江戸時代の風情が残る倉敷美観地区は白と黒のなまこ壁が美しい町並みがあります。
昔からの建物を改装した古民家カフェや雑貨屋などが多くあるので最近は若い人にも外国人にも大変人気なスポットです。
電柱は地中にあるのでどこを撮っても美しい景色を写真におさめることができます。町並みの真ん中には倉敷川が流れ、船頭さんが手で木舟をこいでいます。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。
日本らしい和風の建物が多いですが、洋風の建物もいくつもあります。たとえば日本初の私立西洋美術館の大原美術館はギリシャ神殿風の建物です。
石造りの重厚な柱が印象的な西洋的な建物です。また倉敷アイビースクエアはレンガ造りです。レンガの建物に蔦が絡まっているのでそれだけで写真映えします。
和と洋がうまく融合した場所が倉敷美観地区です。倉敷美観地区は岡山県内でもっとも有名な観光地で、岡山県は別名フルーツ王国とよばれています。
そのため倉敷美観地区では岡山のフルーツを存分に堪能できるスイーツを提供するカフェが多くあります。
おいしい新鮮なフルーツを食べられるだけではなく、写真映えもするので周りのひとに自慢できること間違いなしです。
倉敷美観地区へのアクセスはJR倉敷駅から徒歩約10分です
倉敷駅は新幹線はなく、在来線のみ
駅から歩いて行くことができる観光地です。倉敷駅は新幹線はなく、在来線のみです。
新幹線でお越しの場合は関西方面からだと岡山駅で乗り換えます。
広島方面からだと新倉敷駅で乗り換えます。四国方面から電車でお越しの場合は瀬戸大橋線に乗って岡山駅で山陽本線に乗り換えます。
車でお越しの際は周辺に駐車場があるのでそちらに停めてください。倉敷美観地区内は車の走行が禁止されています。
一番近くの市営駐車場は倉敷市立美術館まえ
ナビによっては倉敷美観地区内を走るように誘導するものもあるようで、時々車が迷い混んでいますが、通らないようにしましょう。
駐車場は市営が安いです。一番近くの市営駐車場は倉敷市立美術館まえのものです。お食事処は美観地区内に多くあるので食事には心配いりません。
和食はもちろん、イタリアンやフレンチとジャンルはさまざまです。
月曜日に休みを取るお店が多いのでこちらもご注意ください
お店によっては席数が少なかったり、人気メニューは現定数を設けたりしているのでお店を決めている場合は予約するのをおすすめします。
気を付けたいのがほとんどのお店が17~18時にかけて閉店することです。閉店時間が早めなので観光ルートをあらかじめ考えた方がいいかもいいかもしれません。
また月曜日に休みを取るお店が多いのでこちらもご注意ください。
倉敷の銘菓、むらすずめの手焼き体験
生みの親は橘香堂(きっこうどう)と言われています
倉敷美観地区の楽しみ方は先に紹介したフルーツのスイーツを食べることもありますが、体験ものもおすすめです。
いくつか体験ができるなかでおすすめなのが倉敷の銘菓、むらすずめの手焼き体験です。
むらすずめをつくるお店はいくつもありますが、生みの親は橘香堂(きっこうどう)と言われています。
橘香堂は岡山県内各地に店舗を構えています。JRの駅のお土産屋や地元スーパーでもむらすずめを買うことができます。
一番のおすすめが倉敷美観地区店
しかしそのなかで一番のおすすめが倉敷美観地区店です。このお店だけで手焼き体験ができます。
つまり焼き立てのむらすずめを食べられるのもこのお店だけです。むらすずめは和風のクレープのような和菓子です。
お店の方の指導のもとマンツーマンで体験
すが立った小さなクレープのような生地でつぶ餡をくるんだものです。手焼き体験ではお店の方の指導のもとマンツーマンで体験ができます。
熱い鉄板に生地をひきます。熱が通ったら素手でひっくり返します。この時熱がったら、ふだん料理をしていないことがバレてしまいます。
ひっくり返した生地にあんこを入れてふたつ折りにしてできあがり。いびつな形になっても自分が作ったむらすずめはとてもおいしく感じます。
倉敷の銘菓を食べられるだけでなく、自分で作って楽しい思い出ができるのでおすすめです。
まとめ
むらすずめの体験をしてむらすずめがおいしい!と思ったらぜひお土産に買って帰ってくださいね。
他にもフルーツのコラーゲンゼリーやジュースなどもあります。むらすずめの手焼き体験同様におすすめなのが、定番のくらしき川舟ながしに乗ることです。
川舟は道より少し低い位置に流れています。
歩くときとは違う目線で町並みを楽しむことができます。また船頭さんが舟をこぎながら歴史やうんちくを語ってくれるのもおもしろいポイントです。
くらしき川舟流しは舟に数と定員に限りがあるので気を付けてください。当日の予約のみ受け付けています。
乗りたいと思ったらまずは観光案内所で予約をしてください。すぐに満席になってしまったり、人数が足りずに別の便に乗ることになります。
舟では菅笠の貸し出しがあります。特に夏は熱いのでかぶったほうがいいでしょう。それに笠を被ったほうが風情があっていいですよ。
まるで江戸時代にタイムスリップしたような気分になります。
川舟以外にも人力車があります。こちらは高い位置から町を眺めることができます。人力車でもお兄さんが歴史などを語ってくれます。
時間や料金、ルートはさまざまな設定があるので自分にあったものを選んで乗ることができます。