是非生活に役立てて下さい。
以上、洗濯バサミについてでした。
